見出し画像

エンジニアリングメンバーが採用チームにジョイン!年間セクシー賞(MVP賞)を受賞したエンジニアたちの振り返りを覗いてみた【ごちそうクルーの舞台裏】

この企画では、「ごちそうクルーの舞台裏」と称し、クルー(弊社では社員のことをクルーと呼びます)の対談の様子をお届けいたします。
※本記事は、スターフェスティバルぴーぷる部(人事部)がインタビュー内容を編集してお届けしております。

今回は、14期(2022年7月〜2023年6月)の年間MVPを受賞したエンジニア採用チームの中でも、プロダクトエンジニアリング部・プロダクトマネジメント部に所属する3名の対談を覗いてきました。

Software Engineer 吉田祐平

語り手紹介
プロダクトマネジメント部 吉田祐平(よしだゆうへい)

元々建設業界で働いていたが、独学でプログラミングを始める。その後、転職先で WEB の受託開発やサイト開発を経て、成長環境に惹かれ、2021年1月にスタフェスにジョイン。現在3年目を迎えている。社内外問わず ahiru と呼ばれている。

Software Engineer 高橋一騎

語り手紹介
プロダクトエンジニアリング部 高橋一騎(たかはしいっき)。

新卒でエンジニアとして働き始める。当時は Windows アプリケーションを作成する業務をメインとしていたが、WEBサービス領域に魅力を感じ転職。2社目で3年ほど勤めた後にスタフェスと出会い、ジョインを決意。2021年3月に入社し、スタフェス歴3年目を迎えている。
現在は Kitchen Success プロジェクト で Tech PM として邁進中。社内では ikkitang と呼ばれる。

Software Engineer 山﨑皓平

語り手紹介
プロダクトエンジニアリング部 山﨑皓平(やまざきこうへい)

2022年7月にスタフェスにジョイン。スタフェスを含め、インフラエンジニアとして10年ほど経験を積んでいる。(スタフェスは5社目)
インフラエンジニアと兼務しながら、データ基盤エンジニアとしてデータ活用面でも活躍。



エンジニア採用チームにジョイン!

吉田:そもそもエンジニア採用チームが何かというと、スターフェスティバル(以下、スタフェス)の場合は、「エンジニアを採用するぞ!」っていう目的のもと、普段の業務プラス頑張って採用も行うエンジニアの集まりですね。

高橋:経営に近い人ではなく、現場に近いメンバーが多い構成のチームでもあります。

山﨑:スタフェスCTOの sotarokさんが、「自分たちと一緒に働く人は、自分たちで探そう」というようなことを仰っていたこともあり、自給自足的なマインドで動く集団です。

高橋:僕が採用チームにジョインしたのが、2022年5月頃でした。それまでは、sotarokさんを始め、経営に近い方たちが動かれていたみたいなんですが、僕がジョインした頃から、徐々に現場に近いメンバーも増えていって、一緒に活動を始めた感じですね。

面談の場での頭出し等は特になく、もっとフランクに「一緒に採用やろうよ」と声を掛けていただいて始まりました。

吉田:僕も、インフラ・データ基盤のリーダーである ytakeさんに「近いうちにエンジニア採用の Slack チャンネルから招待あると思うから」と声を掛けていただいたのがきっかけでしたね。

山﨑:私はsotarokさんに「採用イベント運営してみない?」と声を掛けていただいて、そこから日々の採用業務もジョインって感じでした。

吉田:最初の頃の目標は、採用mtgの中で「今期は●名ぐらい入社してくれたら嬉しいよね」っていう一言がきっかけで決まった気がします。

高橋:計画的にっていうより、「このぐらい入社してくれないとやりたいことができない」っていう危機感から、肌感で数字が決まりましたね。

吉田:当時は、そもそも実績がないので次のステップに進んでいただける割合ももちろんイメージが湧かなくて、とにかく数をこなしてやっていくしかない感じでした。最近ようやく実績も出てきて、紹介会社の方とのmtg等でも進捗を追えるようになったので、1名内定承諾に至るまでに、何名と面談をしたらいいのかが、なんとなくわかるようになってきました。自分たちのアクションをロジックに落とし込んで、逆算して動けるようになったのは、正直ここ1年弱の話かもしれないです。

高橋:採用業務に慣れることがある意味目標だった部分もありますね。緊張して候補者さまと話せない時期もありましたし(笑)

吉田:同じくです。候補者さまに選考に進んでいただく前に行う、選考要素を含まない「カジュアル面談」というフローを組んでいるんですけど、当時はカジュアル面談がカレンダーに入っていると緊張してずっとソワソワしていました(笑)もちろん、今では緊張せずに候補者さまとの会話を楽しめるようになりました!

