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B-1. アンチ・ドーピング規則違反には11の項目があります。(その1)

ハーイ、どうも!
SPヤマトの中高生にもわかりやすい「アンチ・ドーピング」にようこそ😊

タイトルの頭文字B‐〇ではじまる記事は、「アンチ・ドーピング」のルールの基礎について説明していきます‼

ルール説明なので、なかなかダジャレおやじギャグを挟み込めないのがつらいところ。
あなたも眠たくなるとは思いますが、そんな時には「カフェイン」でも摂取してがんばってついてきてください。

でも一番簡単な方法は、まず最初に信頼できる他人に勉強してもらってから、あなたがその知識を教えてもらうというやり方。
これができれば、あなた自身は退屈なルール説明を読まなくても済みますよ😊。

ところで上記に登場した「カフェイン」ですが、実は興奮薬に分類される成分です。そのため眠気防止などの目的で使用されることがあります。
コーヒーを飲んで目を覚まそうとするのが、まさにこれにあたります。

この「カフェイン」ですが、2022年アンチドーピング規定では、「監視プログラム」に掲載されています。
ちなみに「監視プログラム」は当該年の禁止物質ではありませんので、摂取することが可能です。
ただし、今後の動向によっては、禁止物質に指定される可能性があるので来年以降注意が必要です。

・・・といっても、「カフェイン」は、これまでもずっと「監視プログラム」に入っていた成分です。「監視プログラム」からの卒業がいつになるのか楽しみです。
また、卒業後は果たして禁止物質になるのか否か、その動向から目が離せません。

さて、ここからは未来の仮定の話です。
もしもこの「カフェイン」が、「監視プログラム」からはずれて、「禁止物質」へと取り扱いが厳しくなるとしたら、それは必ず新年1月1日から改定されます。

逆に、「監視プログラム」からはずれて、一切おとがめなしという、取り扱いが優しくなる場合は、新年1月1日を待たずに、年の途中でも改定されることがあります。

「アンチ・ドーピング」のルールは、アスリートに厳しくなるルールは新年1月1日から、逆に緩和されてアスリートに優しくなるルールは随時改定が行われるということを、覚えておくといいでしょう。

おっといけない、「SPヤマト」の悪い癖で話が脱線してしまい、本題に入る前にずいぶん字数を使ってしまいました。

世界アンチ・ドーピング規程では、アンチ・ドーピング規則違反として、以下の11個の項目が定義されています。

  1. 採取した尿や血液に禁止物質が存在すること

  2. 禁止物質・禁止方法の使用または使用を企てること

  3. ドーピング検査を拒否または避けること

  4. ドーピング・コントロールを妨害または妨害しようとすること
    ※ドーピング・コントロールとは、ドーピング検査の一連の流れのことを指します

  5. 居場所情報関連の義務を果たさないこと
    ※あらかじめ指定されたアスリートは、自身の居場所情報を専用のシステムを通して提出、更新する必要があります

  6. 正当な理由なく禁止物質・禁止方法を持っていること

  7. 禁止物質・禁止方法を不正に取引し、入手しようとすること

  8. アスリートに対して禁止物質・禁止方法を使用または使用を企てること

  9. アンチ・ドーピング規則違反を手伝い、促し、共謀し、関与する、または関与を企てること

  10. アンチ・ドーピング規則違反に関与していた人とスポーツの場で関係を持つこと

  11. ドーピングに関する通報者を阻止したり、通報に対して報復すること
    ※「報復」とは通報する本人、その家族、友人の身体、精神、経済的利益を脅かす行為

ここから具体的な内容について説明したいところですが、それはまた次回ということでご容赦ください。


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