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【とある社労士法人】給与計算業務の流れイメージ

弊社ではほぼ毎日どこかしらのお客様の給与計算を行っています。もちろん1日に複数社を行うことも多々あります。本日は弊社の給与計算のおおまかな通常の流れをご紹介いたします。弊社では人事労務freeeをメインで使用していますので、その感覚で流れを書きたいと思います。

【毎月の給与計算業務の流れ】

1.給与締切日すぎに給与計算期間(1か月)の人事労務freee内の勤怠に打刻漏れ等がないかをお客様に確認してもらいます。

2.勤怠の確認が済んだ旨及び今月の給与の変更点等、納品期日をお客様より連絡をもらいます。

3.弊社アカウントにて人事労務freeeにログインし、勤怠集計結果の確認及び給与計算作業を始めます。
(弊社の給与計算チェックリストを用いて計算ミスがないよう慎重に進めます。このチェックリストについては色々と工夫をして、より早くより正確に計算できるようにしてあります。)

4.勤怠及び給与内容について疑問点等を随時問合せします。
(ここが実は一番時間がかかるところです。問い合わせをしても即回答が来るわけではないので、その間は他社の給与計算をして回答を待ちます。質問しても逆に質問で返ってきてしまうこともあるので、質問を工夫してなるべく一発で回答をもらえるように努めています。)

5.給与計算作業が完了したら、その旨を伝え、内容を確認してもらいます。
(このタイミングで、お客様からの連絡漏れ等が発覚したり、弊社の勘違い等により間違っている点などをご指摘いただくことがあります。もちろん即修正いたします。)

6.内容に問題がなければ、お客様側で「確定」の処理を行ってもらい、各種資料のダウンロード、給与明細の公開、給与振込作業等を行ってもらいます。
(人事労務freee等のクラウドソフトであれば特段の納品物(紙やPDF)は不要で、ソフト内で「確定」の処理さえすれば、必要な資料はお客様の方で自由に出力等が可能になるので良いですね。一昔前は給与明細等を郵送したり、メールしたりで大変でした。)

おまけ

給与計算時には、年次有給休暇の付与(入力)作業も行っています。人事労務freeeにおいては自動付与の機能は現時点ではありませんので、別途「年次有給休暇管理表」をスプレッドシート等で作り管理しています。この点、KING OF TIMEという勤怠ソフトであれば、入社日、対象期間の出勤率、契約日数又は時間数、から自動で付与日、付与日数を求めてくれるので助かります。お客様によってはKING OF TIMEと人事労務freeeを連携させて運用しているところもあります。

さいごに

給与計算業務の大まかな流れをご紹介させていただきました。参考になりましたら幸いです。

【とある社労士法人の代表のサークル】を作りましたので、より具体的にお聞きになりたい方がいらっしゃいましたら是非ご参加ください。

【管理人】

社会保険労務士(社労士)事務所の開業・運営の参考になればいいなと思うことをアップしていこうと思っています。by とある社労士法人の代表

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