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ローモバアイドルチャレンジTV優勝記念レポ【ukka/前編】

長い長い旅路が終着を迎えました。
4月に発表されたチバテレの『ローモバアイドルチャレンジTV Season2』。

スマホゲーム『ロードモバイル』略してローモバをプレイし、そのゲーム内で行われる「ギルド共闘」というイベントの総獲得ポイントによって勝敗を決めるアイドルグループ対抗企画。
ukka、東京女子流、夢見るアドレセンスの3グループでの対決でした。

私は4月中頃にゲームを始めて、ukkaのギルドに加入して、そこからずっとイベントに向けて準備をして、実際のイベントが終わったのは5月31日。
約1ヶ月半という長丁場の企画でした。
結果は、タイトルでもネタバレしてますが、下記の通り。

ukkaチームの優勝。
この結果を勝ち取れて、本当に良かった。

そんなわけで、優勝記念レポ、と称してこの1ヶ月半のことを振り返りたいと思います。

レポを書くに至った経緯として、元はと言えばイベント準備期間にこのnoteを書いたことが発端。

ukkaのZepp Nagoyaのライブレポと、ローモバで起こった出来事を書いたnoteなのですが、この記事に対してローモバのギルドチャットでたくさんの反応を頂きました。
読んでもらえたこと、楽しんでもらえたこと、感想をもらえたこと。どれも本当に有難かったですし、嬉しかったです。
嬉しかったから、調子に乗って、ギルド共闘前の決起集会(ツイキャス)の中で「優勝したらローモバレポ書きますね」という約束をしました。

このnoteは、あの日の約束を果たすためのnoteです。

1ヶ月半、あまりにいろんなことが起こりすぎて、濃密すぎて、とてもじゃないけど1回のnoteでは収まりきらなかったので、前後編になりました。
前編の今回は「企画開始から、ギルド共闘が始まる少し前まで」です。

前提

後述しますが、私は「Uk3=空りじゅギルド」に所属していたので、このレポは9割方Uk3での出来事になります。
「Uk4=もああやめギルド」のことは、多少見たこと、聞いたことを載せますが少なめ。ご了承ください。
(これはどうしても後世に残したい!みんなに知って欲しい!というもあちゃん・あやめちゃんの可愛いスクショや動画があったらTwitterにてリプライまたはDMください。後で追記します)

私視点で、この1ヶ月半に何があったか、という話になります。

それから、スクショを大量に載せてるんですが、一部自分の手元になくて他の人からもらったスクショとか、加工する過程で画質が落ちちゃってるスクショとかあるんですが、読むには支障ないと思うのでご了承ください。

ローモバ用語

そもそもローモバをやってなかったオタクもたくさんいると思うので、いくつか簡単な用語解説をしておきます。分からなかったらググってください。

まず、ローモバには【領地】と【王国】の2つの画面があって、
【領地】=自分のエリアには自分の城やいろんな建物があります。
【王国】=全体マップには自分を始めプレイヤーの城が点在しており、さらに魔獣、闇の巣窟、資源タイルといった場所が存在します。

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↑領地
↓王国

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城レベル:領地にある自分の城のレベル。城以外にもいろいろ建物があってそれぞれにレベルがあるんですが、城レベルが一つのプレイヤーの強さ?やりこみ度?の指標になってます。また、今回の企画の勝敗を決める「ギルド共闘」というイベントはこの城レベルが「15」以上でないと参加できないので、ゲームを始めたオタクたちはまずこの城レベルをギルド共闘開始までに15に上げる必要がありました。

建設:城や領地内の建物のレベルを上げる作業のこと。資源(麦や鉱石やお金)を使い、一定時間が経つのを待つか、時短アイテムを使うとレベルが上がっていきます。

研究:建設と同じく資源と時間を使って行う作業。研究を行うとキャラクターのパワーが強化されたり、採取活動にかかる時間が短縮されたりと、ローモバ内での様々な行動が有利になる。

建設、研究を行う際、「ギルドメンバーにヘルプを求める」ことができる。ギルドメンバーが「ヘルプする」ボタンを押すことで建設、研究にかかる時間を短縮できるのだが、ローモバの画面を開いていると誰が自分にヘルプしてくれたかが通知される。(リアルタイムのみ。ログは残らない)

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空りじゅにヘルプしてもらえるし、自分も空りじゅにヘルプすることができる。
もうこれだけで幸せな気持ちになれるからオタクはチョロい。

