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アスリートは、自身が摂取するものについては、日々の食事をはじめ、薬、サプリメントなどはもちろんのこと、練習中に口にする水分補給のペットボトルの中身についても、すべて自分本人が責任を持つことが求められます。 突然のドーピング検査でも過去1週間に摂取したものを報告する必要があります。

医薬品と異なり、サプリメント・栄養補助食品には含有するすべての成分を記載する義務がありません。 包装等に禁止物質の名前が記載されていなくても、実際には禁止物質が入っていたという例が後を絶ちません。 生活に身近な商品でもドーピング違反になる可能性があります。

もしかして、囲碁は文科系だから、体育会系スポーツ選手がしているドーピング検査なんて関係がないと思っていませんでしたか。 囲碁だけでなくチェスやe-スポーツでもドーピング検査があります。 さらにドーピング検査は競技会時だけでなく、試合以外にも、いつどこで行われるのかわかりません。

市販の花粉症薬には、競技会時の禁止物質であるメチルエフェドリンやブソイドエフェドリンを含んでいる商品が多数存在しています。 アスリートは薬を服用する前に、必ず自分自身で服用しても問題ない薬であるかどうかを確認して下さい。 判断できない場合はお近くのスポーツファーマシストに質問を。

50.国体に参加するアスリート、帯同サポートスタッフの方へ ~アンチドーピング教育は受講しましたか~

9か月前

ドーピング違反が確定すると、そのアスリートはスポーツにおいて、他のアスリートやコーチ等と関係を持つことが禁止されます。 つまり試合に出ることも、チーム練習に参加することも、コーチから助言を受けることも出来なくなります。 出来ることは制裁解除まで、個人練習することだけです。

漢方薬は自然由来なのでドーピング違反にならないと思っている人がいますが、それは間違いです。 漢方薬を構成する生薬(しょうやく)の中には、明らかに禁止物質を含むものがあります。 一例として、店頭で購入できる風邪薬の葛根湯などに含まれている麻黄には、禁止物質が含有しています。

ドーピング検査は全国大会などの大きな競技会だけでなく、練習中や職場や学校、家庭など、競技会以外のときにも行われています。 知らなかった、忘れていた、偶然とか、どんな理由をつけたとしても、検体から違反物質が見つかれば、その事実でドーピング違反になりなにがしかの制裁が科されます。

アンチ・ドーピング豆知識 ルールは毎年最低1回、1月1日に改定されます。 例えば、昨年まではドーピング違反でなかった薬品が、今年から禁止薬物に変更になったりします。 また、その逆に禁止物質から除かれて使用可能になるものもあります。 必ず最新の情報を確認してください。

アンチ・ドーピング: 花粉症治療薬には、市販薬・処方せん薬ともに 禁止物質が含まれている製品がありあす。 内服薬だけでなく点鼻薬や点眼薬でも注意が必要です。 服用する際は、必ず禁止物質が含まれていないことを確認して下さい。 禁止物質を使用して治療する場合は、TUE申請が必要です。

SPヤマトの「アンチ・ドーピング講座」では、あなたからのドーピングについてのご質問や体験談を大募集しています。 また、「このサイトにドーピング関連の記事が出ていたよ」などの情報も大歓迎です。 #ドーピングゼロを目指して #SPヤマトのアンチ・ドーピング

46.その食事ドーピング違反になりませんか?

アンチ・ドーピングの出前講座、オンライン講座承ります。 小・中学生から国体などの国内最高レベルの大会までご対応させていただきます。 平日、休日ともに日中、夜間の対応可能です。 お気軽にSPヤマトまでお問い合わせください。 お問い合わせはTwitterのDMでお願い致します。

ドーピング検査には尿検査と血液検査があります。 アスリートがどちらにするかを選ぶことは出来ません。 場合によっては尿と血液、両方の検体を採取することもあります。 しかし現状では、あなたがトップアスリートでない場合は、ほぼ尿検査の可能性が高いです。 #ドーピングゼロを目指して

ドーピング検査には大きく分けて以下の2種類があります。 競技会検査:競技会において実施される検査 競技会外検査:競技会以外の、アスリートの自宅やトレーニング場所などで実施される検査 このようにドーピング検査は試合当日の競技会時だけでなく、ある日突然、いつどこであるかわかりません。

アンチ・ドーピング豆知識 薬の問合せをする際は、省略せず商品名を頭から終わりまですべてお知らせください。 頭に新○○とかスーパー○○とついていたり、お尻にAとかSとかついていれば、それらをすべて含めて下さい。 たった一つ記号が違うだけで中身の成分がが大きく異なることがあります。

毎年サプリメント使用による、アンチ・ドーピング規則違反が発生しています。 サプリメントは医薬品と異なり、全ての含有物質を表示する義務がありません。表示がないからといって、禁止物質が含まれていないという保証はできません。 https://www.realchampion.jp/news/000214.html

40.来年はパリ オリンピックです

アンチ・ドーピング新ルールが、令和5年国体本大会から適用。 アスリート本人はもちろん、監督、コーチ、 アスレティックトレーナー及び保護者(選手が18歳未満の場合)までが、出場エントリーする1年以内に最新のアンチ・ドーピングに関する教育を受け、教育履歴を提出する必要があります。

医療関係者の方へ スポーツでは使用が禁止されている薬(方法)があります。 治療目的で禁止されている物質と方法(禁止物質・方法)を使用する場合は、治療前にTUEという申請手続きが必要となります。 薬(方法)を処方する前に、必ず『禁止物質・方法』が含まれていないかをご確認ください。