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「話を聞いてもらう」難しさ
こんにちは、REOの福井です!
今回はREO代表・阿部の著作『もう大丈夫!不登校そうだんしつ』を読んで共感したことをお伝えしてみます。
本の中に、こんな部分があります。
子どもは嫌なのです、聞いてもらえないことが。特に心にケガをしている状態ですと、話すことでさらに傷つくことを本能的に避けるものです。
話を途中で遮られる、勝手に要約される、途中からアドバイスをされる、否定される、交換条件を出される、なぜか問い詰められる…全てが、親は「聞いている」つもりでも、子どもにとっては「聞いてもらえない」です。
この「聞いてもらえない」例を読んで、「心当たりある!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。それは、自分が”された”でも、”した”でも。私も以前の経験をありありと思い出しました。
普段なかなか気軽に話せなかった親に進路について相談しようと、それとないタイミングを見計らって、珍しくできた会話の中で「〇〇に進むのもいいと思うんだよねぇ~」と言ってみました。
すると、進路に対する不安と受け取られたのか「これまで頑張ってきたじゃん!このままで大丈夫だよ!」と、なぜか勇気づけられ、「なぜ?」「もっと話を聞いてほしかったのに」という気持ちが渦巻き、「もういいや」とその後相談できなくなりました。
数年が経った頃、その時の話を親としてみると、「もっと話したいなら言ってくれればよかったのに」というように言われました。しかし私としては、勇気を出して言った一言が遮られてしまったように感じたし、1回遮られただけで心のシャッターを閉じてしまったのでした。
今振り返れば、あの時もっと話ができていれば…!と思いますが、普段から話ができる関係性や環境があることは大切だなと身に染みて感じる経験となりました。
今後も、自分の経験も交えながら、本の内容もご紹介していきます^^
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