資源、採取:建設、研究をするために必要なものと、それを獲得するための行為。資源は麦、岩石、木材、鉱石、ゴールドの5つがあり、それぞれ王国マップ内に「資源タイル」がある。資源タイルに兵士を派遣する=資源を採取することができる。自分が採取している資源タイルに他のプレイヤーが攻撃してきて横取りすることを「タイルキル」=タイキルという。

兵士:資源採取、闇の巣窟への攻撃、他プレイヤーへの攻撃などをするのに必要なキャラクター。資源と時間をかけて育成することができる。強さ別に第1部隊(T1)〜第4部隊(T4)と呼ばれ、さらにそれぞれの部隊に歩兵、弓兵、騎兵、攻城兵器の4種類がある。

ロード、ヒーロー:兵士とは別に特別な能力を持つキャラクターがおり、ヒーローと呼ばれる。ヒーローのうち1人を自分のメインキャラとして設定でき、そのキャラのことをロードと呼ぶ。他プレイヤーに攻撃されるとこのロードが奪われ、いろいろと不便する。

城が燃える:他プレイヤーに攻撃を受けた状態のこと。
領地内に兵士がいると負傷し、採取などに使えなくなる(資源や時間を消費して治すことができる)。ロードが領地内にいると攫われる。
ロードを守るためには領地にバリアを貼って敵の攻撃を回避するか、領地内にあるシェルターにロードを隠す必要がある(シェルターの場合、城は燃える)(シェルターは時間経過でリセットされてしまうので、定期的に行う必要がある)。
敵が進軍中にローモバを開くと画面の縁が赤くなるのが、なかなか精神的にくる。

ギルド共闘:今回の企画に使われるローモバ内のイベント。「クエスト」と呼ばれるお題が「クエストボード」に貼られ、ギルドメンバーはそのクエストをクリアすることでポイントを獲得できる。
ボードはクエストを受注するか削除することで次のクエストが出現するが、この不要なクエストをボードから削除する役割を「R4」と呼ぶ。

R4(ランク4):ギルド内でギルドマスターの次に権限のあるメンバーのこと。ギルド共闘においては、クエストボードにあるクエストを削除する権限を持つ。

ゲーム開始からコロニー形成まで

企画が始まったのが4月の上旬。始めは参加人数も少なく、こじんまりとしたスタートだった。
私がローモバをDLしたのは4月半ば。ukkaの大阪公演の少し前に友人が「まだ全然人が集まってない」とボヤいているのを見て「あ、やべ、後回しにしてた」と思って慌てて始めた。

ゲーム内にはギルドと呼ばれるチームがあり、ukkaは茜空・村星りじゅの「Uk3=ukka チームA」と川瀬あやめ・芹澤もあの「Uk4=ukka チームB」があった。
私はもちろん、推しの空ちゃんが所属するUk3に加入した。

ゲーム開始当初、メンバーの城の場所は分からなかった。4人が固まって居るのか、バラバラなのかすら分からない状態だった。
私より先にゲームを始めたオタクに聞いても「分からないんだよね」と言われた。

そっかあ。分からないかあ。
じゃ、探すか。  

そんなわけで空ちゃんの城を最初に見つけたのは私だった。一番乗り、ラッキー!と思ってすぐさま空ちゃんの横に城を移動させた。

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記念のお城ツーショット✌️

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しばらくして、オタクが集まり出した茜空コロニー。
ちなみにこの頃の空ちゃんは「みんな集まってるらしいね!でも私、まだその画面見てないんだー」的なことを言っていて、王国マップを見たことがないらしかった。可愛い。

他のメンバーの城もそれぞれ離れたとこに見つかって、オタクたちは推しの城の周りに自らの城を建てた。
そうして、4つの小さなコロニーが出来上がっていった。

余談だけど、空ちゃんの城が見つかった後、「他のメンバーの城の周りはどうなってるだろう?」と思ってりじゅちゃんの城を見に行ったら、りじゅちゃんの城から2マス開けて隣にオタクの城が建っていて「さすがりじゅ推し、控えめ……!」と謎の感動を覚えた。
(自分がガツガツ行き過ぎてることについては、反省も後悔もしてない)

