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社会システムデザインセンター(SSDC)とは

こんにちは、SSDCチーフデザイナーの北村です。

この記事では、一般社団法人 社会システムデザインセンターSSDC:Social System Design Center)についてご紹介します。



SSDCとは

私たちSSDCは、企業とAI・IoT・ロボの科学者が中心になって発足した団体です。

人と社会の幸せな未来のために」という理念のもと、「事業創造を通して社会課題を解決することで、世の中に貢献したい」という想いをもち活動しています。

↓SSDCホームページはこちら。


設立の想い

SSDC設立の起点になったのは、代表理事の牧田和也さん(実業家)、副代表理事の中島秀之先生(研究者)の2人です。

社会の課題を抱えた構造(システム)そのものを再構築する、そんな事業をどんどん生み出したい」という理想を持っていたふたりが中心となり、その考えに共感頂いた理事の方々とともに2019年4月に法人設立の運びとなりました。

↓牧田さんの寄稿文「社会システムをデザインする」

↓中島先生の寄稿文「社会システムデザインセンターへの期待」


SSDCの担う役割

どうすれば、現在の社会生活で解決したい課題をAI ・IoT・ロボを活用しビジネスとして成り立たせることができるか。我々ができる社会貢献とは何か。
AI ・ IoT・ロボによる、社会課題解決の本格的な取り組みは、ようやく端緒についたばかりです。しかも多くの取り組みは、技術シーズに基づくものです。

SSDCは、課題の発見を起点として、それをしっかり定義し、現在・未来の科学技術を結び、新たなソリューションを生み出します。そして、PoCによる価値検証を行い、課題の解決策を探ります。また、未来を切り開くさきがけ的な価値をつくります。

その過程において、起業家、大学、研究機関、行政、投資家と連携し、人・技術・資金という重要リソースを得つつ、新たな事業を生み出します。
結果として、私たちの取り組みが、より良い社会の発展に貢献し、さらには、日本の若者による起業の芽・苗をたくさん育むことに繋がればと願っています。

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「こういうものを作りたい」というプロダクトアウトと「社会の求めている状態に向かって課題解決する」というマーケットインの交差点となるようなコミュニティを築き、社会課題を解決するための事業創造を支援するための資金調達やネットワークの共有を通じて具体的に環境を構築しています。


SSDCの取り組む5つの事業

SSDCでは、以下の5つを事業の柱として活動しています。

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1.事業創造デザインプログラム事業
事業創造のための課題&顧客発見からプロト、MVP、モデル検証までを
デザイン思考・ジョブ理論・LeanStartUp手法に準じたフレームワークで行います。


2.共同研究支援事業
研究室のシーズと社会のニーズをマッチングさせ、新たな事業を組成します。企業からの要望を聞き、適切な研究室を紹介し、事業化の検討を行います。

3.インキュベーション事業
組成された新たなビジネスをファンドと、学生、若手起業家、社内ベンチャーをスカウトし新しい会社を設立していきます。

4.人材育成・セミナー事業
研究未来を想像し価値を創造していける人材を育成するため、AI/IoT、フレームワーク、テーマ解説、社会課題解決方法のセミナーを開催していきます。

5.OpenHUB事業
社会課題を解決につながるニーズ・シーズをもつ各界の第一人者とのディスカッションを通じてネットワーキングの場としてサロンとシンポジウムを提供しています。

・サロン
オープンサロン(非会員+会員が参加できる場)
クローズサロン(非会員+会員が参加できる場)

・シンポジウム
一つの問題について何人かが異なる面から意見を述べ合い、質疑応答をくりかえす形の討論会


運営のしくみ

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SSDCサロン
SSDCサロンは「社会的な課題に取り組みたい意思のある人々の交流の場」です。SSDCの理念に賛同してくださる方々向けに非会員の方も参加できる「オープンサロン」と、会員・理事・アドバイザーの方々だけが参加できる「クローズドサロン」を用意しています。
アイデアを出したり、有望な学生が会員企業を知るきっかけになったり、共同で事業が立ち上がったりとコラボレーションが生まれる場です。

デザインMTGの機能
デザインMTGは「SSDCの実運営にかかわる企画機関」です。事業創造DPで上がってきたアイデアをプロジェクト化するためのサポートとフィードバックを行います。正会員を中心に、SSDCとして取り組むべきテーマを深め、決定し、タスクフォース構成案を決定し理事会に諮ります。また、会員各組織の壁を越えて取り組むべき大枠のテーマそのものについても議論を行います。

デザインMTGの様子はこちらからご覧ください。

理事会の機能
理事会は「重要事項の決定機関」です。アドバイザー就任の承認、会員資格の承認、予算・決算の承認、企画会議での決議事項の承認など、SSDCとしての社会課題解決を行うための基準を審査し、大きな枠組みを決定します。

理事会のメンバーは、様々な分野の実業家と科学者(研究者)を半々で理事会を構築しています。理事会のメンバーはSSDCのビジョンに賛同し、組織の枠を超えて社会のデザインそのものを変えてしまえるような研究を事業化していくための枠組みを共に構築するために集まりました。

実業に偏って商業ベースになりすぎないように
研究に偏って理論ベースになりすぎないように
ちょうどいいバランスが取れるように、理事会を運営しています。


詳細資料はこちら

より興味を持っていただけた方は、下記SSDCホームページより詳細資料をダウンロード頂けますので、ぜひご覧ください。


お問い合わせはこちら

SSDCでは活動内容に賛同してくださる仲間を募集しています。記事を読んで共感してくださった方、より詳しいお話を聴きたい方、その他お問合せについては、こちらからご連絡をお待ちしています。


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