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育てる人形劇

人形劇をするチームである、私たち劇団ほしのふねは名乗りはじめてから6年目の春を迎えました。

コロナもあり、この数年なかなか体裁が整わない日々でしたがやっとこさ始動しております。

今季は「いちまいたりない」というほしのふねが初めてこの名前で出した演目を再び作り直しています。

「いちまいたりない」は6年前の最初は
葛飾北斎の「百物語 さらやしき」からの始まりました。
見たメンバーの1人がお菊さんの首が皿になっている絵を見て、怪談をコメディにしたい、というと言ったことから始まりました。

6年前はパネルで。

そこから6年。。
とあるシェイクスピア作品を観劇した際に場面の一部で掛け合いが行われました。
言葉や間合いにたくさんの人が笑うのです。

掛け合いがしたい。

台本を見直す中で古典落語「お菊の皿」出会いました。
この落語に敬意を払いつつ、私たちの人形劇を載せていくことに決まりました。

落語をベースに台詞の方針はこんな流れ、という大まかな流れで後は、そこに自分たちの演じる人を載せていく形、まさに掛け合いの中でゆり自然な台詞が作れるように台本は進めていき、まだ現在進行形で動いています。

動きや演出、今まで枠でしか動けなかった部分は9月から演劇、人形劇問わず観劇したり真似ながら脱しております。


練習風景


完成ない人形劇、進化し続ける人形劇になっていくと思います。
完成しないこと、人形劇が育つことってこんなに楽しいのかとワクワクしています。

みなさん、ぜひ5.4に南大塚文化創造館にて行われる「池袋いけいけ人形劇まつりin大塚」にてお待ちしております♪

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