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「ぜんぶ運命だったんかい」読了

おはようございます(*'▽')
先日6年間お世話になった職場を去り、今ほんの少しですが春休み中です🌸
この春休みは、送別会をしてくださって愉快にはじまったんですが、
子どもの誕生日に家族で胃腸炎になりグロッキーなはじまりでもありました。w
今日は気を取り直して朝活でスタバにきてます!!!

今回は、ツイッターやインスタグラムでフォローさせていただいている笛美さんのこちらのご本を読みました。

春休み予定をめいっぱい入れていたんですが思いがけず引きこもっていたので
先日購入し温めておいたこちらのご本を読みふけることができ。
読み終えた今、胃腸炎も悪くなかったかな、と思えてます(もう一生かかりたくないけどおおお😱w)

私はフェミニストを自称しています。
私がフェミニズム、フェミニストという言葉に出会ったのは、皮肉にもアンチ・フェミを自称する夫に
「ママってフェミニストだよね」といわれたことがきっかけでした。(なんだそりゃ😱ww)
そういえば聞いたことある言葉だけど、どういう意味だっけ?と思い調べてピンときて、いろいろな書物を読み漁っている昨今です。
社会での生きづらさをずーっと感じて育ってきている私なので、
フェミニズムを勉強すればするほど、フェミニストの人々が紡ぐ言葉を見聞きするほどに共感の嵐すぎて、
私のフェミニストアイデンティティがむくむくと確立していき、今に至ります。
私について、フェミニストですと言わなくても私の思想や発現から「フェミ的なね?」と言われたり、
また尊敬している方に自分をフェミニストだと言った時に、「日本じゃ良識ある女性はフェミニストになりますよ」なんて言われて
私の中ではフェミニストであることは「ありのままの私」で、なにも隠すことはないと考えています☺

本を読むと、普段感じているモヤモヤの輪郭がはっきりする感覚がありますね。
モヤモヤが言語化されていく気持ちよさがあって私は読書が大好きです。
この本に出会って様々な思いが言語化されていく感覚で、一気に1冊読み終えました!
9歳のせーちゃんの隣で読んでいて、ついつい声をあげて笑ってしまい、「ママなに?」と
何度か驚かれるほど、楽しく読み進めました。

笛美さんは高学歴・バリキャリ女子で、男性社会の第一線で活躍されてきた方です。
男性社会のトラップ(?)にはまり、悩み苦しんだ心情が描かれています。
真面目な人ほど・・・といわれる世の中ですが、笛美さんは本当に様々なことに心をすり減らされてきていて😭
「生きていてごめんなさい」のところは私もつらくなりました😭
海外でのイベントで日本の女性差別はないといった心情とか、そう信じたいみたいな気持ちもすごくわかって
それもつらくなった・・・真面目で優しい人なんだなとか、そういう人ほど傷ついて苦しんでいるんだよなとか・・・
人生、流される方が楽なときもあるけど、それが取り返しのつかないことになったりするし、
人生1回しかないから楽な生き方なんてわからない。
でもどんなときも自分に胡坐をかかず、自分の人生に向き合いすべてに全力投球の生き方に心からリスペクトです!

大学をでて、就職して仕事に忙殺されながら、人生のパートナーを選び、選ばれ、子どもをもったりもたなかったりを決める。
それはどんな人生を送るかと決めることと一緒で、しかも人生100年と言われるのに
20代ぽっちでそれを、人生を決めてそれを遂行するなんて本当に無理だと思う今日この頃😱
と、いうのも、私は20代で結婚したんですが、人間的に成長したなみたいな、発達を感じたのって30代になってからなんですよね。
人間関係とか、相手を受け入れるとか尊重するとか、バウンダリーがわかるとか。
(バウンダリーって海外の子は小学生くらいで理解してるんじゃなかろうか😭)
恋愛では、愛情とはなにかとか、愛するってどんなことなのか、感情なのか意思なのかとか。愛されるってどんなことなのか。
愛すること、愛されることも、自分が人として成熟していないと気づけないことなんだなって理解した。
エーリッヒ・フロムは、愛することには技術が必要であり、経験や学びによって後天的に獲得するものと言ってます。獲得できないまま歳をとる人もいるということで、
ぼーっとしてても獲得できないということなんですよね。
それはなんとなく、自分のターニングポイントみたいなものがあるのかなと私は思ってて、
何歳になったらとかそういうものではないんだなと今だからですけど思います。
責任感も、成人しても親になっても、さっぱりない人もいる。責任感も人それぞれだし、
自分がしてきた経験がそうさせるのかもしれないけど、私は結婚のあとになにかそういうターニングポイントを迎え、
夫婦関係が冷え込んで離婚について話し合う日々が続いたこともあった。
今では20代が人生を決める!みたいな本もたくさんあって、人生も戦略的にって感じみたいですけど、
勉強みたいにできるものでもないと思う。
自分の中から沸き起こる感情というものがあるし、時間が経ってからわかることも世の中多いから。
20代の結婚というのは、未熟者同士ゆえに苦労するというのがあるあるなようです。
これは自分もそうだしまわりを見ていてもそう。
私が楽になったのは、デヴィット・シーベリー博士が書いた「自分が好きになる生き方」という本の中に、
20代の結婚について書かれているところを発見し、そうだよねって思えたんですよね。
夫とうまくいかない私は結婚に向いてないとか、こんな不自由ばかりでみんなすごい、私は変だとかすごくしんどかった。
明らかな性格の不一致はあってもみんなそうだろうし、DVとか明らかな離婚理由がないのに
こんなに悩むなんて私って相当頭イカレてんじゃねーか?と思ってた。

