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とあるコミュ障の話9。人間関係の戦いと、学びのギフト。
前回
https://note.com/starfalcon/n/n47cb86bba939
人間関係の、主に仕事において。
結局新卒の頃のコミュ障の苦労をどうやって抜けたかというと、
話しやすい先輩と対話することで
対人スキルの練習をしたというところ。
アルバイトもしたことなく、社会経験なしに、会社員になるということが
正直言って重荷でしかありませんでした。
人間関係での戦い
![](https://assets.st-note.com/img/1688774245214-YPpsLmiOmx.jpg?width=1200)
会社では「話しやすい人間に話しかける、話しにくい人間はスルー」
という結論を出して行動することにしました。
何かにつけて細かかったり、いちゃもんつけてきたり、
クセのある人間がとても苦手なので
そういう人間との対話を極力避けてここまでやってきた。
この極度のまでの選民思想が、
後々、私が相手をしたがらないタイプの人間を
突きつけてくる結果となった。
共同作業をする職業じゃなければ、人と話ししなくて済んだのに…
仕事上、話をしたくない人と対話するする必要があるものだから、
「自分で仕事相手を選べたらな」、とどれだけ思ってきたことか。
コミュニケーションスクールではコミュニケーションの基礎を教わったが
「苦手な相手をどうするか」の対処法までは教わっていない。
もっともそれを教わったところで、対処し切れたかどうか微妙ではあるか…。
「いかにそういう人間と会話しなければいけない機会を極力減らすか」
というところに神経をすり減らす毎日でした。
私がコミュニケーションスクールに一番期待していたのは
「苦手な人間の対処法」だったのかもしれない。
いやもしかしたら、それは教わったかもしれないが、あまり覚えていない。
コミュニケーションスクールでのギフト
![](https://assets.st-note.com/img/1688774284668-Pd0JIaZJla.jpg?width=1200)
これだけ書くと私が1年間コミュニケーションスクールで学んだことは
単なる「スクールに入ってカリキュラムをこなして安心した」
という結果に終わった感じになると思います。
社会人新人だから仕事を覚えるので精一杯で
正直スクールの復習どころでなかった、
と言えばそうかもしれませんが。
コミュニケーションスクールで1ヶ月の給料ほどの金額を払ったが
本気で身になったと言えるだろうか?
IT企業で働いているが、それ以外の業種の人と関わる機会を持てて
価値観を知り広げることができたのは良かったかもしれない。
人生の先輩である人たちの価値観を知ることができたし、
同じことで悩んでるのは一人じゃ無い、というのもわかったし。
1ヶ月の給料をスクールに使わなかったら何に使うのか?
酒を飲むとか旅行するとか、ロクなことじゃなかったろう。
それを考えればスクールに投資したのは決して無駄ではなかったのでしょう。
終わりに
営業マンに丸め込まれて契約してから卒業するまで
色んな思い出があったコミュニケーションスクールだが、
卒業してからは、スクール生と関わることはほぼなくなりました。
いや、元々連絡先を交換するだけで、無いに等しいものだった。
ただ、スクール生徒の思い出で印象深いことは2つ覚えています。
靖国神社に大勢で花見に行ったことと、ビジネスの勧誘を受けたこと。
スクール生とのオフ会の話は、忘れた頃にやってきました。
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