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母にインタビューして分かった、「あ、俺、親のこと、一部分しか分かってなかったんだな。」

プラザクリエイトの「TIME」という企画を、広報のMoe Umeharaさんのご厚意で、一足早くモニター参加させてもらいました。

この企画は、写真を見ながらおじいちゃんやおばあちゃんにインタビューして、Canvaで写真集を作ろうというもの。うちは母ですが、年齢的にはおばあちゃんなのでよいかなと。元気なうちに肉親をインタビューしたいと思っていたので、あいのりさせていただきました。

やってみてすごく良かったのは、まず写真整理に役立つということ。終活の一環でやらなきゃと思いつつ手をつけられていないという人も多いのでは。

うちもそうでしたが、これを機会に押し入れから全てのアルバムを引っ張り出して、目を通しました。

そしたら出てくるわ出てくるわ、これまで見たことの無い母の昔の写真が。

古くは七五三から、小学校、中学校、高校、洋裁の専門学校時代、お勤め時代、そして新婚旅行まで……カメラなんか一家に一台もなかった時代に、よくこんなに残ってたなあと感心。母の母(僕にとってはおばあちゃん)の愛情をひしひしと感じました。

写真を選んだらインタビュー。

「これいつの?」
「懐かしい!これは高校2年生の修学旅行で、門限に遅れて先生に怒られたっけなあ……」

「一緒に写ってるこの人は?」
「この人は幼なじみで、彼女の文通相手に会うために三重まで一緒に行ったのよ……」

写真があると話が弾みますね。

僕も話を聞きながら、なんとも言えない気分になりました。

これまで「母」としての姿しか知らなくて、苦労ばかりかけてきたから、ちょっと可哀想だな、みたいな気持ちだったのですが、こうやって昔の写真を見てみると、なんだ結構楽しくやってたんじゃん!と、ちょっとホッとしたというか、要は僕の知ってる母はほんの一部分だったんだなと。

興がのった母は、お約束の「結婚前にはお父さんとは別に好きな人がいた」的な話も披露。高校時代の同級生で漁師の息子。母曰く、プレスリー似のイケメン。

「そっちと結婚したかった?」
「恋愛と結婚は別だし、そうなってたらあんた達も産まれてないでしょ?」

もしかしたら漁師の息子として産まれてたかもしれないけど、まあ後悔してないようで何よりです(今さらすごく後悔してるとか言われてもね……)

母も色々振り返って楽しかったみたいで、いつもと違ったひと時を過ごせました。

まー、なんていうか、亡くなってからでは、こんな話を聞くことはできないですしね。かと言って改めて聞くのもちょっとアレだし。

そういう意味では、とてもよい機会になりました。

モニターは7/18日(月)まで受付中です。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000000720.html?fbclid=IwAR1DMKq455cJiQctBwfsVD_ko3xDufjVp_V5GK1Qx0hXC3hygVBRAoGm6Ek

よろしければ。

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