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ハッタリと嘘の狭間で(第100話)

そんなターゲットを絞りながらの営業活動は続いている。

と同時にCEOとしてもっと重要なことがあった。

資金調達である。

第1話から続けている本題に入るとする。

いくら偉そうなことを述べても、結局は資金調達ができなければ、継続ができない。

このnoteを書き始めた第1話の頃、本当にヤバい時期だったことを改めて告白しよう。

「カネ余りの世の中」という言葉を耳にする。

一体どこにそんな「カネ」が余っているのだろうか。

この冒頭から始めたわけだが、100話まで連日欠かさず投稿したので、100日前になる。

約3ヶ月前の出来事だが、その間にもstakは存続の瀬戸際にあった。

とにかく、こんなところで終わらせるわけにはいかなかった。

なんとか繋ぎながら、カネ集めに奔走した。

そして、9月の中旬に状況は一変する。

東証一部上場(証券コード:2337)している、いちご株式会社のグループ、株式会社セントロが引き受けとなっての資金調達が決まった。

エンジェル、VC、CVCなど、とにかく行けるところは行くことにしたが、どこに行っても、もう少し実績を積んで。。みたいな話ばかりだった。

心が折れかけそうになっては自分を奮い立たせていたとある日。

たったの5分くらいの打合せで出資が決まった。

これは現実なのか?

本当に映画やドラマのワンシーンのような光景に戸惑いもあった。

でも、現実だった。

俺は「カネ」を手にした。

ここにstakは加速して理想を現実にしていくことを約束しよう。

ということで、第一章は100話で一旦終了。

でも、stakはスタート地点にようやく立てたところだ。

またどこかのタイミングで、200話まで一気に書いていくことにする。

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自己紹介

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。