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《行ってきました》教育総合展2日目レポ

こんにちは!タノ🦒です。
昨日に引き続き、
”教育総合展”EDIX東京についての記事です。
令和3年5月13日。

昨日の記事。


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教育の最大の展示会。
230の企業、日本の教育を牽引する方々の講演が聞けます。

昨日も勉強になりましたが、
2日目も1つ残らず吸収したいと思います。

日本の教育の未来はどうなっていくのか。

それでは、行ってみます。

1、 世界が注目するSTEAM教育 10時〜


《特別公演 講師》
(株)steAm 代表取締社長
 大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー
 中島さち子

この方は未来の教室のプロジェクト、あらゆる学校、
研究者と連携、共同開発しています。

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《講演名》
世界が注目するSTEAM教育って何?
~創造的・実践的・横断的でプレイフルな学び、
ワクワクを軸とした「創る」と「知る」の循環~

《内容》

(1)いろんなお話

私的な哲学も含めて、お話していきます。

ちなみに、
2023年に国際数学オリンピック、
2025年には学び、芸術など、万博でも発表します!

ーーーーーーーーーーーーーー

今。

今の時代を

「創造性の民主化時代」
と私はよんでいます。

大きな企業などが仕組みや表現を
創ることもありますが、

インターネットが普及し、
発信、表現を誰でもができる。

誰しもが持つ多様な創造性、
それが越境していく。そんな時代です。

クリティカル思考や想像力は
ここ5年で強く求められ、
業界の境界線も消滅してきています。
※IBMグローバル経営層スタディ(2015)

学校、企業、年齢、あらゆるものが融合し、
本質を問い直す時代が到来しました。

インターネット、SNS、AI、ビックデータ、動画配信、
Googleサービス、など
もう、個人が作れる時代にもなってきました。

やはり、民主化時代ですね。

私が好きな
リズ・サンダースから見る未来。

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民の力、デザインの概念も変化しています。
1983は、デザインforピープル
2014は、デザインwith ピープル
2044は、デザインbyピープル

つまり、昔は職人→個人への一方通行でした。

それが今は、一緒にデザインする時代になり、
さらに未来は個人が創る。

それをデザイナーは伴走したり、フェシリテートする。

これからは参加型になります。
主体は個人です。

そして、それぞれの違いが集合して
夢を描く時代が来ようとしている。

また、価値概念が多次元になる時代がきています。

多軸の価値観ですね

今までは1次元。

例えばお金や偏差値。

それが、人間力、成長、持続性など。
数値化しづらいけど他の軸もある。
※NEC未来創造会議より

文部科学省もその学びの4次元モデルを出しています。

カリキュラムリデザインセンターが出していて、
21世紀の学習者は、

知識や技能も必要ですが、
その比重は低くなってきている。
スマホがあればパッと得られますよね。

もちろん、習得しているかが大切ですが。

skill=活用しているか。

Character=自分がどのように世界と関わっているか。

そして、何よりも大切なのは、
メタ認知=成長マインドセット

その力が何に必要なのか、
俯瞰してみることをしっかり考えて使うこと
関わることが大切です。

これは学びの4次元モデルといって、
世界的に重要になっています。

少し話が変わりますが、
好きな言葉があります。

同志社女子大学上田信行名誉教授と一緒に考えた
テーマで

PX=Playful Transformation 
プレイフル トランスフォーメーション

あとで話しますが、
これが何より大切です。

他にも、変化を表す言葉です。

Can I do it?「できるかな?」
から
How can I do it?「どうやってできるかな?」
そして
How can We do it?「どんな協力をしたらできるかな?」
このように学習が構築されていきます。

