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いきうつし

淡路島の牛を育ている方へ
訪問に行った際の話

こちらでは食肉として出されるまで
親子が少しでも長い時間
のびのびと自由に

一緒にいれるような
工夫がなされていた

親子の牛がじゃれあい
楽しく遊び、自由に
走り回ったり

子供の牛がのびのびと
育っているのを近くで
眺められる環境作りになっていた

山を開拓して
そこに牛たちが自由に歩き
走り回れる環境はもちろんのこと

エサは愛情たっぷりの稲
牛たちの小屋は自然の木や
竹から作られた温かい場所

牛たちも自然の恩恵を受け
しっかりと愛情をもった

「自然のいきうつし」
によって育てられている

体型は決して脂がのって
太っているわけではなく
むしろ引き締まっている

脂が乗っている牛が
良いとか悪いとかではなく

体型を見れば自由に動き回って
育ったんだなって

もし、私が牛肉を
食べる選択をするとしたら
ときどきはこんなふうに

自由に伸び伸びと
生きた牛たちを選び

感謝とともに
その「いきうつし」を

ありがたくいただく
選択をすると思う

こんなふうに
普段、食しているものには
必ずそれぞれの背景がある

栄養価のあるもの
大ぶりのもの
完全無農薬のもの

それはそれで大切かもしれない

でもそれよりも
どんなふうに育ってきたものなのか
どんな生き方をしてきたのか

わたしはそんな背景をときどき
大切にして

選択をしていきたいなって思う
この頃でした

#淡路島
#鶴岡市
#2拠点生活
#循環
#自然農
#牧草牛

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