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教えるときに大切な2つのこと


こんにちは。spuntoです。


もう5月も半ばですね。

わたしは2月から職業訓練に通っていますが、残りは早くもあと1ヶ月になりました。



前回、『教える時はその人の頭の中に絵が描けるように教えてほしい』
『わからない には段階がある』という記事を書きました。



その訓練校で、さらに『教えるときには、大切なことが2つある』と思ったので、それについて書いていきます。



まず、現在訓練校の先生は最近50代女性(前回の先生とは別の方)がメインで、その先生が不在の時のみ30代男性の先生が教える、というクラスになっています。


50代女性の先生は、わたしたちと目線が違うように感じます。
それは、テキストをそのままカリキュラムをひたすらこなすスタイルで、詳しい説明が少ないからです。


逆に30代男性の先生は、目線をさげ、理解できるよう教えている印象です。
説明がゆっくり丁寧で分かりやすく、補助で入ることが多いので講義の補足担当のようになっています。



様々な年齢や経験の人がいるため、ついていけない人もいるのですが、たまに30代男性の先生の授業になると、みんな理解が進んでいるようです。


2人の先生を見てわたしは、教える時にはその人の理解度をまず知ることが大切だな〜と思います。これがひとつ目です!


どこまで理解しているか?
どこでつまづいているか?


これを知った上で教えないと頭に入りません。


ではどうやって理解度を確かめると良いのでしょう?


いろいろ方法はあるのでしょうが、質問してもらう、というのがいいかなと思います。


なぜなら、質問はわかっていないとできないからです。


すこしわかっていれば、その段階での質問がきます。
全く質問できない場合は、そもそものインプットの量が足りていないのでたくさん問題を解いてもらう。

そこから理解が進めば質問が出るはずなので、その人がどこでつまづいているか知ることができます。

教える時に、テキストの通りただ操作を教えるのではなく、なぜこの操作になるのか、どんな場合に使うのか、などその時は分からなくても伝え続けることです。

質問の仕方でその人の理解度を知ることができるんですね。



大切なこと2つめは、目線が近い人の方が教えやすいということです。


どういうことかというと

人は、自分が完全に理解すると、理解していなかった頃のことはなぜか忘れてしまうんですよね。。。


なので相手がわからないことを、なぜわからないのか理解できなくなるんです。

教えるのがめちゃくちゃ上手で、どんな相手の理解度にも合わせて教えられる先生ならベストですが、わたしはなかなか出会ったことがないです。


先生の説明がわからなかった人がわたしに質問に来たので、わかる範囲で教えると理解してくれることがあります。


わたしの目線が先生よりはその人に近いのだと思います。


今わたしも訓練以外で人に教わっていることがあるのですが、説明を聞いても抽象的すぎてわからず、かといって質問してもわからない。

質問自体もうまく伝わっていない。

なんでなんだろう?と思っていました。
大人の目線で見えるものが、子どもには見えないのと同じ感覚です。


それで別の方に教えてもらうと、すこしヒントが掴めた感じがありました。


教える人と教わる人の距離がありすぎると、見えている世界が違うんですよね。
だから目線も違うし、こちらのわからないことが理解できない。

向こうも丁寧に教えているのになぜ?と思ってしまう。

けれど教わる人がどう頑張っても教える人の目線にはいけないので、目線を下げてもらうしかないんです。


つまづくところが同じ=見えている世界が近い

ということです。

どうしても忘れてしまうことなのですが、誰かに教えるときにはぜひこの2つを意識してみてください。



最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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