コロニー大移動

ギルド内では空ちゃんもりじゅちゃんもチャットにたまに現れてくれて、それだけで毎日が楽しかった。
2人が現れないときでもオタク同士で情報交換、意見交換が結構頻繁に行われていた。
みんな初心者だけど、それぞれで調べては「これはこうかな?」「こういうことじゃない?」って、ギルド共闘本番までに何ができるかを話すのは楽しかった。

このとき、私は8,9割くらいのオタクが初対面というかTwitterもフォローしてなければ現場でも会ったことのない人達ばかりだったのだけど、ここのチャットでコミュニケーションを取ったことで仲の良いオタクがたくさんできたのはローモバをやって良かったことの1つ。

そんな中、「1年前くらいからローモバをプレイしてる」というオタクが現れたのも4月のことだった。
以降、私たちが親しみを込めて"先生"と呼んだその人は、「準備期間1ヶ月なら、やれる範囲はこのくらいかな?」とか、「〇〇したい人にオススメなのはこれ、××したいならこの辺りから始めるといいですよ」とか、これまで手探り状態だったオタクたちに初心者向けのアドバイスを教えてくれた。
ローモバというゲームはゲーム内でやれることが山のようにあって、上を目指そうとしてもキリがないし、調べて出てくる情報量も膨大だった。
それが先生によって「どの方向を目指せば良いか」「どのラインまで頑張れば良いか」が明確になったことは私たちにとってとても大きかった。
とはいえ、先生登場以降も意見交換(という名の雑談)はずっと続いていった。そうやってオタク同士ワイワイ話す時間は、今振り返るととても楽しかった。

それと前後して、コロニーの大移動も4月にあった。
情報を調べていくうち、「同じギルドで固まった方がなにかと都合が良いのでは?」という話が出た。メリット、デメリット、両方の意見があった。
そんな会話に空ちゃんがひょっこり入ってきて、「りじゅと私固まってた方がよろしいやつですか!」と聞いてきた。
オタクが好き好きに書いた意見を見て、空ちゃんのその後の行動は早かった。
翌日、4人が城を一斉に移動した。
新しい拠点の座標が空ちゃんによって示され、オタクも後を追って大移動が起こった。出遅れたオタクたちのために何度もチャットに座標が貼られ、1人また1人と移ってきた。
そして2ギルド合同のコロニーが出来上がった。

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これはとある日の緊急メンテナンス明けに、全城にバリアが貼られた光景。一面黄金に輝く美しさとこの規模感に、思わずスクショした。
さっきの茜空コロニーのスクショと比べてほしい。コロニーが大きすぎて画面に収まってない。

コロニーを形成することで、資源採取や闇の巣窟といった行動エリアが被ってしまうことや、上級ギルドに狙われやすくなることといったゲーム上のデメリットがいくつかあったのだけど、それ以上に「楽しい」というメリットの方が大きかった、と私は思ってる。
後述するけど、共同コロニーだったことによってUk4ギルドとの交流も生まれて、向こうの様子を垣間見ることができたの、とても楽しかった。

城が燃える日々

我々初心者ギルドのコロニーは既存プレイヤーからしたら格好のカモだったようで、度々強いプレイヤーがやってきては我々を攻撃してきた。
攻撃されて何が起こるのか、どうしたら防げるのか、何も分からない私たち。

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空りじゅの慌てふためきっぷりが可哀想可愛い。
チャットにも2人の性格がよく表れててほんと好き。

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ロードが捕まるとこうして敵の捕虜一覧にアカウント名が載ってしまう。空ちゃん、もあちゃん(とその他大勢のオタク)が攫われてる様子。

その後、先生から「バリアを貼るかシェルターにロードを逃がしましょう」ということを教わったのだけど、それでも不慣れな私たちは襲撃が来る度あたふたした。笑

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これは「haohao」という海外ユーザーに襲われたときのチャット。
この後ウィンクの顔文字がめちゃめちゃ流行った(^_-)。
「偵察」は城を攻撃する前に相手の状況を伺うときに行うもので、偵察する=戦意あり、と思われてしまう上に、一定時間バリアを貼れなくなるデメリットもある。
空ちゃんはそれを知らずにhaohaoに偵察をしてしまい、案の定城を燃やされた。
空ちゃんはこの時のことがよほど印象深かったらしく、番組やZeppツアーのMCでも度々この時のエピソードを話していた。

ギルド共闘直後にやったリミスタ(インターネットサイン会)の2:11:38~にて、haohaoに怒りの私信を送る空ちゃん。
haohaoは今すぐukkaのCDを買え。タダレスは許さん。

