ゼロウェイストをめざすお店
オシャレな店とか、居心地が良い店とか、人によってその捉え方は様々ですが、私が取り入れたいことの1つが、ゼロウェイストでした。
ゴミを出さないことはもちろん、ゴミを持ち込まないという観点。
そう、手に取ることで、捨てるということが始まるわけです。
リサイクルというのは、手に取ったものを分解して再生させること。
その言葉は浸透していますが、捨てると環境に負荷がかかるものであっても、できるだけリユースしようとは思うものの、やっぱり心地悪いのです。
だったら最初から手にとらなければ良い、、、そんな考えを少し進められる本にも出会いました。
この本はストイックな生活をする挑戦のような本ですが、現実もいろいろ書かれています。
とっても面白いです。
店を作ろうとすると、什器や値札など、様々なものを用意しなければなりません。
ですが、新しく買えば、新しい資源を使うことになるわけです。
新しい家具であれば新しい木を、新しいプラスチック製品であれば石油を。
そんなわけで、リユースあるいはアップサイクルで店が作れないかというチャレンジを始めました。
とはいっても・・・なかなか手に入らないという状況が続きます。
廃材など、全然手に入りません・・・
100円ショップで買う製品を手に取れば、ほんの1分で終わること。
でも、そのプラスチックを木に変え、紙をアップサイクルに変えることで、何百倍もの時間を費やしています。
文具屋に行っても、資材屋さんに行っても、周りをよく見ればプラスチックだらけです。
いまさらそんな環境に包まれていることに気づき、愕然とするわけです。
そんな私は、再生紙やFSC認証紙を使い、プリウスを乗り、自家栽培で野菜を育て、巨大なコンポストで堆肥を作っています。
少しでもできることをしていくことが、心地良いと思って生活をしています。
個人はともかく、人とつながる場所では、資源を無駄に使わない方法がないかと、もがく毎日です。
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有料レジ袋はもちろん紙。それも再生紙ではなく、ペーパーバッグでアップサイクルでできないだろうか。再利用の袋を選んでもらうのも良いかもしれない。
什器はできるだけリユース。塗料は自然由来のもので。
値札は紙、値札立ては木。ポップも端切れから。
レシートも自動で出さないように。ショップカードも印刷をしないことに・・・DMも極力出さない・・・
商品以外にプラスチックをどこまで減らせるか…ゴミの廃棄をどこまで減らせるか…
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こういう取り組みはひとりじゃ何もできません。
だから話をして、相談して…仲間が増えていきます。
そんな話をしていたら、値札やポップに使う紙は、環境印刷のマルワさんからバナナペーパーの端切れを譲っていただきました。
こんなステキな紙を使って値札を作れるなんて!
いまからワクワクしています。
そんなわけで、時間もないのに超遠回りしながら、ゼロウェイストを探しています。
ゼロウェイストの完全を目指すのは、現代社会ではいろいろと無理があります。
そんな話を色々相談すればするほど、ゼロウェイストに関心のある人も多く、賛同してくれる人が多いのです。
スタッフもビジネスパートナーも、みんな協力…率先して色々考えてくれています。
そんなわけで、安いから便利だから選ぶとか、慣習だから習慣だから常識だからではなく、すべてをゼロから前提から捉え直して、何ができるのかを実験していく場にしたいと思っています。
meetsは、様々なチャレンジと実験をしていく場にしたいと思っていますので、そんな実験を一緒に楽しんでいただける方と一緒に、お店を運営しファンを増やしていけたらと思っています!