SEO記事コンテンツで成果を出すキーワードの見つけ方
皆さま、こんにちは。
SEOに強い記事コンテンツを自社で書いたり外注するとき、最初の段階で行うキーワード選定やテーマ決めは非常に重要です。キーワード選定が適切であるかどうかで、流入数やコンバージョン数にも差が出てきます。
今回は、SEO記事で成果を出すための対策キーワードの見つけ方について解説していきます。
■検索キーワードの調査方法
①Googleサジェスト
「Googleサジェスト」とは、Googleの検索窓にキーワードを入力した時に、検索窓のすぐ下に自動的に表示されるキーワードのことで、検索ワードから予測して他のワードも提案してくれる機能です。
表示基準は、検索ボリュームや検索した人数、トレンド、過去の検索履歴などが影響しているとされており、頻繁に検索されるキーワードを調べることができます。
自社商材のメインのキーワードを入力すると、それに関連するニーズの高いキーワードを洗い出すことができ、キーワード選定のヒントになります。
②ラッコキーワード
「ラッコキーワード」は無料で利用することができるキーワードリサーチツールで、調べたいキーワードに対して、GoogleやBingなどの検索エンジンでのサジェストや関連キーワードを洗い出すことができます(検索ボリュームの調査など一部有料機能あり)。
Googleサジェストでキーワードを一つ一つ検索していくよりも、効率的に調べることができます。
③Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」とは、Google広告の一機能として使えるツールです。
Google広告でリスティング広告を出稿した時にどの程度の費用対効果が見込めるかを把握するために使いますが、キーワードの月間平均検索ボリュームや競合性、関連性のあるキーワードを調べることもできるため、SEO最落のキーワード選定においても非常に参考になります。
■自社サイトが対策すべき検索ボリュームとは
キーワードの検索ボリューム(基本的には月間検索数で考えます)は、主に以下の3段階に分かれます。
①ビックワード
月間検索ボリューム10,000を超える検索数が大きいキーワードのことで、「転職」などの1単語、「転職 サイト」などの頻出する2単語が多いです。競合性が高く、上位表示の難易度は非常に高くなります。
②ミドルキーワード
月間検索ボリューム約1,000~10,000程度のキーワードのことで、2単語で検索されることが多いです。具体的な検索意図がありながら程よい検索ボリュームとなり、コンテンツ作成がしやすいともいわれています。
③スモールキーワード
月間検索ボリュームが1,000未満のキーワードのことで、主に2単語か3単語で検索されます。3単語以上で構成された複合キーワードは「ロングテールキーワード」とも呼ばれ、競合が少ないニッチなワードであるため、ロングテールSEOとして対策されることもあります。
ビックワードで上位表示ができればサイトへの流入数も多く見込めますが、大手企業など資金力もありドメインパワーの強い競合サイトも多いため、せっかく記事をたくさん公開しても埋もれてしまうリスクが高いです。
また、検索するユーザー層が幅広いため、ビックワード経由の訪問者は、キーワードによってはコンバージョン率が低い場合もあります。
よって、検索ボリュームの多さにとらわれ過ぎず、検索ボリュームが少なくてもコンバージョン率が高いものを狙っていくことがポイントです。
サプリの例でいうと、「サプリ」や「サプリ ダイエット」がビックワード、「サプリ お腹 脂肪」がミドルワード、「サプリ ダイエット 40代」がスモールワードです。
ミドルやスモールのキーワードの方が、より具体的な悩みが明確化されていたり、深い悩みを持って検索していたり、資料のダウンロードや問い合わせなどにつながりやすいこともあります。年齢層なども、自社商材のターゲット層に合わせて狙うこともできるでしょう。
■おわりに
SEO記事コンテンツでは、検索ボリュームが多いキーワードだけでなく、検索数は少なくてもコンバージョンにつながりやすいものや潜在ニーズが高いものは対策しておきたいところです。
検索数が少ないキーワードは競合性が低く、ターゲット層に向けてより専門的な情報を届けられるチャンスにもなります。
また、自社サイトに記事を掲載している場合、サイトに訪れたユーザーが記事コンテンツにも興味を持って閲覧してくれることもあるわけで、オーガニック経由での記事への直接流入は少なくても、自社サイト経由であれば、記事閲覧の検索性などを良くしておけば、気になる記事を見つけてもらえます。
サイトの訪問者にとって役立つ記事が多く掲載されていれば、リピーターとなって記事を見るために再訪してくれることもあります。
自社で登録者等に対して実施したアンケート結果なども参考にして、ターゲット層が興味を持つテーマやキーワードをコンテンツ記事にも活かしていきましょう。
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