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とあるコミュ障の話7。心療内科の診断結果

前回

https://note.com/starfalcon/n/n3d6c3c127a2d

アスペルガーの診断が出たとして、障害者認定されれば
自分と他者の線引きができる。まず、それをやってからでいい。

会社を辞めるとかどうするのはそれからでいい。

後年も心療内科のお世話になったのですが、
その先駆け的な出来事が新人時代にありました。

周囲の猛反対に遭う心療内科行き

心療内科がやっているのは、多くは平日しかありません。
「自分はアスペルガーかもしれない」と思って

平日半休をとって心療内科に行きたい、と
同僚や家族に相談しましたが、反対にあいました。

なにしろ普通に考えて健常者ばっかりなんだから。
社会に慣れていないだけでないだろうか。

色々言われたんだけど、精神科のプロの意見を聞いて納得したかったから、
新卒の時の私は。

周りに溶け込めない性格なのは、何か理由があるはずなんだと。
それが発達障害かどうかっていうのが大事なんだと。

結果として、同僚や両親の反対を押し切って心療内科に行きました。

後年にも同じような出来事がありましたが、
同じような理由で心療内科行きましたね。

コミュニケーションスクールに行った時と同じ理由です。
「自分の知りたい答えを周りの人間は持っていない」から。

今思えば、コミュ障で人前で自信を持てないって、
誰も自分の悩みを持ってる人がいないので
それを打ち明けられる人を探していたのだと思います。

それにしても現代は、私のように新卒でも
心療内科に行く人が絶えないなと思います。

私のアスペルガー疑惑と違って、鬱とかまったく別の症状ですが。

結局、健常者だということ

半休とって心療内科に単身行ってきました。
結論で言えば、私は全然アスペルガーの類ではありませんでした。

自分がアスペルガーって自覚してる人は単身で心療内科に来ることは無いから。

自覚がないから発達障害なのだろうと。

要するに私は「ただのコミュ障」だと。

新卒の時に行った心療内科の話は今でも語り草ですが、

「あなたのように社会人新卒くらいの年代で一人で心療内科に来る人は珍しい。
あなたくらいの年齢なら普通は親同伴でくるから」と先生から言われました。

当時の世相では20代の人で心療内科きたりするのは
親同伴が割と普通、というような風潮だったようです。

今だと20代でも一人で病院行く人珍しくないんじゃないだろうか。

あれほど「(会社での自分は)まったく自信がない」と言ったが、
自分がメンタル弱者なのか強心臓のどっちなのかいまだに自分でもわからない。

当時の私はコミュ障なりに
「年齢が20過ぎたら決断に親関係ない」という信条は持っていました。

そんなこと言ったら、自分の人生の進路も、自分の友達も配偶者も
自分じゃ決められない人間になってしまう。

終わりに


若い頃は「人を探す」という行為がすごい続いていましたね。
もし、新卒の頃の私のような人がいて、
アスペルガーじゃないかって真剣に悩んでたらどうするか?

「行ってみたらいいんじゃないか」というのではないでしょうか。

その道のプロの話を聞いてみて、自分で納得することが一番大事だから。

もし、新卒の頃の私のような人がいて、
周りの人が解決策持ってないって悩んでたらどうするか?

「行ってみたらいいんじゃないか」っていうのではないでしょうか。

「もう自分の周りの人は、自分の悩みの解決策持ってない」

と、わかってしまったわけなんだから。

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