乳酸って?

今日は乳酸について話していきたいと思います。

まずそもそもエネルギーの元になるものってクレアチンリン酸と糖、脂肪っていうの大きく3つがあります。この3つを分解することによって僕たちエネルギーを作って動くことができます。

糖をを分解するとピルビン酸というものになりそこでエネルギーができます。

ピルビン酸はこの後にミトコンドリアと呼ばれる細胞に行って分解されてエネルギーを作ります。

糖がピルビン酸に分解されるスピードの方がピルビン酸がミトコンドリアに運ばれて分解されるスピードよりも速いです。

運動強度が低いと、糖が分解されるスピードとピルビン酸が分解されるスピードに差が小さく乳酸はできにくい。

運動強度が高いと、エネルギーがたくさん必要なので糖がたくさん分解されてピルビン酸の分解が間に合わなくなる。

そこでピルビン酸を乳酸という形で血中に出しておく。これが乳酸。

例えばダッシュすると乳酸が出る。ジョグにすると乳酸が消えていくというイメージ(あくまでイメージ)。

運動強度が上がれば上がるほど乳酸の量は多くなる。が、乳酸は直線的ではなく、ある強度を超えると一気に増えるという特徴がある。

そこで乳酸の濃度が2mmol(2ミリモルと読むよ)になった点をLT、4mmolになった点をOBLAと呼びます。

以上、乳酸の概略でした。

参考文献
・新版 乳酸を活かしたスポーツトレーニング / 八田秀雄

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