蚊によっては新型コロナは感染しないというが・・・

 いよいよ夏が近づき、蚊が発生してきた。田舎の畑の草刈りをしていると、蚊が飛んできてまとわり付いてくる。暑いので薄手の作業着を着ているのだが、首た顔、手も防御しなければならない。やっかいな小物体だ。

 昨年は6月中旬から8月いっぱい、寝たきりの入院生活を余儀なくされていたので、蚊には縁がなかったが、今年は広い圃場の管理をしようと思っているので、勝手がちがう。何と言っても、蚊にさされた時の感染症対策が気になるので、調べてみた。

 その結果、虫によって運ばれやすい病原体である「節足動物媒介感染症」はある程度決まっているようだ。新型コロナはこの分類に含まれておらず、蚊ではまず、移らないとのこと。かなり安心した。

 しかし、蚊が媒介する「節足動物媒介感染症」は確実にあるということも分かった。世界保健機関(WHO)によると、「節足動物媒介感染症」は、あらゆる感染症の17%超を占めるとのこと。かなりの割合である。

 厚労省のHPによれば、主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがある。しかし、主に熱帯、亜熱帯地域で流行しており、日本では日本日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症とみられるとのこと。ということは、海外からの入国者が極端に少なくなっている今年は、日本脳炎以外はあまり気にすることはない。

 致死率の高い日本脳炎の罹患者はかつては、全国で数百名のレベルであったが、近年は数名レベルとのこと。これもあんまり心配することはなさそうだ。と思っていたら、西日本を中心に日本脳炎の抗体を保有する豚の数は減っていないとのこと。田舎には近所に養豚場はないようだが、蚊に刺されるのはやっぱり心配になる。

 やはり、防御のため防虫スプレーを準備しておこう。そうそう蚊だけではない。蜂にも気を付けねばならない。白っぽい服を着なければと思っている。そういえば、主治医から脱水の方が危険ですと言われている。感染症に罹患する確率はかなり低そうだが、脱水症状による腎機能への負担は、いともたやすく起こりそうだ。水分補給のため、草刈り機の混合油は少なめにして、30分ごとに休むようにしなければ・・・。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。