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子供の指しゃぶりを卒業させたい母の記録(1日目)

ムスメが指しゃぶりを卒業しようとしている。

悲しい顔のアンパンマンの絆創膏を親指に貼って。

現在、ムスメは、1歳9ヶ月。
寝る時、心に安心が欲しいかんじ時、お風呂上がりに指しゃぶりをしていた。
1歳すぎで卒乳してから指しゃぶりの頻度が高くなり、右手の親指の付け根の肌が荒れて赤くなったりもした。そろそろ指しゃぶりを卒業させたいな、と思いつつ。ムスメの安心材料である指しゃぶりをやめさせるのは心苦しくもあった。

でも、わたしは決心した。
先日の歯科検診の際に指しゃぶり特有な歯並びになっているので、やめられるならやめた方が言われたからだ。

「指しゃぶり 止める 方法」と検索すると、いろんなものが出てくる。いろいろと調べて考えた結果、わたしが試している方法は…

悲しい顔のアンパンマンの絵を書いた絆創膏を親指に貼る

そして、その悲しい顔をしたアンパンマンのストーリーも考え、ムスメには以下のようにお話をしながら、絆創膏を親指に貼った。

親指が赤くなってきちゃったねぇ。傷もできてるし、痒いよね。
だから、アンパンマンの絆創膏を貼って、アンパンマンに指を守ってもらおう!
そしたら、痒いのなくなるかもよ
それでね、親指をお口に入れたいなーと思ったら、このアンパンマンを見てみようか。アンパンマン、悲しい顔してるね。お口に入ったら、アンパンマンが「いたーい」って言っちゃうかもしれないから、○○もアンパンマンを守ってあげようね。
(〇〇はムスメの名前です)

ムスメは、乾燥肌で定期的に湿疹が出るので、皮膚科に通っていて、「ここ、かゆいの」と痒い箇所を自分で示し、かゆいことは嫌なことであることも自覚している様子です。
なので、アンパンマンと一緒に痒いのを一緒に治せたらいいね、というストーリーを作りました。

ムスメと手を繋いで、このお話をして、アンパンマンの絆創膏を親指に貼りました。ムスメは真剣な顔で話を聞き、親指に貼られた絆創膏を見つめます。
さて、ムスメは指しゃぶりを卒業するのか?


一日目。
日中、外で遊んでいたり、一緒に過ごしている時は全く問題ありませんでした。
でも、お風呂上がり、私は料理をして、ムスメはテレビを見る時間。ムスメがよく指しゃぶりをしている時間です。どうなるかなー?と料理を作りながらムスメを時々見てみると…

テレビを見ながら、親指を立てて、今にも親指を吸いたい、吸いたい…という気持ちで親指を見つめたり、目を外したり…ぐっと我慢をしている感じ。ひとりで耐えている。でも、ムスメは親指を吸うことはありませんでした。

一日目の夜、ムスメはいつもより早い時間に、「ねる、オカカ(母親のこと)だっこでねる」と言ってきました。なので、一緒に寝室にいき、座って抱っこをしながら、寝かせつけをしました。
寝る体制になると、泣きながら「いやだーいやだー」と言って、親指を吸いたい気持ちを伝えてきます。私が「アンパンマンが守ってくれるから、大丈夫だよ」と伝えると、小さなムスメの手が私のスウェットをギュッと掴み、親指を吸いたい気持ちに耐えているようでした。
しばらく抱っこしていると、「ゴロンして寝る」というので、布団に寝かせ、手を繋いで添い寝し、すーっと寝りにつきました。

一日目は、指しゃぶりをすることなく、一日を過ごすことができました。
さて、明日以降はどうなるのでしょう。

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