城を燃やされ慣れてくると、敵が来たらすぐにチャットで共有したり、こまめなシェルター避難をしたりと、被害はどんどん減っていった。
「ライブ前にシェルター入れてってね」「SHOWROOM始まるから気をつけて~」といった声掛けもあり、そして本当にそのタイミングで敵が襲ってくることも何度かあった。
「もしかしてこいつら、ukkaのスケジュール把握してるんじゃね?」という疑惑が出るくらい、"ちょうど"のタイミングだったのが愉快だった。

ガンダッシュ茜空

ある日、ゲームのメンテ予告があったときの話。
「メンテ前に採取部隊を出していると、メンテ明けに敵に狙われやすいらしい」と言われて、空ちゃんが慌てて採取部隊を戻す、ということがあった。
それがメンテ開始直前のことで、下手したら戻ってくる前にメンテ始まっちゃうかもって状況で、みんな「空ちゃん急いで~」「シェルター間に合う?」とその様子を見守ってた。

採取部隊を城に戻すとき、帰還を早める「ブーツ」というアイテムがある。空ちゃんはそれを使ってものすごい速さで部隊を帰還させ、即座にシェルターに兵を格納した。
ものすごい速さで城に入っていく空ちゃんの部隊を見るのはめちゃくちゃ愉快だった。「ガンダッシュ茜空」って私は書いた。

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「ガンダしてよかったー!」
ねぇ、直前に「ガンダッシュ」って書いたの私だけだったから、これは私信認定してもいいよね?ね。

これ以来、ブーツ系アイテムを使うことを「ガンダする」って呼ぶようになった。連合軍に参加するために採取部隊を急いで帰還させるときとか「ガンダで戻ってきた!」とか、「○○さんがガンダしてるとこ見ちゃった笑」とか、JK並みにガンダって言葉を使いこなすオタクたち、面白い。

スイカ割り

Uk3のオタクはノリがよくチャットが活発で、そのために独自の文化がいくつも生まれた。
そのうちの一つは、魔獣討伐を行うことを「スイカ割り」と呼ぶこと。

事の発端は、オタクが倒しきれなかった魔獣の討伐をチャットで募集したときに、空ちゃんが名乗りを上げたことだった。
フストロウィングいってきます!」
※魔獣の名前、正しくは「フロストウィング」。言い間違いかわいい。

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運よくその時間帯にログインしていたオタクたちに見守られながら、魔獣にたどり着いた空ちゃんのアイコンが魔獣に剣をふるった。
……が、倒せなかった。笑

魔獣は別のギルドのユーザーに倒されてしまったが、空ちゃんは「楽しい!」「面白かったから大丈夫!」と健気な様子だったし、オタクたちも「惜しかった!」「またやろう!」と大盛り上がりだった。

次の機会はすぐに訪れた。
前回の反省を生かして?空ちゃんが名乗りを上げた直後にオタクたちは動き出した。
「ギリギリまで削るからトドメさして」
空ちゃんも律儀にそれを待った。
「もう行けるかなあ」
「もうちょい待ち」
魔獣のHPが一桁%になった頃、GOが出た。

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しかし、空ちゃんの一撃は0.6%という小ささで、またしても魔獣討伐は成らなかった。
「頑張って強くなります、、、」
チャットに書かれる一言一言が可愛くて最高に楽しかった。

この2回目の魔獣討伐失敗の際、オタクが「(魔獣に剣を振るうモーションが)スイカ割りみたい」と言ったことから、空ちゃん・りじゅちゃんが倒せるくらいまで魔獣を弱らせることを「スイカを作る」、弱った魔獣を倒すことを「スイカ割り」と呼ぶようになった。

空りじゅはあまり自分たちから「〇〇やりたい!」とは言い出さないので、オタクたちはいつ2人がスイカ割りをしたくなってもいいよう、毎日スイカを作った。
スイカを作ったらチャットで報告して、空ちゃんかりじゅちゃんが現れるのを待って、現れたらそれの行く末を見守ったし、現れなければオタクの誰かがスイカを割った。
スイカを割れても割れなくても、オタクたちは大いに盛り上がった。
他ギルドのユーザーに先に倒されてしまうこともあったし、チャットを見ていなかったUk3のオタクが倒しそうになって慌てて引き返すこともあったりと、ハプニングには事欠かなかった。

