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私が調達と言う仕事で大事にしている事【コメント募集】

こんにちは。しばまたニンジンです。

このnoteには私自身が日々思っていることを書いていますが、もう少し私自身のことについて書かないと「コイツはこう言う経歴があるからこう考えてるんだろうな」「こう言う考えを持って仕事をしてるからこう考えてるんだろうな」と言う、共感を引き出せないんじゃないか?と思い、今日は私自身が行っている仕事と日々の仕事で大事にしていることについて、書きたいと思います。

私の仕事紹介

プロフィールにも記載しているように、私は製造メーカで会社員を平日はしています。その会社の中で行っている仕事と言うのが、調達のお仕事、世間では「バイヤー」とも呼んだりする人です。

調達と言う職種の人は、ザックリ言えば、「会社が事業を行う上で必要なモノを適切なタイミングで調達してくる役割」の人です。

ここで言うモノには、モノ・カネ・ヒト・サービスなど色々ありますが、私が担当している調達業務は主にモノとヒトです。更に、このモノに関して言うと、モノには、部品の「材料」だったり、材料を少し加工した「部品」だったり、部品をくみ上げた「製品」などがありますが、私が担当しているのは、「製品」とヒトの調達です。私がよく耳にする別の言い方で言うと転売品の調達です。

日々、転売品の調達として、社内から出てくる依頼事項(調達要求)に対して、社外のどこから・どの様に調達し、必要としている届け先に適切なタイミングでどの様に届けるかと言うのを考え・調整しながら仕事をしています。

調達の仕事を行う上で、大事にしていること

①その時々の状況において「リーズナブルな価格」で手配すること

 →営利を求める会社同士が会社対会社で取引を行う以上、お金のやり取りがついてきます。会社が事業で収益を上げる為には、事業により儲けられるお金よりも少ないお金で必要なモノを調達しないといけません。そうでないと入ってくるお金より出ていくお金の方が多くなる逆ざや状態になり、結果的には赤字で会社は倒産してしまいます。
  調達の仕事は「とにかく安く買う方法を考える事が至上命題」と言うイメージを持っている人もいると思います。間違いではありませんが、安く買う事を考えるのは仕事の内の一つのタスクでしかありません。安ければ当然良いですが、相手の会社も収益が無いと事業が続かないので、安いことにこだわりすぎても取引相手との関係が続きません。殿様商売が出来る立ち位置の会社でない限り、あくまでも大事にしなければいけないのは自分の会社と相手の会社の双方が各々の事業で収益を上げ続けられるレベルでリーズナブルな価格で調達することだと私は考えています。
  お互いの会社にとってリーズナブルとなる様にする為に、私自身が心掛けている事は、色々とあるので、それは、また別の投稿で紹介します。

②社外の取引先に対して、公明正大・フェアであること

 →日本には「お客様は神様」と言う概念があります。なので、モノを調達する職種のポジションは、「お客様の立場だからやりやすいでしょ?」と思われている方も世の中にはいると思います。実際、私の仕事が調達であることを話すと、その様に言ってくる友人・知人もいます。しかし、業界の中で殿様商売が出来るほどのシェアや他社を凌駕する特許技術を持っている会社でない限り、そんな心持ちで調達が仕事をしていると会社が孤立します。つまり、事業に必要なモノを必要なタイミングで調達できなくなります。相手の会社から供給してもらえるからこそ事業が継続できるので、取引を行う相手の会社は大事にする必要があります。案外、好き勝手に言う社内の関係者が調達にとって一番の敵になることが多々あります。
  当然、調達は自分の会社にとって必要なモノを調達するので、必要なレベル水準の物資を調達するためにシビアに相手の会社を評価(技術力・品質・価格)をします。しかし、シビアに評価するからこそ、その分、相手の会社に対して、相手の会社の「時間を無駄にした」と思われないように、自分たちがどの様な意図を持って話を持ちかけて、どのように相手の会社を評価したのか、そして、今後どの様な関係を築きたいのか、しっかりと言葉を選びながらハッキリと伝えます。これは、相手の会社と取引を行いたい・継続したいという想いが強ければ強いほど、ハッキリかつ慎重に伝えます。
  公明正大かつフェアである為に、私自身が心掛けている事も、また色々とあるので、それは、また別の投稿で紹介します。

最後に

 私が製造メーカの会社員としてしている仕事と仕事で大事にしていることについて書きました。調達の仕事は、外に足を伸ばそうと思えば、会社の中で言うと、自由度高く足を伸ばせる職種と思います。しかし、会社にとって門外不出のコスト情報を持っている職種なので、他の会社の調達の方と関われる事は滅多にありません。
 調達と言う仕事は、資材、購買、プロキュアメントオフィス等、名前は変われど、どの会社にも存在します。そして、私と同じ製造業の業界内だけでも、調達の人は世の中にたくさんいますし、業界の垣根を超えればさらに多くの人がいます。比較的自由度の高い仕事だからこそ、各会社の各調達担当者が事にしていることは異なると思いますので、今日書いた事は、平成元年生まれの製造メーカに勤める一人の調達担当者が考えている事として、一つの参考として捉えて貰いつつ、こういう考えがベースにあって、日々思っている事のnoteが書かれているんだなぁと見て貰えれば幸いです。

ちなみに、以下①~③の事について、ぜひぜひお話を聞きたいなぁと思うので、noteのコメント欄に色々コメントください!
「note上はちょっと」と言う方は、私のメールアドレス「s.shiba818@gmail.com」へいつでも連絡ください。
色んな人の見方・考え方を知って、自分の視野を広げたいと思う今日この頃です。

<連絡募集内容>―――――――――――――――――――――――――

①同じ調達(業種は問いません)の方から「私はこんなことを大事にしてるよ!」と言うことについて

②調達を相手にする営業の方から、「こんな調達をいつも相手にしてて苦労してる。こういう時、調達の人は何を考えての?」と言う事について

③調達の仕事を行う中で「こんな事例があるんだけど、あなたならどう考えますか?」と言う質問があれば、私なりの考え方を整理してお答えします。

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では、また次回。

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