先ほど出たPlayfulですが、
大事な観点は5つ。

1、本気であること
2、柔軟に変わっていくこと
3、メタで思考すること
4、HOWの精神で共創(協奏)すること
5、できそうな予感にワクワクすること

プレイフルは、遊びというより真剣という意味です。
最初からうまくいかなくてもいい。できそうな予感でいい。

問いを見つけて、学ぶことが大切ですね。

答えがないからこそ、旅路を楽しめるんですよね。

ゲームをするだけでなく、ゲームを創る側になろう!
The Future is yours to Shape.
これはオバマ大統領の言葉です。

それには、科学者に視点、芸術家の視点、
いろんな人の専門性をつなげるといいです。

そんな答えが見えないものを探求することに
今は、思想だけじゃなくて、
国レベルで巨額の投資が行われています。
アメリカでは毎年3000億円投じている。

ただ、一番の壁はなにか。

それはカリキュラムでした。
言われたことをただやるだけの学習では難しく、
本質まで考える、答えがないものと向き合う。

「探求」

でも、まだまだ日常レベルの実践に落とし込むのが
世界中で苦労しています。

一方的に教えることは簡単だけど、
「何を作りたいの?」「どうやって作ればいいの?」
そこを考えていくことが大切。

なかなかうまくいかないんですよね。
コンピュータへの命令もなかなかうまく伝わらない。

世界中でまだ、旅路の途中ですね。

そんな中で先ほどのオバマさんの言葉。

答えがすぐに出なくてもいい、
未来は君たちが作るんだ。
そういった意味の

The Future is yours to Shape.(オバマ大統領の言葉)

でした。


日本に目を向けましょう。

文部科学省、経済産業省「未来の教室」
も考えて、いろんな事例が行われています。

別に日本が遅れているわけではありません。

正しいSTEAMなんてものは別にないと思っています。

もはや縄文時代からあって、
日常のいたるところにあります。

世界でも別に明確な定義はされていません。

21世紀型スキル、ライフスキル、
課題解決力、協働力など。

科学的なことを学ぶというよりも、
科学者の視点をもつなど
そういった考え方が大事です。

ちなみに

 アートとは何か

私は、
「私は世界を見る新しい視点を生み出す」
「問いを生み出す」

だと思っています。

キーワードになるのは「かけ算」の話。
いろんなもののかけ算がされています。

その中で、プログラミングと教育がかけ算されるようになったのか。

それは、「創り出す」ということが重視されるようになったからです。

今たくさん「創り出す」ことをやっています。

そこで一番難しく面白いのは
「何を創り出すか」です。

ヒントはかけ算で考えること。

STEAM×〇〇

スライムで楽器を作ろう!
Springinで作ろう!
こどもけんちくに挑戦!

スポーツともかけ算できる。

俯瞰して、考えることが大切です。
コーチが言っているけど、「なんでそう言っているのだろう」
「なんで大切なんだろう」そう考えることが大切です。

MUSIC、数学、漁業、福祉

ロボティクスSTEAMとかけ合わせて
社会課題を解決することができます!

さらに、学校ごとをつないで、
同じ媒体でも全く違う課題が出てくるのも面白いです。

本当にいろんな活動をしています。

そろそろ終わりですね。

2025年には大阪万博も開催されます。
期間は6ヶ月間。
いかにこの万博を利用して、価値観を再定義するか。

チャンスだと思っています。


(2)まとめ

・・・正直な感想を書きます。

ちょっと自分と次元の高さとポジションが違い過ぎて、
つまり、話のレベルが凄過ぎて上手くまとめることができませんでした。

情報主任も5年間やって
多少なりともICTに知見があると思っていたタノでしたが、
活動量と話の量、活動の質に圧倒されました。

多分2割も理解できていません。

勉強していきます。

オープンソースもプレットフォームもあります。
アメリカのmyOnは教育現場なら無償だったり、

経済産業省の「未来の教室」は、
指導案も無償だったり、いろんなアイデアがあったりします。

足りなすぎる自分を自覚した45分でした。

ただ、

「探究」
「問題を見つけて取り組む」

は1日目と共通しています。
やはり話の肝は1つですね。


2、「保育の質向上」を実現するICT活用の未来


《特別公演 講師》
(株)コドモン 代表取締役 小池 義則

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《講演名》
「保育の質向上」を実現するICT活用の未来
~現場の省力化と保育の質向上を両立させる、実践事例~

