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60代からのスタートアップのための 50代からのお金の話

前回の【会社員と個人事業主】の続きです。

自分は会社員、夫は個人事業主
会社員は安定、個人事業主は不安定
という思い込みからくるお金の不安は
会社を辞めたら「家族を扶養できるのか」
という不安でした。

夫は自営業のためさまざまなお金のリスクがあります。
・長期間の仕事の売上代金が完成時まで回収できない
・顧客から売上代金が回収できない
・病気やケガで働けなくなるとすぐに収入がなくなる
などという状況が幾度となくありました。
毎月の収入が不安定だったり
収入がゼロの月もあったりしました。

会社員は売上代金が回収できなくても
給料がすぐに少なくなったり
なくなったりすることはありません。
当然のことなのでいつもは意識することはないでしょう。

病気やケガをすると働けなくなるのは
会社員も個人事業主も同じですが、
大きなちがいがあります。

会社員には有給休暇がありますが、
個人事業主にはありません。

仕事上のケガや病気で働けなくなったとき

会社員は労災保険に加入していれば所得補償として
お金がもらえたりします。
(保険料は会社が払ってくれているので
 加入しているという意識は低いかもしれません。)

個人事業主は、通常は労災保険に加入できませんが
条件があえば特別に加入することはできます。
でも、保険料は自分で全額を払わなければなりません。

仕事以外のケガや病気で働けなくなったとき

会社員は健康保険から所得保障として傷病手当金という
お金がもらえたりします。

個人事業主は国民健康保険からは傷病手当金はもらえません。
(新型コロナウィルスに関連する場合は特別措置として
もらえる場合があります。)

思いつくままに書いていくと
会社員は会社に守られていることをあらためて実感します。

個人事業主のリスクに備えるため保険に加入するという手段も
ありますが、保険料が高いと感じて加入していませんでした。

夫の収入がなくなっても自分のお給料があることが
保険と考えていました。
会社を辞めることは保険がなくなることと思っていたのです。

☆続きは次回に☆

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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