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教員が「お金が欲しい」と思ったらまずすることは?将来の見通しをもとう

教員でお金が欲しい、今のままでいいのか不安といった悩みに向けての記事です。
まずどうすればいいのか、筆者の体験を踏まえて書いています。
(もちろん教員以外にも当てはまる部分も多いです。)


「副業や転職をしている」「残業代で稼いでいる」そんな友達が多い中、教員数年目から自分のこれからについて考えるようになりました。

・生活は苦しくはないが、お金に不安がないわけではない
今の生活を維持しながら、資産は増えるか?
このままでいいのだろうか?

そんな悩みを解決しようと、教員にフォーカスして資産形成や投資などについて調べたのでまとめていきます。
同じ悩みを解決できるように考えていますので、教員でお金が欲しい!と考えている方はぜひお付き合いください。

そもそも教員って圧倒的に「自分のために使える時間」が少ないと思っています。

・平日は朝から夜まで
・仕事=脳と体力、気力をフル活動
・休日出勤は当たり前
・休みは家事や体力、気力の回復で消費

時間がないから悩み解消は後回し・・になっていませんか。

また資産形成と検索しても、教員ではないと現状が違いますよね。
同じ立場、同じ悩みをもっていた筆者の記事がもしかしたらヒントになるかもしれません。

ボリュームも適度にして、項目(単元?)ごとに分けていく予定なので必要なところだけさくっと読んでみてください。

▽筆者(白田)について自己紹介です

導入:老後2000万円問題は脅しではない?!

老後2000万円問題とは、金融庁が2019年9月に
「夫65歳以上、妻60歳以上で無収入だと毎月5万円不足の生活となり、平均寿命まで生きると不足額は1300万~2000万円不足する」
という内容のレポートを出したことに起因します。

ここでの問題は「2000万貯められるか否か」ではなく、金融庁が「年金と貯金だけでは将来足りないかもよ」というメッセージを出したということだと思います。
(実際に「貯蓄から投資へ」というスローガンを2003年から掲げています)

見通しが立てられると歩き始められる

「では、今すぐ投資をしよう!」とは実際なりにくいですよね?
本当に投資をする必要があるのかよくわからないし、そもそも自分が将来どれだけ資金が足りなくなるのかもよく分からない

なので今回は「見通しをもつ」ことをメインに話をしていきたいと思います。
(授業でも単元の初めは必ず「見通しをもつ」です!(笑))

お金を稼ぐって?どんな方法があるのか考える

そもそもお金を稼ぐにはどんな方法があって、教員にはどんな方法が適しているのでしょうか。

今の仕事の給与(給料)を上げる

教員の給与は、各地方自治体の定める教育職給料法に基づいて決められています。
自分の級(役職)と号級(勤務年数など)に応じて、給料が上がっていくという仕組みです。

つまり、
・役職が上がる
・勤め続ける 
のどちらかでないと基本的に給料は上がりません。

さらに手当も残業代などがあるわけではなく、部活動の手当なんて時給換算したくないほどの額ですよね。
このように、仕事の給料を上げるのはあまり期待できません

勤め先を増やして、給料を増やす

厚生労働省は「働き方改革実行計画」を踏まえて、平成30年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成していますが、教員は国家公務員法地方公務員法により、アルバイトやパートなどを含めた副業はできません。

ばれなきゃ…という考えが頭をちらついてしまうかもしれませんが、ばれた場合のリスクとばれないようにする労力(気力)を考えてもおすすめできません。

転職をして給料を上げる

教員から転職をしている方はネットで検索しても出てきますが、残念ながら「教員」という価値は、我々が思うよりも優位には働かないようです。
筆者には転職エージェントの親戚がいますが、「教員からの転職だと塾講師や営業くらい」と言っていたため、「お金が欲しい」という理由だけでは転職は早計かもしれません。

投資をする

金融庁も言っていた投資ですが、これは副業に当たらないため教員でもできます
しかしいきなり投資に貯金をぶっこむ!なんてなかなかできないと思いますし、おすすめもしません。
授業のようにスモールステップでできることを増やしてからでいいと筆者は思っています。(実際筆者がそうしました)

起業する

企業をするとよいという内容は流行っている(?)のかけっこうなビジネス本に書いてあります。
しかし安定の教員を捨てて見切り発車で起業をするのは『中学生が高校行かずにYouTuberになる!』と言い出すのに近いと筆者は感じてしまいます。

かなり勇気と覚悟と事前準備が必要になりますし、高校で学習を深めながらでもいいのでは・・と思ってしまうわけです。
(もちろんYouTuberを否定してるのではなく、心配になってしまうという意味です)

一攫千金をねらう?コツコツ貯める?