《内容》
コドモンはすでに7000を超える導入がある。

ここからスタート。

去年来場したが、保育のブースもでき、
今年は出展も増えて、
保育のICT化の関心も高まっていると感じます。

このオフラインで出会えた機会を大切にしたいと思います。

まず、コドモンとは
保育園向けのICTサービスを提供しています。

当時は保育の現場にICTの言葉はなかった。

今では
8200の現場、
保育では7200の現場に活用されています。

業務改善などが今までは色濃かったのですが、
これからは保育の質向上を考えています。

そんなお話と事例をお伝えします。


まず自己紹介ですが、
コドモンの理念、ミッションは
子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに
です。

テクノロジーは1つの手段です。

考える環境とは3つあります。
①家庭
②こども施設(byコドモン)
③地域者会

負担・ストレス・リソース不足を解消し、
時間の確保、質向上、連携の教科をすることで、

子どもがよく学び、育つ環境を創りたいと思っています。

その中で重要なのが、

《持続可能な施設運営のサポート》

保護者・先生・地域に選ばれ続ける地域になくてはならない存在へ。
という理念です。

保護者の定員割れも少しずつ起こってきています。

そのため、
先生の負担を軽減し、
保育・教育の質を上げようとしています。

コドモンは150名のチームで行っており、
2016 年には120だったものが、
2021年には8000になりました。

自治体の導入が加速し、101の自治体で導入されています。

小学校での導入も促進中です。
また、学童が600施設使っています。

保育園、幼稚園、小学校、学童が連携すれば。。。

普及の一助は、

厚労省の「保育所等における業務効率化推進事業」
100〜200万円が補助され
保育士の業務負担の軽減が起こりました。

保育士の確保が大事とされています。

今は、60万人働いている保育士の方がいますが、
毎年5万人他業界に流出していて、
潜在保育士の方は100万人います。

その根源には、
残業、責任、労働環境のネガティブな状況です。

そのためICTを導入して改善することが大切だとされ、
先ほどの厚労省の取り組みにつながりました。

そのため、この補助金の話が出た時、
コドモンの依頼が殺到しました。


では保育現場のICTとは?

①記録・情報管理
登園管理、出欠簿、検温チェック、職員の勤務管理
②共有・振り返り
職員間連絡など
③保護者連絡
保護者へのお便りなど
④その他

写真販売など

IoTデバイスの普及も広がっています。
検温、午睡センサー、熱中症対策
人が記録をせずとも、センサーが児童で記録します。
チェックしたら送信、音で睡眠をチェックなど、
業務が圧倒的に改善されます。