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スイカ作りの練習をするオタクたちの様子。

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初めてスイカ割りに成功してテンションの高い空ちゃん可愛い。

これも別の日に空ちゃんがスイカ割りに成功したとき。
ちなみにスイカを割る(=魔獣を討伐する)と、その人の名前でギフトがギルドメンバーに配られる。

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空ちゃんからもらったギフト(の空き箱)。

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これはりじゅちゃんの初めてのスイカ割りをしたところのチャット及び動画。
魔獣討伐へ向かうりじゅちゃんのアイコンを見つけた瞬間はめちゃくちゃテンション上がったし、「これがスイカ割り!笑」って楽しんでくれたこと、そしてオタクたちのチャットのやり取りを見知ってくれてたことがめちゃくちゃ嬉しくて沸いた。

スイカ割りが流行ってから何日か後に、Uk4のオタクから掲示板に書き込みがあった。
「あやめちゃんが魔獣討伐をやりたがっていて、そちらで言うところのスイカを作ってます。ご協力ください」という内容だった。

そう言われて王国マップを見てみると、確かにコロニー近くにHPの減った魔獣が何体かいて、Uk4のオタクがさらにHPを削る作業をしていた。
向こうのチャットのやり取りは見えないけれど、しばらく王国を見ているとあやめちゃんが城から出てきた。
Uk4でどんなやり取りが為されていたかは分からないけど、Uk3チャットでも、みんながその様子を見守っていた。

当時の様子。空ちゃんの0.6%と並ぶ数字の低さが可愛すぎてめちゃくちゃ笑顔になった。

あやめちゃんの初スイカ割り成功動画を頂いたので追記。0.07%まで削ってあげるオタク、献身的すぎる。笑

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これはもあちゃんがスイカ割りしてたときのUk4のチャット。Uk4のオタクにスクショをもらった。
「行きますれ」「!!」が可愛すぎる。
(おそらくフリック入力で「!」を出そうとして指の位置がズレて「れ」になったのだと思われる)
アイコンが初期設定の金色のおっさんであることも相まってめちゃくちゃ味わい深い1枚。

それからも度々、Uk4でも「スイカ割り」をしている話を聞いた。
Uk4ではあやめちゃん、もあちゃんがチャットにやりたいことを書いて、オタクがそのために環境を整える、という感じらしかった。
2ギルドで全然違う文化が育っているのがとても愉快だった。

Zeppローモバ

Zeppローモバについては上記記事で既に書いたので、詳細はそちらを読んで欲しい。

簡単にだけ説明すると、
元々、闇の巣窟へ行く際の連合軍の人数規模を「キャパ」と呼んでいたり、闇の巣窟へ行くことを「ライブへ行く」と呼んでいたら、ある日空りじゅが闇の巣窟へ参加することになって「ライブじゃん!遠征じゃん!Zeppローモバじゃん!」ってお祭り騒ぎになった、という話。

チバテレの『ローモバアイドルチャレンジTV』の放送内でもこのエピソードが空りじゅから語られていて、めちゃくちゃ嬉しかった。

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まだアーカイブ残ってた、ありがたい。
いつ消えてもいいよう、念のためスクショも。

そしてZeppローモバ以降、空ちゃんもりじゅちゃんも気が向いたときに連合軍に参加してくれるようになった。
スイカ割りと同じく自ら「やりたい!」と言い出すことはなくて、オタクたちがわいわいやってるところにいつの間にかしれっと参加してる、というスタイル。
それでもオタクたちは勝手に盛り上がって楽しんだ。

勝利の女神・茜空。

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こちらは私が「連合軍のキャパ小さくても巣窟lv1なら勝てるかな?」の実験をしているときにりじゅちゃんが参加してくれたスクショ。
自分の連合軍に参加してもらうの、めちゃくちゃ嬉しかった~~~!!!
実験だったから勝てるか不安だったのだけど、りじゅちゃんが参加してくれて「勝利の女神がついたからもう勝ったわ」って大興奮だった。(結果勝てて、ホッとした笑)

余談だけど、Uk4では、あやめちゃんが指揮官(闇の巣窟で連合軍の募集をかけるメンバーのこと)になったことがあるらしい。
Uk3では一度も空りじゅが指揮官になることはなかったので、めちゃくちゃ羨ましい。ていうかあやめちゃん指揮官って似合いすぎててカッコよい。

