見出し画像

Immersal DemoApp 2021 Automaitc Mapper のマッピング時の最大画像枚数を変更する方法

マッピングの自動生成機能

iOSとAndroidで提供していたImmersal Mapper でマップデータを作成する際、連続した画像を1枚づつ写真撮影を行う必要はありました。

現在、Immersal Developer Portal 上で提供されているDemo Appには、連続した画像を自動で作成する機能が提供されています。この機能をAutomaitc Mapperと呼びます。

画像1

Automatic Mapper でマッピングしている動画

Automatic Mapper の制限

Automatic Mapperは、1回のマップ作成に画像が10枚~40枚までとなります。例えば広範囲なマップを作成する際、40枚では足らない場合、複数回に分けてマッピング作業を行う必要があります。

制限の変更について

Immersal Developer Portal が提供しているデモアプリでは、Automatic Mapperの制限の変更を行うことはできませんが、このデモアプリのプロジェクトはGithubで公開されているため、プロジェクトを入手することでカスタマイズすることができます。

入手方法とプロジェクト作成~ビルドまでは、以下の記事を参考にしてください。

Unityを起動し、入手したプロジェクトを開きます。Assets/Scenes/DemoApp.sceneを開きます。

スクリーンショット 2021-02-05 21.20.36

ヒエラルキーにあるAutomatic Mapperに追加されているAutomatic Mapper ManagerスクリプトにMax Imagesという項目があります。デフォルトは40となっており、この値を変更することで一度のマッピング処理に撮影する画像枚数を変更することができます。

Min Imagesは最小枚数。

Image Intervalは1枚ずつの画像撮影の処理によるインターバル時間。

Point Colorはマッピング中の点群の色。

Point Sizeはマッピング中の点の大きさ。

例えば、100枚の画像撮影を行うAutomatic Mapperにカスタマイズすることも可能です。

画像枚数100枚、インターバル0.3秒、点のサイズを0.005で色をピンクにしたAutomatic Mapper でマッピングしている動画

画像3

無料の商用ライセンスの制限

無料の商用ライセンスには、1つのマップに対し画像は最大300枚までの制限があるため、個人的には300枚以内に設定することをオススメします。

最後に

OnePlanetは、AR技術をベースに未来のユーザー体験/ユースケースを創造することに挑戦しているARスタートアップです。
様々なテクノロジーにより現実とバーチャルの境界は日々曖昧になり、すでに信じられないような感動体験ができる世の中になりつつあります。

そんなOnePlanetでは、参加してくれるメンバーを募集中です!

OnePlanet Tech Magazine

弊社のテックマガジン公開中!この記事以外にも技術記事を配信中!!


この記事が参加している募集

最近の学び