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日記とか絵とか。やさしくしてください。

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最近の記事

お笑いを客として見ること

とあるコラムを読んで触発されたので考えたことをつらつらと記す。 ・受動的な「笑う」 日常的に笑うことは基本的に外的な刺激(お笑いにおける芸)に対する反応としての受動的な行為であると思う。楽しいやうれしい感情に伴って笑みがこぼれるとは原始的なものであり、人間の基本とも言える。芸を見て楽しくなって笑うということは素晴らしいことである。芸を見て笑えない、面白くないと感じるのは、刺激に対する認識が不鮮明である、感受性が低い状態である。つまり、刺激を受け取る側の状態によって笑うという

    • 【感想】博士とナナタの遠くなる昨日

      京都国際映画祭の舞台挨拶に初めて行ってきた。 そもそも祇園花月に久しぶりに訪れた。 『博士とナナタの遠くなる昨日』は埼玉で放送されていたそうで、初めて拝見した。 以下、作品の感想を簡潔に記す。 ネタバレ込。記憶違いあるかも。 ・アンドロイドの立ち位置 物語は絵本調の説明から始まる。主人公のナナタは悪の組織を壊滅させたアンドロイドであるということはわかる。しかし、悪の組織がどのようなもので、どうやって悪の組織が壊滅したのかなどの細かな情報は伝えられない。 世界を救ったはず

      • 【感想】ブレイブ・リトル トースター

        2022/09/13 幼少期の頃に大好きだったブレイブリトルトースターを不意に思い出した。 当時はVHSを繰り返し見ており、今もそのVHSは所持しているが再生する機材がない。 もうブレイブリトルトースターの口になっていたので、DVD版を探した。 以下、感想。 ・付喪神的な思い ブレイブリトルトースターはディズニーのアニメーションである 簡単なストーリーとしては、別荘に置いてあるトースターを始めとした電化製品たちが、主人が長らく帰ってこないので自ら探しに行くというもの

        • 【感想】舞台『眠れ』

          2022年5月8日 space korallionにて行われた 自由落下企画第三回公演『眠れ』を観てきました。 普段お笑いの舞台しか観に行かない人間なので、お芝居の舞台は新鮮で、いろいろと発見や思うところがありました。 なので、感想というか、ほぼ覚書として以下を記します。一日経って書いているので誤りや抜けはあると思います! ・場所について space korallionは木や漆喰といった温かみのある素材を基調とした落ち着いたカフェのような箱。舞台には椅子やソファーが配

        お笑いを客として見ること

          【感想】スナフキンズ単独 elephant in the room

          2022年5月2日 よしもと漫才劇場で行われたスナフキンズ単独ライブ elephant in the room に行ってきました。 とっても素敵な単独ライブだったので、つらつらと感想を書く!オタクらしくめちゃくちゃ長くなりそう!オタクの友達に読んでほしい。オタクじゃない友達は興味があったら読んでほしい。 恥ずかしくなったら消す。 ネタバレは③以降にまとめてあります。 ①開演まで まずは、フライヤーがとても素敵。お笑いのフライヤーにしては珍しく落ち着いたグリーンにたっぷ

          【感想】スナフキンズ単独 elephant in the room