見出し画像

介護のはじまり

わが家にも、介護がやってきました。

それは突然のこと。

1月にコロナで病院に運ばれ入院。
それがきっかけに身体機能が影響を受け
そのまま退院できずに、転院。

コロナ病棟で会えず
わが家のインフル騒動があり
そしてようやく今日、
40日ぶりに再会をしたのですが、

まったく別人になっていました。

自力で水も飲めず
ご飯もほとんど食べられず
認知症と薬の副作用で常に眠そうで
もちろん立つこともできません。

もう、あの父を見る影もありません。

正月には家族で焼肉食べていたんですが。

そして、否応なしに
介護のための様々な決断が迫られます。

子育てが終わったら介護が始まる…という予測はしていたものの…ですね。

いろいろな現実を突きつけられ、
母親の気持ちも汲みながら、
僕自身のできる限界もあるなか、
さあ、どうする…という現在地。

まあいずれ誰もが訪れる現実。
そう、自分も。
だからこそ、
介護、医療、税、最期…
関わる色々なことを調べると
また新しい世界が見えてきます。

こんな時にもまた
もっと大変な人がいるんだろうと
そんな誰かのことを想います。

あらゆる人が
それぞれの環境で、
過去から現在そして未来へと
永遠に続く循環の一部。

私もこれまで
人の誕生から育児・子育てに
ガッツリ関わってきたけれど、
今度は、
人の最期に繋がる介護。

人の誕生と最期。
私は人生100年に半分を過ぎるいま。

福祉の世界の両側を感じると、
社会がまた違って見えはじめます。

私のような連続起業家に、
この経験や課題は、
どんな影響を及ぼすのだろう。

自分なりの視点や考え方を、
メモしていきたいと思います。