パーソナルとyoutubeなどの無料教材の違い
こんにちはたくです。
今の時代、便利なものでBIG3のやり方、ボディメイクのやり方諸々youtubeなどで学べてしまいます。
今回の記事では別にyoutubeの種目ややり方を批判するのではなく、内容が正しい情報で良質な前提に立って話していきますので、間違ったやり方を紹介している方達は対象ではありません。
思い出せば、20歳の頃にウェイトリフティングをはじめてから、ともかく周りにこれと行った指導者がいなかったので独学で手探りで勉強を始めました。
その時にやくに立ったものといえば、専門書と経験の多いコーチや選手たちでしたが、今やそのような選手や情報が無料で極簡単に手に入ってしまいます。
探し方次第では有料でセミナーなどで話しているものにもお金がかからなくなってきています。
まあ、これは高度な検索力が必要なので初心者ほどお金をかけた方が手っ取り早いのですがw
長々と話してきましたが、とにもかくにも情報のアップデートが非常に早く年数の浅い方でも知識量に驚かされることが増えました。
下手をすると、インチキなトレーナーより知識があるんではないかというような初心者も多いです。
無料で情報が入るならパーソナルはいらない?
ここまでだらだら話してきたのですが、結論からいうとパーソナルとyoutubeはかなり別のことに価値を見出すといいかと思います。
youtubeは説明書のようなものです。これは残念ながら有料であってもnoteやあまり相互のやりとりのないオンラインサロンなども同様です。
説明書には、大体のやり方が書いてありその通りにやれば8割方うまくいきますが何か不足の事態が起きた場合にはやり方はそこに書いてありません。
しかも、トレーニングにおいて、不測の事態は度々起こりますし、不測の事態とはつまり経験不足と知識不足から起こりますので初心者ほど対処できないのです。
もう一つ付け加えると、トレーニングを進行していく上での文脈というものが大事だと思います。
この文脈というのは、シチュエーションAならというこうなるけどシチュエーションBでは効果が低いもしくは逆効果になるということです。
一言でいえばケースバイケースというやつです。
例えば、フロントスクワットをやったらバックスクワットが伸びたと聞いて、フロントスクワットを導入してそれで伸びなかった場合にフロントスクワットは効果がないと断じてしまうのは気が早いです。
私がフロントスクワットを導入するとしたら、体幹強化、軌道の修正などで取り入れますが、効果がなかったと感じる方がいたとしたらその課題にそぐわない種目だっただけの可能性が高いです。
ここで、取捨選択ができていない状態の方が導入すると効果もないし、自分のトレーニングをどう進めていいかわからずに終わります。
そこで、このような時に軌道修正(スクワットではなくトレーニング計画的に)を経験と知識を生かしてできるのがパーソナルトレーニングやオンラインコーチングなのです。
おそらく初心者ボーナス中は多少間違っていても伸びますが、その後伸び悩む人の多くはそのようなコーチやトレーナーをつけていないのではないのでしょうか。
じゃあ、トレーナーに習ったら伸びるのか?
ここはなんともいえませんw
私の周りを見ていても頻繁に色々なパーソナルを受けている割に伸び悩んでいる人を見かけますw
逆にパーソナルもコーチングも受けなくとも伸びる人は伸びるのでここは才能や情熱環境に左右されるのかなと思います。
しかし、ここでポジショントークをさせてもらうとコーチやトレーナーにお金を払ってやるとやはりそれなりにプロなのでサポートもしますし契約期間中はやり遂げられるようモチベーションの維持(お金を払ってしまった分とコーチのサポート)が一人でやるよりはできるようになります。
しかし、重要なのは続けること自分でも情報をアップデートし続けることです。
これがおそらく一番重要なのではないでしょうか?
お金を払っても伸び悩む人の多くはここが欠落していてプログラム通りに行わなかったり、レッスン中だけやって宿題をやらなかったりなのが原因だと思います。
パーソナルはいいですが、コーチングを受けるのなら一人の人に一定期間は固定しましょう。
例えばこの月はAトレーナーに教わったけど次の月はBトレーナー、はたまたその次の月はCトレーナーだと教わることに一貫性も無くなりますし、トレーナーができるのはあくまで手助けまでなので一月やそこらでいきなり急成長はしません。
ですので、教わるのならせめて3ヶ月は継続しましょう。
いいトレーナー、悪いトレーナー
教わっていても一向に伸びない、一回でも効果がでるトレーナー(これも”文脈”によりますがw)がいますし、下手をすると宗教的になってしまっているトレーナー(意外とこっちの方が熱烈なファンがいる)もいるので要注意です。
私は何度かコーチングやパーソナルを受けましたがどれも値段以上の価値があったと思いますし、今でもクライアント様にもそこで得た知識を提供させていただくこともありますので変なトレーナーに当たったことはないのですが、初心者ほどここですら情報の取捨選択ができないので大変です。
これについてはどのトレーナーがいいかは置いておいて、選ばない方がいいトレーナーの基準をここに書きます。(ネガティブですみませんw)
トレーナー選びの基準
・目的から外れたトレーナーを選ばない
これに関してはヒアリングの時点で良識のあるトレーナーなら私ではお受けできません、と断ると思われますが中には教えられると豪語する人もいるので注意、その分野で実績のある人に習いましょう。
・実績だけに騙されない
これは本当に…
トレーナーの中には対して実力がないのにうまいこと有名選手の指導実績だけ見せて集客に使う人もいますがこれには注意が必要です。
確かに有名な選手を教えているレベルであればその辺にいるインチキなトレーナーよりは知識がありますがそこまで優秀かというとそうでない人もいます、特定の誰かをさして言っているわけではありませんw
そして、ご自分の競技実績がある方でも実際指導力があるかはわからないところなのです。
・資格に騙されない
これは極論ですが、大仰な資格例えば医師の資格があると言ってもそれはトレーニング指導のための資格でしょうか?
理学療法士、柔道整復師などの国家資格でも同様です。
私が見ていてあと不思議なのが元消防士、や元自衛官をやたらにアピールする人ですw
まあ、集客のためで知識があるのなら構いませんが、それ完成ある?w
他にも海外の資格を持っていても必ずしも実力を保証しないので注意しましょう。
根本に立ち返ると資格とは、最低限度の力を保証するもの(いや最低限度すらない人もちらほら)ですので、資格を見せびらかす人は実力がない可能性も低くはないと私は考えています。
本当に頭のいい人が東大でたことを自慢しますか?そういうことですw
もっと実績で示すと思います。
スタートラインでしかないのです。
最低限トレーナーを選ぶときに必要なこと
これは口コミも確かに必要ですが、しっかりとした情報を発信しているかどうかで見定めるのも有効な手段かと思います。
ブログやyoutubeで解説している内容がおかしなことを言っていないか、例えばこれだけやれば簡単!などのエクササイズばかり紹介していたり非科学的なことばかり発信しているトレーナーは避けましょうw
まあ、ここまで書いていてなかなかトレーナーを選ぶのはやはり難しいなと思いますw
終わりに
色々と書いてきましたが、トレーナーという職業の需要はyoutubeなどの無料教材がたくさん出てきても今後まだ伸びると思います。
ただ、以前のように誰でも教えられる内容を教えるだけではなりゆかなくなり競争が激化するのも事実だと思われます。
と、徒然気ままにときには毒舌に書きましたが疲れたので今日はこの辺で。
最後までありがとうございました。
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