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【広告計測】ページスクロールでコンバージョンを計測する方法

皆さまこんにちは!今年も間もなく終わりですね。もう12月に入ろうとしているのになんだか汗ばむ日もあるような気がします…。

広告配信の予算が少ないアカウントやコンバージョン単価が高い商材だと「なかなか購入(お問い合わせなど)のコンバージョンのデータが蓄積されない…」といったケースが見受けられると思います。

そういった場合にはマイクロコンバージョンの設定をすることがあるかと思います。「お問い合わせフォーム」や「お買い物かご追加」などの計測追加の他に「ページのスクロール距離(スクロール率)」で計測する方法があります。

なお、マイクロコンバージョンの活用方法についてはこちらの記事をご参考ください。


■ページのスクロール距離(スクロール率)とは?

スクロールの距離とは縦方向か、横方向へのスクロール割合をもとに計測するGoogleタグマネージャーでのトリガー設定方法です。

Googleタグマネージャーでトリガーの設定から選択できます

ではこのトリガーでどういったケースで活用できるかと言いますと、おおよそ下記にあたる場合だと考えます。

・「購入」など直接利益に繋がらないページを広告でも計測したい場合
(例えばキャンペーン特設ページを広告として計測するなど)
・問い合わせフォームがページ遷移やボタンクリックではない場合
・コンバージョン単価が非常に高価のため、限られたデータでの調整が厳しい場合


上記で挙げたように広告計測としても使用しつつ、問い合わせフォームがページ遷移やボタンクリックではない場合など、ページのスクロール距離で計測するのも場合によっては有効ではないでしょうか。

フォームがページに埋め込まれているタイプなど

■トリガーの設定手順


お持ちのGoogleタグマネージャーを開きます。スクロールの距離(スクロール率)ごとにトリガーの追加が必要になります。

開いたら画面左の方に下記のような項目が出てきますので「トリガー」を選択します。

選択できたら画面中央にある「新規」のボタンをクリックします。
クリックすると「トリガーの設定」という項目に遷移するので、画面中央の「トリガーのタイプを選択して設定を開始…」をクリックします。

クリックすると、右に「トリガーのタイプを選択」という項目が出てきますので、「ユーザーエンゲージメント」の項目から「スクロール距離」を選びます。

選択すると上記の画面に遷移します。ここで縦方向・横方向のスクロールを指定することができます。今回は例として縦方向を選択します。

スクロール距離(スクロール率)の割合もしくはピクセル数が選択できるようになっています。ここではひとまず50%と設定しました。より細かく計測したい場合はピクセル数ですが、ここでは割合を選択します。

トリガーの発生場所については今回ページのスクロール距離(スクロール率)で計測したいページのURLを指定します。

これでページのスクロール距離(スクロール率)の設定は完了です。
あとはスクロールの割合ごとにトリガーの設定とタグの設定を行いましょう。

■おわりに

以上でページのスクロール距離(スクロール率)の設定方法は終わりです。
筆者の場合、ひとまず50%と100%で計測しています。

例えばページのスクロール距離(スクロール率)で計測している広告から流入したユーザーが「ページをどこまで読んでくれたのか?どこで離脱してしまったのか?」を評価に加えながら広告やランディングページの改善に繋げることができます。

ページのスクロール距離(スクロール率)を見つつ、流入したユーザーが「例えば最後まで読んだものの離脱してしまった」や「ランディングページにSNSアカウントへのボタンがある場合、アクセス数はどうか?フォロワー数の増減はどうか?いいね数はどうか?」など次のアクションまで繋げられると良いように感じています。

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