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医薬品と異なり、サプリメント・栄養補助食品には含有するすべての成分を記載する義務がありません。 包装等に禁止物質の名前が記載されていなくても、実際には禁止物質が入っていたという例が後を絶ちません。 生活に身近な商品でもドーピング違反になる可能性があります。

アスリートが、ドーピング検査を受けたくないと拒否するだけでも、ドーピング違反になってしまいます。 アスリートはいつでも、どこでも、ドーピング検査を受けられるように常に「勝負パンツ」を履くようにしましょう。 https://note.com/spyamato/n/n4a60bb8247cb

WBCの日本VSメキシコの試合実況をラジオで聴いていた。 劇的な試合終了の瞬間を聴いていて涙が出てきた。 そのあと、やっぱりその瞬間の映像が観たくて、後で動画を見返したら、また涙が出てきた。 明日も感動のうれし涙を流したいな。

48. 2023年度国内最高レベル競技大会

SPヤマトがアンチ・ドーピングの講師をお引き受けします。 対面・オンラインとも全国対応可能です。 中高生の部活から全国大会・国体出場選手・チームまで豊富な講師実績があります。 お気軽にお問い合わせください。 国体出場には出場申込前のアンチ・ドーピング事前教育が必須になりました。

もしかして、囲碁は文科系だから、体育会系スポーツ選手がしているドーピング検査なんて関係がないと思っていませんでしたか。 囲碁だけでなくチェスやe-スポーツでもドーピング検査があります。 さらにドーピング検査は競技会時だけでなく、試合以外にも、いつどこで行われるのかわかりません。

アスリートは医薬品やサプリ、練習中の水分摂取や普段の食事まで、口にするものすべて自分自身で管理することが求められます。 ドーピング検査の際は過去7日間に摂取した薬やサプリをすべて申告する必要があります。 1週間前の食事を忘れないように、摂取するものすべて写メしておきましょう。

JADA日本アンチ・ドーピング機構(Japan Anti-Doping Agency)では 対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日 2023年度の国内最高レベルの競技大会を公開しています。 参加者は事前TUE申請対象です。 https://www.playtruejapan.org/code/tue.html

ドーピング違反が確定すると、そのアスリートはスポーツにおいて、他のアスリートやコーチ等と関係を持つことが禁止されます。 つまり試合に出ることも、チーム練習に参加することも、コーチから助言を受けることも出来なくなります。 出来ることは制裁解除まで、個人練習することだけです。

漢方薬は自然由来なのでドーピング違反にならないと思っている人がいますが、それは間違いです。 漢方薬を構成する生薬(しょうやく)の中には、明らかに禁止物質を含むものがあります。 一例として、店頭で購入できる風邪薬の葛根湯などに含まれている麻黄には、禁止物質が含有しています。

注射薬「トリアムシノロンアセトニド」は花粉症などのアレルギーに効く薬として知られています。 1シーズンに1~2回注射すると、その間は症状が抑えることができますが、ウォッシュアウト期間が60日と長いためアスリートは注意が必要です。 https://note.com/spyamato/n/nda8a5d0ea613

花粉症治療薬: 医療機関から処方されるアレグラ錠、市販薬アレグラFXともに禁止物質は含まれていません。(R5.1.1現在) 競技会時、競技会以外のいづれの時点でも服薬することが出来ますが、念のためGlobal DROを利用してご自身で服薬の可否をご確認ください。

47.患者さんが…もしアスリートだった時

ドーピング検査は全国大会などの大きな競技会だけでなく、練習中や職場や学校、家庭など、競技会以外のときにも行われています。 知らなかった、忘れていた、偶然とか、どんな理由をつけたとしても、検体から違反物質が見つかれば、その事実でドーピング違反になりなにがしかの制裁が科されます。

アンチ・ドーピング豆知識 ルールは毎年最低1回、1月1日に改定されます。 例えば、昨年まではドーピング違反でなかった薬品が、今年から禁止薬物に変更になったりします。 また、その逆に禁止物質から除かれて使用可能になるものもあります。 必ず最新の情報を確認してください。

本年の鹿児島国体からアスリートおよび帯同するスタッフ全員が、最新のアンチ・ドーピング教育の受講することが必須となりました。(未成年アスリートの場合は保護者も対象) 国体を目指して頑張っている人は、未受講でエントリー出来なかったなんてことにならぬように、早めの受講をお勧めします。

薬を使用するアスリートの方へ 参加予定の競技大会が「国内最高レベルの競技大会」かを確認して、該当する場合は事前にTUE申請が必要です。 該当しない場合でも、遡及的TUE申請が必要となる場合があります。 どちらも検査データ、使用薬の量、使用期間などの詳細な医療情報が必要になります。

飲み薬以外でもドーピング違反に問われることがあります。 サプリや健康食品、ドリンク剤などでドーピング違反になることは有名です。 また、ドーピング検査を拒否することや、居場所情報の報告義務違反、ドーピングに関する通報者を阻止したり、通報に対して報復することも違反行為となります。

アンチ・ドーピング豆知識 以下に該当する場合はTUE(治療使用特例)事前申請対象です。 ・オリンピック、パラリンピック等の国際大会 ・国民体育大会 ・日本選手権および同レベルの全国大会 ・各競技種目における国内最高峰のリーグ戦 ・JADAが指定する競技大会

TUEとは 治療使用特例(Therapeutic Use Exemptions : TUE):アスリートの申請により特例として『禁止物質・方法』が治療目的で使用できる手続きです。 TUEが認められなかった場合、『禁止物質・方法』の使用をすることはドーピング違反となります。