AI活用時代に”人”が生み出す新しいプロダクトの実現
こんにちは!
Srush HRのふるやです🐣
長らくお待たせしました!待望の(??)CTOインタビュー続編(Part3)✍️
Part3では、Srushの”技術”という観点を中心に、開発の文化や最新技術をどう活用していくか、ということを聞いてみました!
開発チームの様子がより詳細にわかる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです🫶
Part1はこちら💁
Part2はこちら💁
進化を追い求める〜新技術導入と負債管理の最適化〜
——Srushの特徴の1つとして「新しい技術を積極的に試してみる💪」ということがあると思うのですが、開発チームにおいて、技術の選定や新しいツールの導入は、どのように行っているのですか?
Notionの中に「開発タスク管理」というデータベースがあるのですが、ここで管理しています。自分が思いついたらタスクに入れてしまったりするのですが、けっこう気軽にタスクにしますね。。没になるケースもあるのですが、まずは調査タスクとして起こして、情報を集めてドキュメント化(読みものに)し、検証を進めた上で、ブリッジエンジニアとディスカッションをして「これでいけそう!」と判断したら、実際にスケジュールを立てて進めていきます。
ただ、突拍子もないアイディアや新技術の調査は基本的に自分がタスクとして起こしており、属人化してしまっているポイントなので、調査してくれる方がいたらぜひともお願いしたいです!
また、それを導入するか否かを決めるには、勘というか感覚的なことが多いですね。
自分が「これはいける!」と思ったら(笑)。そこに至るまでに調べ尽くすくらい調べているので、それが95%の自信度に達したら導入に踏み切る形ですね。情報収集はかなり重視していて、最終的にはサービス提供者や開発者に直接聞いて自信に変える、ということが多いです。 それも最近はPerplexityというツールを使って初動調査を効率化しており、スピードは5倍から10倍くらいになっていると思います。
——SrushはAIをはじめ便利なツールはよく使いますもんね!一方で、技術的負債はどうしても出てくると思うのですが、そこの対応はどうされているのですか?
技術負債の管理は結構重要で、これもDevTaskにIssueとしてとにかくリストアップしています。
優先度の高いものからスプリントで対応、または他の作業中に解決できそうなものもチェックして進めていく形をとっています。 技術負債は下の方にガシガシ溜まっていくので、放置しないよう常に目を光らせてます👀(笑)。
開発は、基本的に全てNotionのデータベースで管理しているので、データベースに登録されていないことは実施しない方針ですね。とはいえ、データベースに登録されているからといって必ず実施すると決まっているわけでもないのですが、新技術の導入プロセスや技術負債など、全てのプロジェクト管理をこのデータベースで一元化しています。
他の会社でこのような管理をしているかは分からないですが、Srushでは以前はGitHubなどの開発ツールを使用していましたが、現在はNotionを使って試行錯誤しながら柔軟に進めています。
一応管理はうまくできているので、現時点では特に課題感はないですね。
*インタビュー後、絶賛変更/改革中です!
柔軟で迅速な開発プロセスの裏側
——エンジニアの方は気になるところかと思いますが、Srushの開発手法やプロセスについて教えてください!
基本的に、現在はPdMとブリッジエンジニアで、アジャイル手法、特にスプリント開発を徹底して取り入れて進めています。これにより、開発プロセスは以前と比べてかなり改善されたと感じています。ただし、週単位で優先度が大きく変動したり、自分が作成したタスクが急に最優先になったりすることもあるんですよね。もちろんコミュニケーションは取っていますが、緊急対応や即時の対応が必要なタスクが発生することもあるので、かなり作業の流動性が高いですね。
なので、優先度はリアルタイムで変動する、というのが特徴だと思います。
——こういったときのスピードと品質のバランスってどうとっているのですか??
