「精神科医の禅僧が教える心と身体の正しい休め方」川野泰周
瞑想・マインドフルネスを身近に感じさせてくれる本!!
精神科医でもありお寺の住職でもある著者、川野泰周さんが説くマインドフルネスとは?
・マインドフルネスを気軽にやってみたい
・慢性的な疲れを取りたい
という方におすすめです!
「疲れ」には3種類あることを知っていますか?
①身体の疲れ
②ネガティブな感情による脳の疲れ
③マルチタスクによる脳の疲れ
です。
現代人の疲れのほとんどは②と③だと著者は説いています。
疲れているのに眠れない。
運動しているわけではないのに疲れている。
集中力が続かない。
慢性的な疲れが溜まっている。
こんな人は、②か③もしくはその両方が原因だと思われます。
②ネガティブな感情による脳の疲れ
→仕事や将来の不安、人間関係のストレスなど
③マルチタスクによる脳の疲れ
→2つ以上の作業を並行して行う
今日中に終わらせないといけない焦りを抱えながら仕事をする。というような、上記の2つが同時に起こっていることも多々あります。
また、多くの人はSNSや友達恋人からのメッセージ、仕事の連絡などを常に気にしながら生活しています。
これは脳が常にアイドリングを続けている状態であり、休まっていないのです。
では脳を休める(疲れさせない)ためには何をすればいい?
それが、マインドフルネスです!!
といっても難しく考える必要はありません。
呼吸すること
歩くこと
料理すること
食べること
すべてマインドフルネスです。
なぜなら、マインドフルネス=今ここに意識を集中させ、脳を強制的にシングルタスクにすること
つまり
呼吸に意識を集中させる
足裏の感覚を意識しながら歩く
食材の香りや変化を感じながら料理する
よく噛んで味わって食べる
という風に、目の前のことに意識を集中させればすべてがマインドフルネスになります。
SNSの通知をオフにしたり、機内モードにするだけでも脳のアイドリングがストップし、マインドフルネスに近い状態を得ることができると思います。
今までマインドフルネスに対して難しそうというイメージを抱いていた方もこれなら簡単に始められそうじゃないですか?
書を捨てよ、町へ出よう
ではなく
スマホを置いて、散歩に行け
といったところでしょうか
足の感覚や周りの自然に意識を集中させて散歩してみましょう^_^
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