会話と対話の違いで成果が変わる

どうもこんにちは。言語聴覚士のよーへいです。

コミュニケーションを取る手段に、会話があります。

同じく、対話というコミュニケーションもあります。

両者をわざわざ使い分ける必要は本来ありませんが、成果を上げたい!とがむしゃらに頑張っている貴方にはきっと大事な意味をもたらしてくれるでしょう。

「会話」は二人または数人で話をすることをいいます。

「対話」は二人の人が向かい合って話をすることをいいます。

会話は取り留めのない話なども含みますが、対話は信頼関係を築くためのコミュニケーション、という意味合いが強いです。

"世の中のギモンを解決するメディア『スッキリ』"より抜粋

女性との雑談で求められるのは「共感」です。
軽くゆるく話すような内容が特徴的。
つまり会話になります。

クライアントとの話し合いで求められるのは「尊重」です。
深く相手を知ろうとする姿勢が出るのが特徴的。
こちらは対話の意味合いが強いです。

相手や場面によって使い方を間違っていたりしてませんか?

それではまた!

言語聴覚士の小話

脳の病気の後遺症で失語症というものがあります。
読んで字のごとく、言語コミュニケーションを失うという意味です。

・聴こえているけど、なんの単語か理解できない
・話すための単語がうまく出てこない
・文字が読めない、読めても意味の理解ができない
・文字が書けない、言葉はわかるのに文字が出てこない

簡単にまとめると、聴く・話す・読む・書くことに弊害が出る障害の総称になります。

非言語コミュニケーションというのもあります。
言葉や文字を介さずに、仕草やアイコンタクトなどで意思疎通をとる方法です。

そんな失語症という障害を持つ人たちとその家族には会話がとても重要になります。
多いのは、言葉での表現に拘って、「会話が成立しない」と嘆く家庭。
「共感」することは、実は言葉を使わなくても表現できます。

すでに「会話は成立してる」のに案外見落としがちなんです。

家族が「言葉」と聞いて最初にイメージしてしまうのは、実は「対話」ができたかどうか。言葉を失ってしまった状態で結構難しいことを要求しています。

貴方と貴方の大事な人のために
まずは「会話」から始めてみませんか?

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