みんな（ほぼ）無職のアラサー旅の思い出
そういえば会社をやめた年の末、学生時代からの親友も辞職したのでふたりで東北に慰安旅行（？）行きました。
無職になったらまずは気の置けない友人と温泉に行くことをおすすめしたい。1泊2日で共通の友人に会いに行ったり露天風呂で絶景を眺め、無職って最高だなアーーーー！
腹の底（？）から感じました。
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無職のメンバーを紹介するぜ！
・Mちゃん
学生からの親友。万年重度の頭痛持ち。週１は朝5時に痛みで目が覚め、3時間ほど号泣したのち出勤。慣れない新人教育にも疲れ事務の仕事を退職。
・K
６年ぶりに再会。数年前から父親と山奥に移住。週末だけ古民家カフェを始めたほぼ無職。メンタルヘルスが不調気味のため都会で暮らせない。母親は幼少期に消えた
・たけし（仮）
Kの親父。定年退職した陽気なおじさん。Kも私もずっとたけしと呼んでいる。おちゃらけてるが色々苦労したのだろうな…というかんじ
東北にしたのは友人が住んでたからなんだけども、山奥で週末のみ営業の古民家カフェをはじめたらしく、行ってみたいね〜ということで訪れた。
同居してる彼の親父も定年退職し、今ここにいる4人誰もまともに働いてないんだ！と思ったらほっこりしました（満面の笑み）
DIYの古民家カフェ
到着し、カフェにお邪魔させてもらうことに。最寄り駅から車を走らせること2〜30分の山奥。こんなところにお客来れるのか…？と思ったけど一応来るらしい。週末営業しかしていないのでこの日は店内でのんびり
それにしてもマジの古民家だった。
内装や家具など一から自分でつくったらしく、看板とかお店のシンボルであるかわいいリスのイラストなんかも自作で友人KのDo It Yourselfに感心。すごいよ
彼のメンタルヘルスは地獄のように不安定だが、それでも山奥でカフェ開業できちゃうんだからやろうと思えばなんでもできるんだな〜と思いました。
まどろみランチタイム
お店で出してるメニューをお昼にだしてくれたのだけど、つくってくれたバターチキンカレー、チーズケーキ、チャイティー全部美味しかった。
特にチーズケーキはこんがり焼き目がついた表面に中はクリーミーでとろける食感が絶品。お持ち帰りに２つもいただいてしまった…お金を出すと言っても払わせてくれなかったので平謝り
DIYも料理もできるのに社会不適合なの、ほんと人生って感じだな〜と思ったり
ランチ後にうとうとしながらまどろんでたら、たけしに二人は何してるの？って聞かれ二人とも無職だと答えたら
「無職ちょ〜〜気持ちいいよねえ」とニコニコしながら言われたのでこの人最高だなと思った
温泉とオーシャンビューホテル
その名の通り目の前が海で、露天風呂からの景色もよく無職二人の心身を癒すには十分のロケーション。しかも辺鄙の地だからか分からんけど安かったので、地方で綺麗な温泉宿に泊まるの良いかもしれない
そして絶対に平日に行かなければいけない。
みんなが働いてる間にのんびり休んでいるという背徳感が絶景をさらに美しく、温泉を至高の時間へと昇華してくれる
ゴルフクラブ併設で朝からビール飲んでるおじたちがたくさんいてそれもなんか良かった、楽しそうで
のんびり周遊
翌日は少し周遊して帰宅。
崖から突き出した展望台がスリルがありかなり気に入った、鉄格子が監獄みたいで良いね
海が見える広い公園で永遠に海を眺め、
モルックというフィンランド発祥の、並べた木の棒にボールを投げつけて倒す謎遊びをしたりして存分に時間の無駄遣いして帰りました。みんな無職なので誰ひとり急ぐ必要はない
車で送ってくれている間、誰か一人があくびすると残り2人に移り数分に1回のペースであくびする羽目になったのだけど、親しい間でしかうつらないらしいのでなんか良いねってなった
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Kになぜ古民家カフェを始めたのか聞いたら「やりたくて始めたわけじゃない、生活するために、他にできることがない。普通に会社とかで働けないから、自分でやるしかない」と言っていた。
でもそれで開業届出して、古民家改装して家具つくって、料理もつくって、こんなにたくさんできることがあるのにな〜普通に働けなくても彼が救われる方法は何かないんか
と思いつつ、人のことを心配してる場合ではないので社不仲間としてひっそり心の中で応援する。そしてこれからもわたしは定職につかずどうにか生きていきたい所存です。
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無職を謳歌するために「罪悪感も引け目も一切感じない」のが大事だと日々感じます
せっかくだから、やりたいこと全部やろ〜〜〜って感じですよね。違いますか？あなたの意見は聞いてません(怖)
おわり
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