今まではスピードに全振りだったのですが、最近は品質を重視していますね。大規模な開発が増えてきたこともあったり、動作の重さを改善するプロジェクトも動いていたりするので、品質改善を進めています。
具体的には、設計から開発、コーディングからリリースに至るまでのプロセスを見直しています。個人に依存していた部分を型化して体系化し、中長期的に個人の質を上げることによって全体の品質を向上させていくことに注力しています。
例えば、コーディングで使用するIDE(統合開発環境)について、現在はAnvilを使って開発していますが、CursorやPyCharmにGitHub Copilotという生成AIを活用したコーディングで個人レベルでの品質向上を図ったり、AIコードレビューなども実施しています。
単なる形式的な品質管理ではなく、個人のスキルレベルを上げていくアプローチは少し特殊かもしれません。一般的にはテストの自動化で品質を担保する形が多いと思うのですが、Anvilではそういった仕組みづくりが難しいんです。そのため、個人のスキル向上と相互レビュー体制の確立を組み合わせた、いわばハイブリッド型というかバランス型のアプローチで品質向上に取り組んでいます。
Anvilを使うことでもちろん最速開発を実現できているのですが、それだけでなく、品質面も向上させていけるよう試行錯誤を重ねています。
生成AIがもたらす未来と新たな挑戦
——Srushは新しい技術をどんどん取り入れる会社だと思うのですが、世の中にこれからさまざまな技術が出てくることにより今後のSrushにはどんな影響がありそうですか??
やっぱり今熱いのは、生成AIだと思いますね。生成AIの現在の課題としては、使う人によって結果が大きく変わることや、どのような活用を実現するか使いこなすという難しさがあるのですが、生成AI自体の精度や回答品質は着実に向上していますし、今後見えているところでは、「エージェント」と呼ばれる概念なんですけど、AI自体が実際に作業を実行できるようになり、人間の作業を置き換えていく、ということが技術革新として控えています。
なので、Srushもサービス連携設定、データ加工や可視化についても、現在はある程度人に頼っているところはあるんですけど、今後はこういったところも自動化して、AI自身で実行というかアウトプットを出せるようになることが革新になると思います。
これをSrushに組み込むのは比較的想像しやすくて、全自動実行でレポート作成や広告コンソールの操作など、そういった領域まで自動化できるのではないかと予測していますし、目指しているところでもありますね。
——それもAIがやるんですか!?なんでもできちゃいますね👀
そうですね!
ここに人がどう関わるか、というのは技術次第なんですけど、ここまでできると、プログラミング自体もAIがやってくれるようになりますね。そういったサービスがすでにいくつか出てきていますよ。
——え!!!!!ということは例えばわたしのように分析ちょっと苦手で加工するの難しいという場合、全部AIにお任せできる未来がすぐそこまできているということですね!(すごい、、、!!🤣)
そうですね、例えば求人出してくれたりとかもできますよ。優先度設定したら優先度順に求人作成や編集して公開してくれる、とかもできますね(笑)
こういったところはもう見えている未来なので、そこをどうやってSrushに組み込むか、有用化できるか、利便性を出せるか、というところはチャレンジになるかなと思います。
ところでAIエージェントとは、、、??
機能と活用例を簡単にまとめてみました!
さまざまな領域で活用できますね!
夢は理想を語ること-自分にしか出せないバリューを出しつづける-
——わくわくする未来ですね!最後に、山崎さん個人としての野望😎(いやいや、夢)をぜひ教えてください!
そうですね、、、会社としての理想は、自分が理想だけ語れるようになったらきっと相当のsuccessだと思いますね(笑)。
この理想を語っていく中で、一緒にやろう!という人がついてくれるかもしれないし、戦略として活きるかもしれないし、新しいコンテンツが生まれるかもしれないし、新規事業が始まるかもしれない。そういった意味で、余白ができることで、よりパフォーマンスが出せるのかなというところが、目標というか、夢かなと思います。
——山崎さんはいっぱいアイディアありますもんね!そしてそのためにはやっぱり余白と山崎さんの理想・アイディアを形にする人が必要ですね!
そうですね、そうすると無限にアイディアが出てきますね(笑)
先ほどの話とつなげると、「生成AIを活用しつつ踊らされない自分」みたいな感じ。
生成AIをコントロールする立場であり続けるというか、自分にしか出せないバリューを出し続けるということかなと思います。
——わー!!それいいですね!山崎さんの夢を実現できるようにわたしも一緒に頑張ります💪
それぞれのお強みを発揮できる組織をつくっていくために、お仲間を増やしていきましょう🙌
山崎さんありがとうございました🫶
技術力の高さはもちろん、「Srush」という革新的なプロダクトを生み出した創造力に溢れる山崎さん。
今後のSrushの進化・挑戦にぜひご期待ください!
そして、一緒に進化させていきたい!山崎さんとお話ししたい!という方は、
ぜひご連絡ください☺️
お会いできることを楽しみにしています🫶