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対人恐怖を生み出すマザーコンプレックスの原点は?

「リアルの異性」が苦手という
リアルの友人も少なくないので、
私も考えさせられることがあります。

何も異性と対峙することそのものが苦手、というケースだけでなく
結婚したけど折が合わず離婚した、という人も含めて
色々見てきました。

私自身も過去に自分が「マザコン男」だと思われたくない、
バレたら恥ずかしい思いが強かったので、
それをひた隠しにしようとしてきたのは事実で
あらゆる場面で異性をことごとく回避してきました。

辱めを受けるような思いだから
こんなん認めたくなかったが
自分がマザコンだということを認めなくてはならない。

自分の中のマザーコンプレックスは、どのようにして生まれたのだろう?

マザーコンプレックスに対してのやっかみ

「親がダメだと言ったから」と理由をつけて
手をつけなかったものがどれだけあっただろう?
親を理由にやらなかったことがいくつあった?

親を理由にするその度に、マザコンだのなんだのと言われたことがどれだけ?

自分自身「マザコン」だと思われるのが嫌で嫌で仕方ないから
「周りにバレバレ」とわかりつつも
それを伏せておきたかった、というのもあったんでしょう、

自分が「マザコン」であるということを乗り越えるために
「もう親の言いなりでない、手から離れた存在だ」と示すために
危ない橋を渡ることも多々ありました。

自分は親の手から離れた存在、そうは思っていても
本当の意味で一本立ちしていないというのが、
自分に対してのセルフリーディング結果が示してしまっている。

なぜ自分が年上女性に対して抵抗感、
苦手意識があったのかと言えばロジックは単純すぎる。
いわゆる「マザコン」だから。

自分の母親に対して「自分が逆らえない」「支配される」
そんな感覚が苦手意識として植え付けられているから。

家庭というフィールドでは
序列で言えば子供よりも両親の方が上なので
親が「カラスが赤だ」と言えば、子である自分も
「カラスは赤いんだな」と連なってしまう。

こういうのを「マザコン」と言って仕舞えばそうなのかもしれない。
いや「マザコン」ですね、

自分のことなんでハッキリ言いますが。

覆すことの叶わなかった苦手意識

自分より年長の女性に対する苦手意識のきっかけは
自分と母親との関係性の気まずさからくるものでした。

身近な年長の女性って誰か?といえば母親になります。
どう足掻いても母親しかいません。
祖母もいましたが、距離感が遠い人たちだから
一番距離感が近い母親の影響を受けて育ったのが正しいはずです。

年長の女性が苦手、ということで思い返してみると
新人の時に女性社員の先輩がOJTについたのですが
その先輩に対して、終始心を開いた記憶がないのが思い起こされます。

その先輩自体は気さくな性格で面倒見がとても良く、
とても人に好かれるいい人なのですが
私の内面の中での恐怖意識だったり抵抗感だったり
そういうのが邪魔をして打ち解けるに至らなかったのです。

子供の頃、母親に甘えるのにすら恐縮したのに、
ましてや赤の他人相手ならば、
抵抗があって然るべきともいえましょう。

学生時代、会社員時代通して色々取り組んだものの
そこへの苦手意識が拭えることはありませんでした。

終わりに

「魔女」が多いとされる魔法学校に行くようになって、
苦手意識だのなんだのって、そんなことを言ってられなくなりましたが。

「人を愛することも、この世界に生まれた楽しみだ」と
あるセミナーではありましたが、とてもじゃないが
私にそんな余力は持ち合わせていなかった、
というのが現実としてありました。

異性の相手が苦手だろうが、
結婚した後に関係不味くして離婚だろうが

その根底には自分の両親との関係性の気まずさがあったのは事実。

人の行動の9割が、生育過程の影響が大きくありますから。

人との関係性のまずさの打破を、何をもってすれば良いか?

一つは、マザーコンプレックスの打破がテーマになってくるでしょう。


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