また、ICTの魅力は、
機能が連動するので、
連絡帳、日誌の内容が連動、
出席簿と検温チェックに連動、
月の指導案と日案が連動など。

その1つ1つが業務改善になる。

外部サービスとの連携もあります。

オイシックスとの連携して
献立を立てた後の物流は自動化する。

見守りIot、フォト、個別連携、オムツ販売サービス
リスクマネジメント、EC(いとう教材社)
せんせいプライム、保育士養成校、Benesse

あらゆるサービスのご案内や連携をしています。

そうすることで、
「開かれた保育園」を目指しています。

ICTサービスベンダーも毎年増加しています。


そして、導入継続率は99.6%。
保護者への連絡・お知らせが簡単
欠席受付の電話対応が減ったり、
手書きの業務が削減されたり
が主な理由でした。


運営フローの変化・業務省略化もあります。

日常保育→記録作成→責任者のチェック→押印→保管

日常保育→責任者による記録の確認

で終わります。

同時進行で行われ、整理の必要もない。

それまでの残業時間がなくなっていきます。

また、
「スマートフォンの業務への活用」も推奨し、
それを知らせるイラストも作っています。

また、保育のポータルサイトの運営をしており、
実はそれに一番アクセスされるのは、
夜中の11時だそうです。

保育士さんは夜中に考える人も多い。
これは解決したい課題だと思っています。


活用事例
北海道の室蘭の連絡体制や
福岡ではzoomの活用での保護者面談など
いろんなことが実践があります。

ICT導入への否定的な意見もあります。

手書きの方が温かみがある。
手書きの方が学習効果がある。

確かに、手書きの嬉しい部分もあります。
それは私も思います。

ICTの趣旨は、
ヒトでしかできない仕事に集中するためにあります。

膨大な手間と時間はICTに任せて
改善しよう。

でも、例えば誕生日のカードは
「手書きにしよう」など選択と集中が必要かと思います。


今の業務の問題や課題は?

人員が少なく休暇が取りづらい
持ち帰りの仕事がある
新人への指導が行き届かない
周辺業務が膨大で毎週だと大変
クラス格差をどうしよう

そのような課題を出していき、
改善するか
改善しない方がいいか
どのように改善するか
を考えていきます。

改善のポイントは
・ICTの活用
・保育補助者の活用
・記録・書類業務の見直し

などです。

ちなみに・・・

「しりょのほうだいかねならぬならやめるべし」
という言葉を昔教わりました。

し  質を変えられないか

りょ 量を減らせないか

の  納期を延ばせられないか

ほう 方法を変えられないか

だい 代替案はないか

かね お金で解決出来ないか

ならぬならやめるべし
「そもそも、やめられないか」

やめることのメリットも考えるべきですね。


保育の質向上を支える環境整備
として、
質の高い環境を創ることがたいせつです。

明確な定義は実はありません。
でもここが大切だと現場のみなさんが仰ることです。
・子ども中心であること
・遊びを重視した育ち
・一人一人に応じた関わり合い
・子供同士の育ち合い

これをそれぞれの保育園で深めることが重要です。

では、環境づくりは?

