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【ものつくりの世界】トラックの話


先日、メッセナゴヤ2021という、
異業種交流展示会が開催されました。
毎年行われていて、さまざまな業種が
出展するとても大きなイベントです。


こちらに弊社のトラックも
展示されましたのでご紹介します!

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本物のトラックではなく、
マスコットトラックです(笑)


しかしロゴも入っていて、
細部まで丁寧につくられています。
こちらは保冷車で、イメージとしては
クーラーボックスのような感じで、
冷たいものを保存できる仕様に
なっています!


2年前のメッセナゴヤ2019では、
ウィング車が展示されました!
↓↓

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ちなみに大人2人がかりで運ぶほどの
大きさと重さで、僕の感覚だと
一人あたりの負担は20kgくらい
あったんじゃないかと思いますが(笑)、
それくらいしっかりと作り込んで
くれたということ。

実はこの2つのトラックは、
ものつくりに携わる個性的な9社が
参画して設立した、ものつくり共同愛知
という合同会社の方々がつくったものです。


メッセナゴヤに出展するということで
つくってくれました!

経営をしていると、さまざまな勉強会に
参加する機会が多いもので、
長年、そういった集いに恵まれる中で
知り合った、かれこれ10年以上の
お付き合いになる方々です。


僕の会社は名古屋市内では
交通アクセスの良いところにあるので、
『(その合同会社の会議のために)
場所を貸してくれないか?』
と先輩に言われたことがきっかけで、
うちの会議室では定期的に
会議が行われています。


僕はメンバーではないので
会議には参加しないのですが、
HPにもあるように、

面白いからやってみよう!
培ったノウハウと技術力をもとに開発された、遊び心のある商品

をつくるために、
自分たちの技術を持ち寄って
話し合っている姿には、
毎回すごいなと思ってしまいます。


きちんとした合同会社として
設立されているので、利益を追求することは
もちろんなのですが、一緒に何かを
つくっていくプロセスにおいて、
楽しくやらなければ続きません。


実際の本業のところでは、
どんな会社もコストや売り上げの話が
つきものであり、もちろんそれは、
とても大事な話です。


でもこちらの合同会社では、
そういった制限をまず外してみて、
今まで自分だけで考えていたら
実現できなかったことを、
異なる技術を持つ9社が集まることで
具現化し、“できる” に変えていく。


そんな活動を見た誰かが、
『こんなことはできませんか?』
『こういうものを作りたいんですけど
作れますか?』
という相談をしてくれたら嬉しい。


そんな想いを持って活動されています。

先輩 『(儲かったお金で)温泉に行きたいな』
僕  『バスくらいなら僕出しますよ』
先輩 『悪いね東山ちゃん!』

という会話も飛び交うような、
ちょっとサークルっぽい感じもありつつ、
みなさん楽しんでおられます(笑)



運送業の僕としては、
何かを作り出す、
ということがないわけです。


なので、ものを作る人たちの、

『これはどうすれば作れる?』
『この材料だったらどうだろう?』
『ここはもう少し小さくできないの?』

という、僕が普段しないような会話が
聞こえてくると、『大変そうだな…』と
思うと同時にとても新鮮で、
純粋に『すごいな』と思います。


経験と実績のある会社が集まって
ひとつの物事に取り組むと、
ひとつの会社だけでは全部できなくとも、
『この部分はあの会社に声を掛けたらできるよ』
という感じで、協力することができる。


実際にそんな協力体制があって、
お客様のご要望に多角的にお応えされています。


僕も運送についてちょっとした悩みごとを
『これってどうやったら運べるんだろう?』
と相談したことがあり、
全く自分にはない視点で解決策を
示してもらえたことがありました。


自分にない視点をもらえるというのは
貴重なことだと思いますし、
新鮮で勉強になります。



『東山ちゃん!保冷車つくろうぜ!』
というノリで先輩たちが盛り上がり、
つくることになったトラックでしたが(笑)、
納車された保冷車に、
保冷剤とアイスクリームを詰め込んで、
『差し入れでーす』と配達してみようかな…
と、利用方法を想像しています(笑)

でも、アイスクリームだと、
夏まで使えないな…
この保冷車は、保温もできるのかな…?


先輩、これを読んでいたら、
保温できるのか教えてください(笑)






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