ギルド共闘に向けた準備のアレコレ

この期間にZeppツアーが重なっていたことが幸いして、メンバーはライブの度にMCでローモバの宣伝をした。
「私たちと一緒にゲームで戦いましょう」「優勝するとukkaの曲が番組のEDテーマになるんです」という言葉は何よりも集客効果があり、ライブの直後はギルドメンバーがよく増えた。

それから、Uk3のオタクの一人が「非公式ローモバアカウント」をTwitterに作り、ゲーム内でどんなことが起きているのか、を積極的に発信した。
他のオタクもそれに乗っかって、今日はメンバーがこんなことチャットで言ってたとか、もあちゃんが魔獣を倒してたよとか、楽しんでるオタクの様子がたくさん投稿された。
「毎日が特典会みたい」ってツイートを見て,本当にその通りだと思った。たぶん、そういうツイートにつられてゲームを始めたオタクもいたんじゃないかな、と思ってる。

私もだいぶ、というか相当ツイートした。笑(元々ツイ廃なので仕方ない)
これらのツイートを見ていたローモバをやってないオタクに「ローモバやってないけど、Uk3が独特な楽しみ方をしてるのだけは分かる」と言われたのが印象深くて愉快だった。

そんなこんなでローモバ生活を愉快に楽しみつつ、ギルドメンバーを増やしつつ、もちろんギルド共闘に向けても私たちは準備を進めていた。

5月の頭に、ギルド共闘があった。
これは今回の企画の対象イベントではないのだが、先生が「城lv15になってる人だけでも、練習のつもりでやってみましょう」という提案でなんとなくやってみることになった。
私はそのときまだ城lv15に届いていなかったのだけど、練習してみたくて少し急いで城lv15に上げた。
「今回のギルド共闘で上位になると、ギルドのランクが上がって次回のギルド共闘ではチケットが1枚多く使えるし、高ポイントのクエストも増えます。とはいえ、さすがにハードルは高いですが」
参加人数も少なく、R4もいない、ギルド共闘初心者だけでギルドランクを上げられるのか?そのために大量のアイテムを消耗して、ダメだった場合本戦で使うアイテムが枯渇するのはリスクが大きすぎるのでは?
でも、もし本当にギルドランクが上がれば、元々参加者数で他ギルドより人数が多いukkaの優勝はほぼ確実になるのでは?
ハイリスク・ハイリターンなその提案に、チャットの意見はまとまらなかった。(まとまらなかったけど、だからといってチャットが荒れたりはしなかった。それは先生の提案の仕方が柔らかかったおかげでもあるし、他のオタクも意見をゴリ押しするような人がいなかったから。この治安の良さはUk3の本当に良いところだった)

結論が出る前に、イベント運営からお達しがあった。
「今回のギルド共闘では、ギルドランクを上げないようにしてください。公平なイベントにするため、ご理解ください」
我々のチャットを読んでのことか、あるいは元々このタイミングでアナウンスするつもりだったのかは不明だが、まぁとにかくギルドランクは上げてはいけない、という追加ルールによってこの議論は終着した。

ギルド共闘(練習)では、よく分からないなりにクエストを受注して、よく分からないなりにやってみた。
正直、自分がなんのクエストを受けたかはあまり覚えてない。参考になったかならなかったか、で言えばほとんど参考にはならなかったと思う。

一つだけ参考になったのは、「地獄級イベント」というクエストをやったときの話。
地獄級イベントとは「ある一定時間の間に指定のお題(研究や建設、兵の増強等)を行うとポイントがもらえて、そのポイントをめちゃくちゃ集めると報酬がもらえる」というイベントが常時開催されているのだが、この報酬3つめ(ランク3)を獲得せよ、というのがクエストのお題。

この、地獄級イベントのランク3を取るのが、めちゃくちゃにしんどかった。
ランク2までは少し頑張るくらいで到達するので「ランク3もいけるかな」と勘違いしてしまうのだが、ランク2からランク3までに要求されるポイントがめちゃくちゃエグいのである。
しかも、1回当たりの制限時間は1時間。普通に研究や建設をやっても間に合わないから、当然時短アイテムをジャブジャブ注ぎ込まないといけない。
それでようやくランク3になっても、まだ終わりではない。
このクエスト、「地獄級イベントでランク3到達を○回」という、複数クリア指定なのである。(回数が多ければ多いほど獲得ポイントも高くなる)