採用業務を行う上で大変だったこと

吉田:僕が一番大変だったのはスカウト送付ですかね。1to1で送るスカウトの文章を考えるのが初期は本当に工数がかかっていたので、本来の業務を圧迫して大変でした。自己紹介や会社紹介などのテンプレ化できる箇所はメス入れをして、いかに時間をかけずに、でも候補者さまに「この魅力に惹かれた!」を伝えられるかを試行錯誤していました。

高橋:候補者さまが弊社に興味を持ってくれたタイミングから、いかに時間を空けずにスカウトを送るかみたいな、スピード勝負感もありますしね。
スカウト送信以外だと、一次面接のジャッジですかね。採用に携わり始めた当初はもちろん、今でも難しさを感じます。

どういう質問をしたら「この方はスタフェスとの親和性がありそうな方だから採用に繋げたい」って自信を持って判断できるんだろう。そのために何を話して、何を聞いて、何を見たらいいのかっていうのを、正解のない中で、採用チームで数ヶ月話し合ってきました。
候補者さまとの経歴や自分たちの職種によって面接官を担当制にしているので、自分が担当する一次面接の実施回数自体も限りがあって、学びを得るのが大変だったなあと感じます。

山﨑:インフラ・データ基盤エンジニアについては、スカウトとカジュアル面談を私が担当しているのですが、カジュアル面談を私、面接を ytakeさんという役割分担でやっているので、面接まわりの大変さはあまり実感がないというのが正直なところです。カジュアル面談についても、最初は進め方がわからずドキドキしていましたが、ahiru さん(吉田)や ikkitang さん(高橋)のカジュアル面談に同席させてもらうところから始めたので、心細さはなかったです。

スカウトについてもある程度一人でできるようになるまでは、採用チームのみなさんが送っているものを参考にしながらテキストを作成していたので、後からジョインする身としてはすごくやりやすかったです。

日常業務と並行して行う採用業務

山﨑:私は正直、一時期めちゃくちゃ日常業務に支障がでていました(笑)
マッチしたらすぐスカウトを送付するフローで候補者さまとコンタクトを取っていた頃は、1日の中で不定期なタイミングでスカウト業務が発生すると、その時やっていた作業を一旦中断して、スカウトに全力を注ぐようにしていたんですね。作業を再開してしばらくすると、またマッチの連絡が来るので、スカウトに集中する。そうすると、中断していた作業の効率が落ちてしまって、結果中途半端になってしまっていたんですよね。
ahiruさん(吉田)が提案・まとめてくださって、1日に1~2回、プールしておいた候補者さまにがーっとスカウトを送付する時間を設ける運用にしてから、意識がバラけず楽になりました。

インフラ・データ基盤よりもバックエンドやフロントエンドの方がマッチする率高かったので、お二人もそういうタイミングがあったんじゃないのかなって思います。

高橋:スカウト送付が何よりも優先!っていう時期がありましたもんね。マッチしてから1時間以内にはスカウト送付するようにしていたので、ある意味、差し込み業務が頻発していた感じですよね。

吉田:あの運用だと集中力が切れますよね。僕は性格的に後回しにできなくて、マッチの通知がきたらそれがずっと頭の片隅にあって、逆に業務に集中できない状況だったので、とにかくスカウト送付までを早くするために色々な工夫をしてましたね。

年間セクシー賞を受賞

高橋:年間セクシー賞(MVP賞)を採用チームで受賞できたことも嬉しいんですけど、採用チームにジョインしているメンバーのみなさんが、所属部門でも評価されて、個人セクシー賞にノミネートされていたことが嬉しかったです。採用チームとして頑張っているメンバーが、個人としてもセクシー賞候補って、本当に素晴らしいなあと思いました。

吉田:本業を疎かにしての採用業務じゃないってところですよね。

高橋:そうなんです。プロジェクトの兼務って大変なはずなのに、採用チームとしてだけでなく、所属部門での活躍も評価されるってすごいなって。

吉田:採用チームの構成メンバー全員が、スタフェスのバリューである「Be a Leader」を発揮していたからこそかもしれないですね。感謝を感じる場面も多かったです。

あと、僕が「おっ!」って思ったのは、カジュアル面談から正式に応募いただいて、一次選考に進まれる方の次のステップに進んでいただける割合ですね。興味を持っていただけた、その背中押しができたというのは、素直に嬉しかったです。

山﨑:カジュアル面談後にいただく感想もポジティブなものが多くてありがたいですよね。先日、面談後に「転職意欲はそこまでなかったのですが、スターフェスティバルさんのお話を聞いて、一緒に働きたいと思ったので、応募させていただきます」というご連絡をいただけて、「面談で会社の魅力を伝えることができているんだな」と感じました。

吉田:一緒に働きたいなと思ってお声がけをした方が、実際に入社してくださって、今一緒に働けているというのがすごい。ざきさん(山﨑)のジョインきっかけも、僕たちとのカジュアル面談でしたしね。やった!って思いますね。

高橋:自分が採用に関わった方が入社後に活躍してくださっているのを見ると、自分のことのように嬉しいですよね。

吉田:一方で、採用ピッチ資料の更新がタイムリーにできなかったなあと思います。資料のアップデートもタイムリーにできていたら、もっとアトラクトに繋がったかもと考えると、サボらない仕組みづくりを考えないとなと思いました。

あと、数字をカッチリ追っていたわけではないので、ノルマ的な意識はあまりなかったですね。「次のステップに進んでいただける割合を考えると、いつまでに何通のスカウトを送らなきゃ」みたいな計画性がなかったので、そこは次採用が走るときには要改善かもしれないです。

採用チームにジョインして良かった!