情報を記録し共有すること
振り返り・語り合うこと
職員間の連携・マネジメント

ふに落ちた話が1つあります。

クラブハウスの話です。

「不安なんだ」という保育士さんの声。

でも、それに誰もフィードバックをもらえない。
正しいのか、どうなのか分からず、
子ども達の成長に関わっているのに不安なんです。

と。

そう考えると、
情報を共有したり、職員間で話し合うことは大切ですね。


今までは計画から始まる保育
記録から始まる保育に変化してきました。

その際たるものが
保育のドキュメンテーションです。

それを体系化した業務フローです。

・毎日写真つきで記録
・記録→振り返り→予想→計画の流れで考える
・毎日子供の姿を見つめ、遊びや生活の中での学びについて考える

すごく手間がかかります。
だから、それをICTの力で整理できるようにしています。

保育日誌、掲示板、連絡帳、週日案
すべてが1つになったサービスを作りました。

iPadで撮影し、アプリで配信、
日誌や週日案に展開できるようになっています。

作成も保護者共有も職員間共有もできます。

クラス別にも個別にもできます。

この写真をどうして撮ったの?
この時はどうだった?
どんなことがあった?
そんな会話も職員間で生まれます。

撮影は動画でもできます。
発達状況も写真や動画を使えばできますね。

また、グループ別に記録した内容は、
個別のラーニングに自動展開されます。

日々の様子がわかる、楽しそうな表情がよくわかる
忙しい保護者に様子が伝えやすい、写真を元に話ができる。

保育の質、専門性の向上を通して、
保育士が生涯働ける職業へ。

もっともっと、世の中に
保育士のポジティブなニュースが伝わるといい。

保育士は子どもを育てる専門家です。
より専門的に、質を高めて、
保育士が自信をもって働ける未来を目指しています。


3、戸田市の教育改革

《特別公演 講師》
戸田市教育委員会教育長戸ヶ﨑 勤

《講演名》
令和の日本型学校教育の構築を目指した戸田市の教育改革
~ICTをマストアイテム化した学びを中心に~

《内容》

今までICTが普及していなかった戸田市

今の戸田市の教育改革のコンセプト

AIでの代替は難しい力の育成をすること
学びの転換を測ります。


3K(経験・勘・気合)から客観的な根拠に転換します。
授業や教室を科学し、若手に
効率的に伝承していくことを行ってきました。

学校村の意識改革を話します。

つまりコンセプトの落とし込みです。

・社会に開かれた教育課程
・学び合う職員室


産官学が連携した学び、社会に適応した学び
変化した社会のことを知っらなくてはいけません。

Society5.0の教育展望は、
限られた時間で黙々と正解を追い求めることではない。

正解がない問題解決を、
他者と協力しながら行うことが求められている。

Intel社のBridging Our Futureの動画を見てください。

この動画は象徴的です。

専門家に話を聞いたり、タブレットが当たり前に活用され、
3Dプリンターが出てきて、みんなで解決していく。

最後には課題だった橋を建てることができました!

このような学習のあり方が求められています。

ICTはもはやマストアイテムです。

もちろん、学校の外部にユートピアを求めることもある。

だが、150年の歴史の学校教育の
変えるところを見極めて、行っていくことです。

例えば
TODA EDUCATION WEEKSを2021に実施しました。

「Toda Education weeks」スタート  市内全小・中学校において「Toda Education weeks」が今週よりスタートしました。  「Toda Education...

Posted by 戸田市教育委員会 on Wednesday, February 10, 2021


中央教育審議会の答申に私も関わりました。

大きく変わったことは、
GIGAスクール構想によって、学びや授業のあり方が
より深いレベルに実現することになったことです。

授業改善の肝は、
「少なく教えて、大きく学ぶこと」
「ファシリテーション能力が求められていること」
「答え探し」から「答えづくり」に変わったこと

時代が大きく変わってきています。


それでは、具体的な話です。

リーディング・スキルの話。
AI時代の中で、「基礎的読解力」を身につけることをねらっています。

リーディングスキル=読解力といえます。
読解力が低くても学力は高い子もいますが。
そういった子はいずれ壁にぶつかってしまう。

リーディング・スキルを高める授業づくりをしています。

リーディングスキル・テストの共同研究もあります。

ダウンロードもできますよ!


また、エビデンスに基づく教育施策の推進。=EBPM
データ、質問調査をして、エビデンスをとって可視化し、
それをもとに授業を作っていく。

本当にその授業で学力が伸びているのか。
EBPMを産官学と連携して行っています。

「教育を科学する」ことも大切です。

巧みの技の可視化
データベースの構築
共同研究をし
科学的に教育を捉えて、設計していきます。

産官学と連携したICTの取り組み。
70近い自治体や企業と連携しています。

どうやってそれが可能になったのか。

自治的な教育意識をもって、EBPMの基盤を作り、
それを実証し、発信する。

Facebookも活用しています。

このようなたくさんの取り組みは、
YouTubeでも配信されています。

クラゲチャート、図形学習、プログラミング
いろんな授業をICTを使ってフォーラムで発表しました。
図工や算数、いろいろな学習で行いました。


学校で廃止したものも多いです。

パソコン室、小黒板、プリント学習など。
思い切って進め、ネットワークも強化。

そう言った部分も、戸田市は企業と連携している。
そう言った活用法は、ホームページで入手できます。

質の高いICT学習が展開できています。

端末の持ち帰りも。
口で言うのは簡単ですが、実施するには
ルールや資料なども作りました。

それで、コロナがもたらしたものもあります。

それはハイブリット型の学習です。
オンライン、ICT、学習の手段が増えました。

合同授業も始まりました。
一人の担任が授業配信し、他のクラスで同時に授業を受けられる。

PBLがこれか必要です。
日本の若者の意識調査の低さ。

これが現実的な課題を解決するPBLは
未来を切り開く子ども(イノベーター)を育てます。

戸田型PBLは、

例えば、
「水害のことを調べよう」ではなく、
「市民を守るためにどうすればいいいか考えよう」
というふうに課題を考えていく。

今までの学校を、ある意味
非学校化していくことが大切になってきます。

戸田市では、プレゼンテーション大会があります。
すぐにオンラインに切り替えられたことも戸田市の成果と考えています。

プレゼンも是非見てみてください。
戸田に新名物を、戸田の蜂蜜ラスクなども面白いです。
自分たちの身近なところから始まっています。

これからの学校教育ですが、
例年通りに戻すべきか?

