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ほしのふね文庫#3

人形劇をするチーム、ほしのふねです。

さて、ほしのふね文庫第三弾目は

作 あまんきみこ/絵 二俣英五郎

私たちの原点です。
ほしのふねを作るきっかけになった作品です。

大学時代、同期で人形劇をとにかく作り上げたいんだと夢中になって作ったのがこの『きつねのおきゃくさま』でした。

恥ずかしながらこの作品、私はその時になるまで知らなかったです。

そしてさらに恥ずかしながらこの時、初めてたくさんたくさんみんなが台本会議を重ねて作り上げた作品でした。

今見返すと長ったらしかったり、他に表現出来なかったのか、と思わないわけではないですが
あの時の全力でした。青春の一作品です。
学生時代これに勝るものはないです。

きつねのセリフも少しのきっかけで溢れでます。
去年まで子どもたちの学習指導をしていたのですが市販のドリルに掲載されてて、本文なんて見なくてもいいくらい。

「きつね」のメンバー →ほしのふね
ではないのですが

きつねは在学中、今のメンバー全員関わってはいます。

そして何か成し遂げたいと思った時、それが成し遂げられたから、学生を卒業しても人形劇をやりたい、が叶ったのです。

ひよこにとってきつねが神様みたいな存在なら
『きつね色おきゃくさま』はほしのふねにとって大切なお守りです。

このお話はパッと読んだ時、ハッピーエンドではないのかもしれません。
でも、上辺では語れない大切なものをきつねもひよこも、うさぎ、あひるは手にしたのだということを優しく表現していきたいと思います。

絵本自体は少し文量多めで、年長から小1かもしれませんがだからこその人形劇。
表現で伝えられる世界をまだまだずっと編み出していきたいと思っています。

とっぴんぱらりのふう。

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