「地獄級イベントは大変だけど高ポイントだから、できるなら誰かがやった方が良い。城lvの高い人ほどランク3を取るのは難しくなるので、城lv低い人がやれたら一番良いんだけど」という先生の話を聞いて、私城lv15になったばかりだし、やれるかな?どれだけしんどいか、試してみよう。結構アイテム溜め込んでるからいけるかも?と、結構なめた気持ちでクエストを受注したことを反省した。

ぜんっぜん、いけなかった。
ランク2から3までの到達具合を示すバーが全然動かなくて「嘘だろ?」って泣きそうになった。
残り時間4分でどうにか1回目のランク3に到達した後、私はクエストをキャンセルした。これが本番でなくて良かった、と心の底から思った。

ギルド共闘(練習)を経て、自分がこの後どんな準備をしたらいいんだろう、って考えた。
「一人が高ポイント取って勝てるってイベントじゃないんですね。人数とクエスト消化率が大事だな」
「アレコレやれるようにするんじゃなくて、自分はこれ専門、って決めて準備するのもありかも」
「狙ってたクエストが出るとも限らないのが難しいね」
チャットにもいろんな意見が書かれてた。

時間とお金の使い方を考えたときに、私は「あまりお金は使えないけど、時間はたくさん費やせる」タイプの人間だったから、「時間をかけられない人がやれないクエスト」かつ「重課金者がやるには勿体ないクエスト」をやろう、と思った。
それが採取クエストだった。
そこから私は採取用の装備や研究を進める方向に舵を切った。

サポート班の話

5月に入って間もない頃、チャットで呼びかけがあった。
「そろそろ、城lvが上がってない人はサポートしてあげた方がいいんじゃないかと思う。手伝ってくれる方いますか?」
たまたまログインしているタイミングだったから、何の気なしに「手伝えることあれば手伝いますよ〜」というふうなことを書いたと思う。
私以外にも何人かが同じようなリアクションをした、そのメンバーがたまたま「サポート班」になった。

呼び掛けたオタクがTwitterでDMのグループを立ち上げて、私たちをメンバーに加えた。
「自分の知り合いが最近始めてくれたから、今から頑張って城lv15にさせたい。他にも同じような人がいたら一緒に頑張れた方がいいかと思って」
それで、まずはギルドメンバーの城lvを把握するところから始めた。

城lvを把握する方法は、「目視」しかない。王国マップにある一人一人の城の右下に書いてある数字を見る、それしかない。
つまり、城の場所が把握できてない、コロニーから離れたところにいる仲間の城lvは分からない。城のlvが上がると必然的に戦力(パワー)も上がるから、パワーランキングでおおよその検討をつけるくらいしか。

最初は、知り合いで城lvが低い人から声を掛けていった。
ネットで見つけた「短期間でレベルを上げる方法」が書かれたサイトのURLを送りつけたり、この辺やっとくと楽だよ、みたいな簡単なアドバイスとか。
何から手をつけたらいいか分からなくて、みたいな人も多かったので、サイトを見てモチベが戻った人が結構いた。
「最低限、イベントに参加するところまでは頑張りたい。推しのために」と言って、2日後にもう城lv15に到達した人もいた。

私は声掛けくらいしかしてなかったけど、サポート班の中には資源やアイテムを送っている人もいた。このイベントにかける熱量が凄い、と思ったし、私も私に出来る範囲で頑張りたい、って思った。
徐々にサポートの範囲を広げて行って、最終的にUk3のギルドメンバーは全員、イベント開始前に城lv15に到達した。
Uk4の方も知り合いや声を掛けられる範囲で声を掛けて、どうにかほとんどの人がイベント前に城lv15になっているのを確認した。
「いやーよかった、よかった。これでサポート班のお役目も終わりだね」と、そんなことを話して、既に少し達成感すらあった。

けど、全然、終わりじゃなかった。
この先の方がもっとずっと、大変だった。
このときの私たちは、ギルド共闘の大変さを何一つ分かっていなかった――

つづく

なんかいい感じに次への余韻が残る文になったから、前編はここで一区切りです。
後編はギルド共闘開始直前の話から、メインイベントであるギルド共闘の話、そして結果発表までの一週間の話、になる予定。

6/20のZeppツアー千秋楽までに後編を公開したい!できるといいな!結構きついな!笑

がんばりまーす(^_-)


Zeppツアー千秋楽、チケットまだあるよ。

6/20 追記:後編。間に合わせました!

 



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