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ハッタリと嘘の狭間で(第96話)

まず、ターゲットにしたのはホテルや旅館である。

それは、自分自身も出張が多い中、不便さを感じることが多々あるということからだ。

それこそ最近は、IoTを謳ったホテルも登場しているが、精度が悪く機能していなかったり、ユーザはそれを求めていないと感じるものがほとんどだ。

中途半端なものが多く、試しに導入してはみたけれども、今後どうやって展開していくのだろう?と首をかしげる状況も多い。

明らかに景観を損ねているゲートウェイが置いてあったり、赤外線の受信部が家電に付いている違和感、タブレットの操作性など課題は山積みのように思う。

それが後々アップデートできればいいのだが、ハードを変えなければいけないとなると、そこでまた費用がかかる。

これでは良くない。

そもそも、stakのコンセプトはそういった世の中に出ているIoTデバイスとは一線を画したモノづくりをしようというところからのスタートだった。

GAFAと呼ばれるアメリカの世界のインフラになりつつある巨大IT企業やBATと呼ばれる中国の圧倒的な存在感を見せつけている巨大IT企業にも一矢報いることのできることをしたかった。

何度もいうが、機能拡張型・モジュール型という構想がstakだ。

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自己紹介

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。