続編が全世界大ヒット上映中!スパイダーマン:スパイダーバースの魅力┃ #名画座スプークス
皆さん、おはようございます!こんにちは!こんばんは! #名画座スプークス 従業員の伊藤でございます。
今月も、SPOOX配信中のおススメタイトルをご紹介させて頂きます。
5月からまた以前の様な日常が戻って参りましたので、皆さんも劇場に行く機会が増えているのではないでしょうか?
今年の夏は、個人的には洋画の豊作年かなと思っております。
6/16(金)には2023年の話題作が2本も同日に公開されましたね!
スーパーマンや、バットマンでお馴染みのアメコミ・DCコミック作品「ザ・フラッシュ」、
そして、スパイダーマン・アニメーションシリーズの第二作目「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の2タイトルです。
しかも2タイトルとも、平行世界・マルチバースを題材にしていてそれを同日上映にするなんて、
6/16、伊藤の頭は混乱でボンっ!っていってポンコツ博士みたくボンバーヘアーになっているんではないかと心配です。(※本文は、6/12に記載した文章になります)
「ザ・フラッシュ」に関しましては、本国アメリカでは著名な監督等すでに試写をした方々からは、クリストファーノーランの「ダークナイト」を超える、アメコミ史上ナンバーワン映画だとコメントを出している方もいるくらいです。
…公開前は、よく聞くコメントなので、信じるか信じないかはあなた次第です。
それでも、やはり前評判はすさまじく良いので、あまりDCコミックの映画はそこまで観ていない伊藤ですが、こちらは必ず劇場に向かいます!
そして、伊藤の今年一番の楽しみであるのが「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」です!
個人的なウキウキ度でいくと、2023年の年間ナンバーワンのウキウキウオッチングです!
6/16のウキウキが頂点となりますので、ここから年末までは、食事してトイレにいって仕事をして眠るのローテーションをただこなすだけの日々になります。
それくらい、このタイトルを鑑賞できる事がたまらんのです!!!!!
と、何故こんなに伊藤が2023年の全てのウキウキを捧げたかというのは、まず第一作目の「スパイダーマン:スパイダーバース」をご覧になって頂ければ理解頂けると思います!
話がかなり長くなりましたが、今回ご紹介するタイトルは「スパイダーマン:スパイダーバース」です!!
「スパイダーバース」、一体なにが凄いか語らせて頂ければと思います。
魅力1:見た事のない映像体験
ディズニーの「トイ・ストーリー」から始まり、3Dアニメーション映画は約25年の間すさまじい発展をしてきました。
実写映画よりもアニメーション映画に感動や興奮を体験できるなんて、90年代半ばには想像も出来なかった事です。
アニメーション映画の市場も成熟した感もあり、また観客もアニメーション・CGに対して慣れてしまって、「新しい映像体験」を久しく感じて無かったのではないかと思います。
当の伊藤も、そこまでの期待感も無くスパイダーマンの映画だから見ようくらいに、通常であれば買わないキャラメルポップコーンを右手に、
高カロリーへの慰めとして、ダイエットコークを左手に鑑賞を始めました。
約20分・・・いやそれまでに、上映開始直後によく見る「コロンビア」の女の人がバグる演出や、本編始まってからの映像を見ただけでも、武者震いがしてきました。はい。
最初は尿意か?と思いましたが、鑑賞後は必ずトイレに行く伊藤ですから、これは完全に武者震いだと思いました。
そして、開始約20分後の、スパイダーマンとグリーンゴブリンの対決シーンで、この日のキャラメルポップコーンはお土産に持ってかえる事を決意しました。
目の前の映像は、全く見た事のないものでした。
伊藤がよく行く劇場は舞浜にあるシネマイクスピアリでして、公開初日は、ディズニーランドでお仕事されている外国のダンサーさん達と一緒になる事があるのです。
「アベンジャーズ・インフィニティーウォー」の時なんかは、キャプテンアメリカが登場したときに、回りの外人さん達叫びながらハイタッチしてました。
あの日も、そんなアメリカンスタイルな観客モードだったので、上映中常に「ウォー!」「ジーザス!」と興奮の声が上がっていました。
伊藤も、同じく「あらまっ!」「ほんとに??」「うわうわうわっ「かみー!」」とジャパニーズスタイルの心の声をただ漏れさせていました。
久しく「新しい映像体験」に驚きを忘れていましたが、こんなに驚くのかと圧倒される映像体験です!言葉で説明できない感覚を、是非鑑賞して確かめてください!