身近で考えると、宝くじやパチンコ、競馬など。
これらは一攫千金の夢を見られますが、現実的にお金を増やすにはリスクが大きすぎます。
ポイントなどをコツコツ貯めるのは、ある程度の時間と余裕がないと続きませんよね。
そして教員は、なかなかその時間と余裕がとりにくいと思います。

お金が欲しい=収入を増やすではない

こう考えていくと、より多くのお金を稼ぐ道がことごとく閉ざされたように感じる教員。
ではどうするかというと、考え方を変えることが大切です。

まずは節約を考える

実感として、教員はお金に無頓着な人が多いと思います。

・20代でもある程度の額が安定して稼げる
・日々のストレスが高い
・平日などは忙しいためお金を使うタイミングが限られている
・クオリティが高いもの、ブランド力のあるものを好む
・保険屋さんの言われた通りに保険に加入している

けっこう当てはまるのではないでしょうか?

筆者は上記のような考えだったことに加え、「節約は稼ぎが少なく生活が厳しい人がするもの」と考えていました。
(文字にすると傲慢に感じますが・・)
しかし色々調べた現在では、お金を増やすということは「お金をより多く稼ぐ」ではなく「お金を減らさない=節約」でもあると考えるようになり、節約は教員にとっても大切なことだと思っています!

固定費を見直すことが一番楽だった

一言に節約といっても、どうやって生活を変えていけばいいのか分かりませんよね。
むしろ毎日仕事を頑張っているのだから、切り詰めた生活はしたくない!と思うのではないでしょうか。
筆者も同意見です。

節約で一番効果的かつ生活に影響が出ないのが、固定費の見直しです。
固定費というのは、毎月必ず発生する支出のことを指します。
固定費は、金額がほとんど変動せず、毎月一定の金額を支払っています。

・家賃
・水道光熱費
・駐車場代
・自動車保険、火災保険、生命保険など
※毎月の決まった支出なので、これ以外にもたくさん考えられます。

節約というと
・食費や日用品費
・交際費
・衣服、美容
・趣味、娯楽 などを我慢しなければと考えてしまいがちですが、これら(月によって支出の額が変わるので変動費といいます)は、一切変えません!
だって我慢したくないですもんね!

もちろん節約の対象にしていけないわけではないですが、これらはしんどいくせに、金額的には大きな節約効果が得られにくいのです。
筆者も食費を切り詰めてみよう!
と1か月過ごしましたが、けっこうなストレスで1か月後ご褒美として暴食してしまいました。(本末転倒)

まとめ:お金が欲しい=お金を使わないが近道である

収入を増やすではなく、支出を減らす

教員が「お金が欲しい」と考えた際に一番初めに考えるべきことは、
「固定費を見直して支出を減らす」ことです。

固定費を減らすことで、生活を大きく変えることなく月々の支出を抑えることができます。
筆者は実際に固定費の見直しをして、月15000円近くの支出を抑えました。見直し以前と比べると月15000円収入がアップしていると同義ですよね。

自分のライフプランを見直す

はじめにも書きましたが「これからお金を増やしたい!」と活動していく(資産形成)に先立って、自分のライフプランを見直しておくことができるといいですよね。

例えば部活動指導でも、試合や練習試合などのイベントや学年によって、
練習メニューやスケジュールを変えていくと思います。
先を見通してある程度のライフイベント(結婚、車購入、引越し等)を見据えておくと、いつどれだけお金が必要になるのか予想を立てやすく、資産形成をしていくうえでぶれにくいのではないかなと思います。

次時について

▽「めあて:固定費の見直しについて知り、自分の支出を見直そう(仮)」

記事執筆中・・・

▽固定費の一つ、生命保険についての記事はこちら

最後までありがとうございました。
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