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5.自分の機嫌は自分で取ろう〜こどもに伝えたい100のこと〜

大人になってから驚いたことがある。世の中には自分の機嫌すら自分で取れない人が、案外多いということ。そして、不機嫌であることを恥ずかしげもなくアピールする大人がとても多いということ。

これは本当によくない。機嫌が悪いことをアピールすると、まず空気が悪くなる。その場にいる人みんなが嫌な気持ちになる、そしてこの人は機嫌が悪いことをアピールする幼稚な人なんだな、と思われる。いいことなんて一つも無い。

生きていれば嫌なことなんてたくさんある。目の前で電車が行ってしまった。満員電車に乗ったら足を踏まれた。舌打ちされた。こんなことがたくさんある。でもそんな時でも自分の機嫌を損ねるのはとてもバカバカしく損であるし、何よりこんな不機嫌は伝染する。そうなるともう、自分の周りが不機嫌な人ばかりに感じられてくるだろう。

まず、人の悪意や機嫌の悪さに触れてしまうことがあっても過剰に反応しないこと。すぐに忘れてしまうのが一番。

それでもイラっとしてしまった時は、相手にも何か事情があったのかもしれない。仕方ない。と思ってしまう。

例えば、車を運転していると、煽り運転に近い行為を受けることがある。そんな時でも「あぁもしかしたら奥さんが産気づいて焦っているのかな〜もしくはトイレが漏れそうなのかな?すごく焦っていたんだな」と考えてそれ以上はもう煽られたこと自体忘れてしまうようにしている。その方がこっちとしても気が楽だ。

人の悪意に触れてしまうだけでも最悪だ〜と思ってしまうが、もっと最悪なのがその気持ちを引きずる事だ。嫌な事を何回も何回もあえて自分で反復し、また嫌な気持ちになるなんて一番馬鹿げている。だからとにかくそんな時はすぐに忘れてしまう事が一番大事である。(もちろんこれは自分に全く落ち度がない場合。)

そうはいっても、本当に嫌な事もこの世にはある。そんな時自分の機嫌を取る方法を確立していると楽だ。

嫌な事あったけど、そんな時はゆっくりお風呂に浸かろうとか、甘いもの買って帰ろうとか。自分の機嫌の取り方を確率しておくと、とても楽だ。ぜひ日頃から色々試してみて欲しい。

ちなみに私の機嫌取りの方法は「花を買って帰る」「入浴剤を入れてキャンドルをつけてお風呂に入る」「ネットショッピングで欲しかったものを思い切って買う」「チープな雑貨やコスメを気がすむまで買ってみる」こんな感じだ。結構お金がかかってしまうものが多いが、お金はまた稼げばいい。

『お金は取り返せるが、機嫌は取り返せない!』と念じながら買い物をしている。

不機嫌が伝染するのと同じように、機嫌がいいとか、楽しい気持ちも伝染すると信じたい。

せっかく限られた時間を生きているんだから、なるべくご機嫌に暮らしたいし、そのための方法はなるべく早く見つけておこう。


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