魅力2:無駄のないストーリー
実は「スパイダーバース」は、あらすじだけ読むとなかなか一見さんお断り感のある作品です。
・平行世界、多元宇宙(マルチバース)、パラレルワールドを題材にした世界観
・10代の少年マイルズ・モラレス/スパイダーマンが主役(本国アメリカではコミックにて2011年に初登場)
・思春期の親子関係
・少年の心の成長
といった様に、「もし同じような世界が他にも多数あったら?」というパラレルワールドを舞台にして、少年の心の成長と親子の心のすれ違いを同時に描いているわけです。そして、それをさらに「新しい映像体験」でラッピングしているのですから、こうやって文字情報にするだけでも情報量が多く、かなりとっちらかった感じがすると思います。
しかしこれが・・・なんとも淀みなく無駄のないストーリーとなっております。
映像に集中してしまっていても、頭を使わずにスッと理解でき、すぐに「ふんふん」「ふむふむ」と四谷大塚の授業を受けたみたいになれます。
映画の要となる主人公マイルズの成長も、これだけの情報量を語りつつも見事にやってのけています!中身のストーリーも、外見の映像も完璧で、まるで、「山P」みたいな感じです。たぶん。
「見た事のない映像体験」、「無駄のないストーリー」の結果、「スパイダーバーズ」は、見事、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞します。
数年間、ずっとディズニーの天下だったジャンルに、ソニーピクチャーズとして初の栄冠でした。
対抗馬に、「インクレディブル・ファミリー」「シュガー・ラッシュ:オンライン」がある中と言ったら、その凄さが際立つかも知れません。
魅力3:豪華な日本版声優・主題歌
そして鑑賞する際は「映画は字幕版」という方も、是非字幕版のあとに吹替版もご鑑賞ください!
「スパイダーバース」は、日本の吹替版スタッフの本気度が凄いのです!宮野真守氏、小野賢章氏、悠木碧氏と、素晴らしい声優陣はもちろんの事、
全編HIPHOPの楽曲がメインの本編で、吹替版のエンディング曲は「TK from 凛として時雨」の「P.S.RED I」。
ギターかき鳴らしのロックナンバーが、これまた超絶に合うんです!
公開に先駆けてCM用パートが公開されましたが、声優陣、TKサウンド(小室哲哉氏ではないです)と、日本語スタッフのカッコよさが全面に出ているものでした。
予告編だけでも、本国アメリカの素材で日本テイストにされたスタッフさん達に、感謝しかありません!是非、この予告編もご鑑賞ください。
そして、既にアメリカでは公開された続編の「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」。
アメリカでも大ヒットしている「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のオープニング初日の成績を超えて、2023年最高のオープン初日成績という、アメイジングなスタートを切りました!
「スパイダーバース」でも、特級品だったのに、続編の「アクロス」はその全てを凌駕していると言われています♡
この夏は、絶対に「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」を見るべきです!
そして、まだ未鑑賞の方も、鑑賞済みの方も、今一度「スパイダーマン:スパイダーバース」を鑑賞してから劇場にスウィングして行きましょう!
SPOOXでは、字幕版も、最高級の吹替版も鑑賞できます!
親愛なる隣人を、是非SPOOXで!
スカパー!でもスパイダーマン関連作品を放送中。
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