特に大きな問題がなければ、それは違います。

あたりまえにやっていたことを
量から質へ、エビデンスを考えること。

東洋経済オンラインやホームページで資料は見れます。
戸田市教育振興計画の動画もアップされています。

ICT化や本質的な部分を考えていきましょう。


4、企業

今日2日目で改めて企業を見た中で思ったこと。

まず、想像していた
「こうなったらいいな」は全てありました。

むしろその先を行っていました。
校務支援システムも成績処理も情報共有も。

そして、同じ分野の問題を解決しようとする企業がたくさんありました。

おそらく、今後はさらに加速していき、
企業の提携やサービスの一本化もいつかは起こるかもしれません。

もしくは複数の企業との連携が
当たり前になっている時代が到来します。

企業連携、研究機関との連携は
きっと大きく必要になり、
その話をどこでもされていました。

外部との連携、個別最適化、業務改善。
学びの変容と「探究」。自律。

量から質へ。

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もらった大量のパンフレットと資料。

企業ってすごいなーーーーー!!!!!! 

5、まとめ

と、いうわけで3日中2日間学んできました。

振り返ってみると

noteを綴って4ヶ月。退職してから43日。

現職中に感じた違和感。それに対する仮説と答え。

ずっと一貫して言い続けていたことは間違っていませんでした。


「学びの変容」

「個別最適化」

「情報共有」

「企業との連携」

「ICTを使った業務改善」

「最上位目標による価値観の共有」

「時代に合わせた柔軟な動き」

「全員を巻き込んだ当事者意識の必要性」

これからを踏まえた上で、
教育を再構築する必要があります。


「問題の答えを覚える時代は終わった」

「問題を作り出す時代になった」


私は、学校現場の問題を洗い出し、
自分なりの「答え」をもって解決にあたっていきたいと思います。


退職後の第1ステージが終わりました。

第1ステージは、
・最新情報のインプット
・企業や仲間とのつながりをつくる
・自分の可能性の認識と実践スタート
でした。

とりあえず思ったよりも早く
これらが達成できて、価値観がアップデートできました。

イラストレーターにもなれましたし、家庭教師も多分できます。

何より
進むべき方針と未来に何が起こるかは分かりました。


来週からは第2ステージ。

まずは、
・小学校現場に戻って、考えた実践を行う
・グラレコの授業をコロンビアと茨城県で行う
・保育の現場にも関わる
・余裕があればNPOにキャストとして関わる

です。
ホームページのサイトの構築や
オンライン家庭教師も始めたいですが、焦らず行っていきます。


2021”教育総合展”EDIX東京は、
本当に大きな学びになりました。

いくつかの企業の方や先生とも繋がれました。

縁を大事に、これからも全力でがんばります!


今回は前回の記事より少なく、9700文字でした。
昨日が18000字だったので、
合計30000字には届きませんでした。

ですが、合計で7講演の話を載せることができ、
教育の未来が見えてきました。

そして、昨日と今日の記事は
たくさんの方に読んでいただいているようです(*^▽^*)

一緒に未来を創っていきましょう!!
タノも全力でがんばります!


でも、多分悩んでたり、困ったりすることが多いので
みなさんの力を借りたいと思っています。

私も教育、授業、知識、イラスト、グラレコなどで力になれます。

ですので、みなさん、
これからもよろしくお願いいたします💡



タノ🦒でした!またね!

※スーパー早口のラジオもあります。





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