だからねほんと人生って大変なんですよね!!!!!!!!
(一気にまとめた感w)

でも私はひとつ思うことがある。
そんなこと誰も教えてくれなかったよね??????????(圧強めに)

正直、今の日本って女性や子どもの人権って?って思いますよね。
大げさかもしれませんけど、私はそう感じていた。
子どもながらに、進学もままならない、進学する学校を親に決められる、
親元を離れられない、田舎を出れない、
進学で都会に出ても田舎に帰ることが決められている、将来的なことを考えると親元で、など肌で感じていた。
女性は仕事に就けば、月経などの機能的な悩みを抱えていてもオープンにできず理解されず、
妊娠したり子どもを産めばすべて自己責任。
結婚にライドすることが「幸せ」とされ、男性に養ってもらうとか、愛されてなんぼみたいな価値観の中で育って結婚するけど、
結婚したら、ママになったら、まじで人権なくすし。
旦那デスノートのところは、切実なのはわかるんですけどついつい笑ってしまいましたw
結婚はしあわせなんて言ってたけど・・・
しあわせな結婚のためにふむプロセスが、人生何回やればふめるの?みたいな。だまされてたのかな?みたいな。

なんでこんな大事なことを!誰も!教えてくれなかったの!!!

本来であれば、「しあわせ」は心の状態であって、条件ではないはずです。
でも日本では「ふつう」が良いとされるために、自分自身の幸せよりも人に自分が幸せかどうかを評価してもらうみたいな、
そんな風潮があるのかな?と思う。
恋人がいること、結婚していること、子どもがいること。
配偶者と仲がいいこと、親と仲がいいこと、など。
逆に、恋人がいないこと、結婚していないこと、子どもがいないことは
負のステータスになりやすいような。でも全然そんなことないのに。

30過ぎた女は産業廃棄物!?!?全然そんなことない!!
むしろ女は30からなんですけどー!w
若さを武器にする人は、若さに泣くのよ。
だってみんな平等に時間を与えられているんですもの。
若さじゃないと思う、成熟した人間ほどカッコいいものはないって!

さて。
女性の結婚や妊娠する適齢期が10代後半から20代という「事実」。
これは変えられないにしても、その時代をどう生きるか、は前情報があるのとないのでは全然変わってきそうです。
「なにかを得るためになにかを犠牲にしなくちゃいけない、そんな時代じゃないよ」
これは私の母がよくいっていた言葉ですが、私は本当にそうだと思っています。

私の人生は、まずまずいい感じだと思ってます(結構ズタボロのサバイバーだけど😭w)・・・
無駄なことはないっていうし、経験からなにを学ぶかだったり、選択を正解にするというところでは、
今のところいい感じだと思ってます・・・(でも次人間に生まれ変われるならもう少し傷つかない人生を歩きたいw)

フェミニストのエマ・ワトソンさんの大好きな言葉があります。
「ありきたりかもしれないけれど、自分自身を心から愛せるようになるまでは、間違えた人を愛してしまうと思う」
これ!!
自分を愛せないのに、人を愛せるわけがなく、自分の幸せがわからないのに、相手を幸せになんてできるわけがない。
やはり、自尊心なんだと思う。セルフラブ。
これがすべてに繋がっていると思うから、私は前に進んでいくのだ。

笛美さんは、コロナ禍を機に政治に興味をもたれ、持ち前の探求心(?)で様々なことに気付き、
行動にうつしていく様子が本当にかっこよい・・・!
お恥ずかしながら、笛美さんの「#検察庁法改正案に抗議します」のTwitterデモを知らなかった私。
こんなすごいことが起こってたんだ!と驚き。
勇気をふりしぼって世論を動かし政治に参加していて、すごく勇気をもらえるエピソードです。
言わずもがな私も政治にはめちゃくちゃ興味あって、こないだ送別会で酔った勢いで
「◎◎市議会議員に立候補するときがきたら!みなさん清き一票をよろしくお願いします!」
なんて言ってました。
これも女性をエンパワメントすることが、政治的なことだと直感でですがわかっていたからなんでしょう。
「個人的なことは政治的なこと」とこの本にも書かれていましたが、本当にそうです。
私も社会的にジェンダー平等を訴えていきたいし、将来的には世の中を動かす人々のそばで
なにか役に立てるような自分になりたいなあーなんて思っています。

ああ!また話しがあっちいったりこっちいったり!
一応ところどころで起動修正はしているつもりが、まとまらないっっ!!反省!!
この本からたくさんの勇気をもらえ、私もまた今後について考えることができました🙆💜

この本を読んで自分が興味あることとか、これだと思うこともあったりして☺
来月からの大学院生活でやりたいことがデカすぎて、漠然としているということだと思うので、
また整理するためにnote書きたいと思っています✨

ではまた~😚💜💛


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