お笑いを客として見ること
とあるコラムを読んで触発されたので考えたことをつらつらと記す。
・受動的な「笑う」
日常的に笑うことは基本的に外的な刺激(お笑いにおける芸)に対する反応としての受動的な行為であると思う。楽しいやうれしい感情に伴って笑みがこぼれるとは原始的なものであり、人間の基本とも言える。芸を見て楽しくなって笑うということは素晴らしいことである。芸を見て笑えない、面白くないと感じるのは、刺激に対する認識が不鮮明である、感受性が低い状態である。つまり、刺激を受け取る側の状態によって笑うという