将棋をはじめませんか2
前回、「将棋をはじめませんか」で駒のおもてのうごきをおぼえました。
実は、将棋の駒は、相手の陣地に入ると、成ることができます。
成るときに、駒を裏返します。
相手の陣地とは、それぞれ自分に近い三段分(さんだんぶん)です。
下の絵を見ると、わかるでしょう。
①相手の陣地に入る、②相手の陣地の中で動く、③相手の陣地から出てきた、その時に、成ることができます。
成っときのうごきをおぼえましょう。
将棋の駒は、全部で何枚でしたか?
玉(王)、金、
銀、桂、香、歩、
飛車、角、
全部で、8種類ですね。
もし、駒をお持ちでしたら、この8種類、すべてを裏返してみましょう。
どうなっていますか?
それは、・・・・
紙に描いたとおりですよね。
王(玉)と金は、成りませんね。
おもてのうごきのままです。
銀、桂、香、歩は、金になります。
今までのうごきは、できません。
ですから、成らない方がいい場合もあります。
飛車が成ると、今までの飛車のたてよこどこまでも行く力を残しながら、行けなかった方向へも いっぽだけ 行けるようになります。
では、角は成ると どんなうごきをしますか?
自分で考えてみましょう。
自分で考えることがだいじですからね。まずは一度、自分のあたまで考える習慣をつけましょう。
どうですか?
そうです。角が成ると、今までのななめにどこまでも行く力を残しながら、行けなかった たてよこにいっぽ、行けるように なります。
成ったときの うごきは、これで、すべてです。
この前のおもてのうごきと 今回のうらのうごき、
これらすべて身につけると、うごきはパーフェクトです。
書くと、おぼえやすいですから、書いておぼえてみましょう。
つぎの回は、反則(禁じ手)です。
さあ、やってはいけないと禁じられているのは、どんな手でしょうね。
次回もお楽しみに。!(^^)
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