山﨑:今まで関わることがなかったエンジニアの採用に携われたことや、プロジェクトが分かれていて一緒に働くことがないメンバーと同じ目標を見ながら仕事ができたこと、その中で成果を上げることができたことで、自信になりました。新たな仲間を採用できたという自分たちの成果が、今後どのように会社への貢献に繋がっていくのかも楽しみですし、インフラ/データエンジニアとしての普段の業務だけでなく、採用業務やその延長でそういった楽しさを見出すことができて、本当に良い経験ができました。

高橋:僕もキャリアの中で採用に携わることってなかったので、自分が採用に関わった方が入社して活躍されるのがこんなに嬉しいんだということに気づけました。あと、カジュアル面談や面接といった経験ができて良かったと思います。というのも、カジュアル面談の中で会社説明を行うにあたって、まずは自分が会社の状況を把握していないといけないですよね。把握する領域が、自分の業務やチームのことだけでなく、組織全体や会社の状況にまで及ぶので、いい意味で知らざるを得なかったんです。そういう意味でも視野が広がるきっかけになったので、非常に学びを得ました。

吉田:カジュアル面談で会社の説明をする日々が続いたので、「自分たちはどこを目指していて、今何をしているのか」を考えない日はなかったなあと。企業理念やビジョンを説明することで、改めて会社の目指すところと、今の自分たちの立ち位置を振り返る機会になっていました。あとは、面談でスタフェスの良いところを聞かれたときに、僕自身スタフェスの良いところを言語化できたんですよね。それがまた自分の入社・在籍理由の振り返りにもなって、スタフェスの環境への感謝に繋がったので、僕自身にとっても良い時間だったなと思います。

15期、より注力していきたいこと

山﨑:15期(2023年7月~2024年6月)は、よりお客様の売上向上のサポートができるようなデータ分析結果を提供していきたいと思っています。その先で、実際にお客様の売上が上がる瞬間をこの目で見たいので、データ分析チームとして、一層頑張っていきます!

吉田:僕は、採用を本格的に再開したときに、候補者さまがわっと集まってくれるような環境にしたいと思っています。カンファレンスに登壇したり、blogを書いたり、社外の方に「スタフェスって楽しそうだな」と思っていただけるような活動をしていきたいです。

高橋:僕は今採用チームからやや離れているので、Slackのウォッチ等情報収集は引き続き行って、また採用が走るとき、すぐに文化にフィットできるように準備をしておこうと思います。あとは自分が所属しているチームのスピード感をより意識しながら、日々動いていこうという気持ちです。

編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
セクシー賞を受賞した、エンジニア採用チームの3名にお話を伺ってきました。

実は筆者も採用チームにジョインしていたので、みなさんの採用に対する熱量を近くで見てきたんですけど、本当にバリューである「Be a Leader」を発揮されている方ばかりでした。
ご自身が所属しているプロジェクトチームでも、やらなければいけないことってたくさんあったはずなんです。そんな中、「それぐらいやってほしいです」って言うメンバーって誰もいなくて、「それぐらいやりますよ」が飛び交っていたんです。
sotarokさんが「一緒に働きたい人は自分たちで探しに行こう」と旗を振ってくださったのも大きいと思いますが、実際にそれをやるかやらないかって個々によりますよね。チームが同じ方向を見ているのがわかって、また士気が上がって。筆者も、素敵なチームで、良い経験ができたなあと思います。

カジュアル面談の中で会社についての話をするにあたり、「知らざるを得なかったが結果良かった」「会社の目指しているものを再認識した」というような話がありましたが、めちゃくちゃ大事なことだと思っています。

スタフェスでは月に1回「MANAVIVA!」という、入社間もないクルーが役員からの話を聞く場があります。CEOから会社設立当時の話や企業理念の意味を聞いたり、COOから組織編成とそうなった歴史についての話を聞いたりすることで、会社への理解をより深めてもらおう、というものです。
同じ情報をインプットしていただきたいので、基本的には同じ話をしてもらっているのですが、筆者からすると 「MANAVIVA!」って何回聞いても学びになる時間なんです。

というのも、同じ話を他者にできるか?という観点で考えると、何回聞いても足りないぐらいなんですよね。加えて、聞くタイミングが変わると捉え方も変わる。そうなると、仮に同じ時間・伝えるための環境をいただいたときに、自分は何を伝えたいんだっけ?会社は何を伝えたいんだっけ?と首を傾げる気がします。

採用チームでカジュアル面談や面接を担当されていた方は、会社のことやチームのことについて、インプットもアウトプットも繰り返してきたので、「知っている」だけでなく、「理解している」のではないかなと思います。できているようで難しいことでもあるので、筆者も研鑽していこう!と刺激をいただきました。

エンジニア採用も大きく動いていた時期を過ぎ、今はなだらかに動いていますが、また活発化することがあれば、楽しくシャキシャキやっていきたいですね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?