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リーダーを探すよりも自分がリーダーになれ

「自ら進んでリーダーとなる者がチャンスを掴むことができる」

こんばんわ!
今日はこちらの本を紹介していきます!

2010年に著者の神田昌典さんが高校生に向けて行った講演がきっかけで2012年に出版された本。

2022年までの10年間での変化を予測し、その変化に乗り遅れないように未来を切り開こうという内容です。



歴史のサイクルを分析すれば大まかな未来は予測できる

今後10年、世界規模で壮絶な変化が起こる

日本の未来は決して明るくない

しかし視点を変えればチャンスでもある

時代の流れに取り残されないためには古い価値観を捨て、新しい価値観を身に付ける必要がある

過去の成功体験にとらわれず新しい自分へと進化していかなければならない

自ら進んでリーダーとなれる者がチャンスを掴むことができる

ざっくりまとめるとこんな感じです。


日本の未来は決して明るくない

経済活動という観点から見ると日本の未来は決して明るくありません。
景気は人口の増減によって決まります。特に40〜50代の、子どもの教育費や住居費などの出費が抑えられない世代の人口に大きく左右されます。

日本は人口が減っていく一方なので経済の伸びは期待できず、悪化していくでしょう。

変化の時代をどう乗り越えればいいのか?

暗い未来を悲観し嘆くことは誰にでもできます。
でもそんなことをしても何も状況は変わりません。
本当の意味で可能性が広がるのがこうした最悪なときなのです。

古い価値観を捨てて新しい価値観と共に生きられるか。
視点を変えてチャンスと捉え、自分のできることを考えて行動するか。
それともその他大勢となって時代に流されて生きるか。

決定権はいつでも自分が握っています。

自分自身を常にアップデートしていく

情報そのものを正確に入手することに価値があった時代は終わり、目的に応じて情報を編集しオリジナルな知識を創造することに価値がある時代に変わっています。

つまり、情報をつなぎ合わせ再構築し自分の頭で考えて自分の意見を出すということをしていかないといけない。

自分の考えを発信し、行動していくことで未来は創られていくのです。

■感想

めちゃくちゃおもしろかった!!

歴史を見て未来を予測する
人口を見て経済を予測する
ライフサイクルを見て会社の存在を問う

データを正確に読み取る力と、そのデータから考える力
そして考えて出した仮説を検証、修正していく力が必要だと思いました。

2010年に高校生を対象に講演をしたことがきっかけで出版されたということですが、まさに自分は当時高校生でした。
もし当時自分がその講演を聞きこの本を読んだとしても、何も理解できず、学ぼうという意欲もなかったと思います。
やはり本を読むべきタイミング、出会うべきタイミングがあるんだなと感じました。

この変化の時代に未来を悲観するのではなくてチャンスと思って進化していきたいと思いました。
新しい価値観。ワクワクしますね。
でもこういうことを友達や同僚に言うとクレイジーだと思われるので言いません(笑)

一番印象に残った言葉は

「リーダーを探すよりも自分がリーダーになれ」

誰かや何かに頼ってどうにかしてくれるのを待つよりも
自分が進んでリーダーになろう という言葉がすごく心に響きました。

過去の成功体験にとらわれず常に自分を変えていけるリーダーこそがチャンスを掴むことができる!!

未来は自分で創造することができる。
自分の将来に希望を持たせてくれる本です。
ぜひ読んでみてください!!

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