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かんたんすぎる詰将棋8

さあ、きょうも詰将棋を考えてみましょう


下の詰将棋8の問題図をご覧ください。


かんたんすぎる詰将棋8(重松孝 作 1手詰)

さて、どうすれば、いいでしょうか?
考えましょう。
まず、どの駒がどこにきいている(うごける)のでしょうか
王は、どこにありますか
攻め駒、守りの駒、どちらもよく見ましょう。


さあ、どうすればいいでしょうか?
相手の手まで考えましょうね。
これは1手詰ですが、対局では、何手詰なんてわかりませんし、詰まないかもしれません。

ですので、「こう行く、こう来る、そこでこう指す」の『3手の読み』は、とても大切な考え方です。
『3手の読み』は、将棋をする基本として身につけましょう。


ちょっと、お話が長くなりましたね。さあ、問題を考えましょう。

持ち駒はありません。

下図は、大きくした部分問題図です。


かんたんすぎる詰将棋8(重松孝 作 1手詰)


さあ、できましたか?

よく見ることがだいじです。
どの駒が、どこにきいているか、イメージしてくださいね。

さあ、いっしょに考えてみましょう。

まず、2四の飛車を2三で成らせる、2三飛車上成(2三飛車 あがる なり)と行きたくなるでしょうが、それだと相手はどうしますか?

そうです、4四玉と逃げます。(王は、できるだけつかまらないように、広い方へ逃げます)4四玉と逃げられたあとは、どうしますか?

これは、どうも詰みそうにありません。

では、2一の飛車を後ろに引いて、2三で成る、2三飛車引成(2三飛車ひく なり)では、どうでしょう。

これだと4二玉と逃げられると、どうも詰みそうにありません。


だからと言って、3一飛車成りは、どうでしょう?

2四玉と飛車を取られて逃げられると、もう詰みません。

では、どうすればいいのでしょう?


2段目、4段目、どちらに逃げられても、詰みません。

さあ、どうしましょう?


それでは 正解を発表します。

正解は、

2一の飛車を2二で成る、

2二飛車引成(2二飛車ひく なり)の1手詰め

です。


これで詰みですね。
詰んでいることを感じてください。


はい、きょうは、このへんで おしまい。

じゃあ、またね。

いつも笑顔のふふふのふーちゃんは、いつもあなたを応援しています!





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