文学フリマ振り返り

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結果

『甲状腺を半分取って9か月後に卵巣まで手術しました』は30冊刷って4冊、『WEEKLY STAR OF BBA』は20冊刷って3冊売れた。

ちなみに初めて作った『家建てた』は17冊売れて、次に作った『SOB』は11冊売れた。今までが運が良すぎたのかもしれない。

今回は今までで1番、宣伝を頑張った。ブース番号が出る頃、およそ一ヶ月前からtwitterで朝昼晩と宣伝をツイートし、11月に入ってからはnoteを1日〜2日おきに更新するようにした。何人か、私よりうんとフォロワーの多い人に宣伝をRTしてもらったりもしたが、残念ながら結果には繋がらなかった。

何が良くなかったのかっていうと、たぶん全部だ。

良くなかった①テーマ

私個人は人の闘病記が結構好きで、だから自分の闘病記もそれなりに需要があると思っていた。闘病記は人気ジャンルだけど、私の病気はメジャー感も珍しさも中途半端だった。
日記の方はまぁ、普通によっぽどおもしろそうじゃないと手に取らないよねと思う。

良くなかった②装丁

『甲状腺〜』の方は完全に失敗だった。ジャケ買いが全く狙えない仕上がりになってしまった。特殊なことをやりたいならちゃんとしたデザイナーさんに頼むとか、もっとお金をかけるべきだった。文字の抜きだけだからイケると思っちゃったんですよねぇ。甘かった。せっかく特色ピンクを使うならもっときゃわわな感じにしてもよかった。日記の方は気に入ってるけど、目につくものでは無いよなとは思う。

良くなかった③試し読み

これまでの既刊も全部載せたくて詰めこんだ結果、試し読みが短くなり過ぎた。新刊だけに絞るべきだった。

良くなかった④ポスター

本の紹介文が良くなかった。本の中身がイメージしにくかったかもしれない。闘病記は、もう少し具体的な病名とか、中身に触れた方が良かった。日記の方もどんな出来事があったか、紹介文に書いたらよかった。

良くなかった⑤ブースレイアウト

今回、今までより15cmくらい奥行きのある机が充てがわれた。結果、かなりスカスカな感じのレイアウトになってしまった。中身がイメージしにくい分、ポップとかで本の紹介をしたらよかった。

まとめ

幼稚園から小学校に上がったときみたい。ここまでずっと楽しい楽しいだけでキャッキャと笑ってやっていたのが、急に自覚を促された感じ。そういう回だったと思って次に活かしたい。


◎◎◎
文学フリマで販売していた本を通販でも販売しています。試し読み、Kindle版もあるのでよかったらまとめリンクを覗いてみてください。

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