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『幸福行方不明』


「幸せなんか そこら中いっぱい 落ちているから 欲張らずに 拾っていこう」



これはMr.Childrenの「ひびき」という曲の歌詞の1部分です。


心配なとき、不安なときほど、


「あ~ぁ…幸せになりたいな…」


なんて思うことありますよね😔


 

しかし、「あなたにとっての幸せ」は具体的に、どんなものなのでしょうか?🤔


 

なんだかつい、「幸せになりたい~」なんて軽く口に出てしまいますが…



「幸せ」って漠然としていて、いまいちハッキリしていない存在ですよね( ´-ω-)



・たくさんのお金…?
・素敵なパートナー…?
・自由な時間…?




「よくわからないもの」を欲しがっているのは、目的地が分からない地図を持ち、ただただ歩き回っている状態に似ています。


 

まずは、


「自分自身が求めている幸せについて知ること」が大事なのではないでしょうか?🤔



 

「幸せ」を科学で解明する

科学的に「幸せ」というのは、幸せのホルモンと呼ばれる「セロトニン」が、大量に分泌されている状態だったのです。


 

このセロトニンは、


・恐怖や興奮を司る、「ノルアドレナリン」
・喜びや快楽を司る、「ドーパミン」



これら2つの物質と共に、「三大神経伝達物質」とされています💡


そしてこの神経伝達物質にはそれぞれ、『不安を抑え、気持ちを安定させる』という働きがあるともいわれているのです。


医学的にもセロトニンは不足してしまうと、「うつ病」や「不眠症」になることで知られているように、人体にとっても重要なホルモン物質だったのです。


 

この幸せのホルモンであるセロトニンが分泌されるには、


・食事
・日光を浴びる
・睡眠
・適度な運動
・感情を動かす(刺激を受ける)



という「5点」がとても大切になります。



バランスの良い食事をして、大自然の中でスポーツをして楽しく過ごし、夜はぐっすりと眠る…。


確かにこの生活を過ごすことができれば、「幸せだ!」と感じることができそうですよね(*゚ー゚)

 

しかし今の忙しい現状から、そんな「幸せな生活」を過ごすことは、なかなか難しい…😔💦


では『手っ取り早く幸せになるため』には、どうすれば良いでしょうか?


 

【幸せになる食べ物】をたくさん食べる

「幸せホルモン」とまで言われているのが、「セロトニン」です。


もしかして、これを多く含まれている食べ物をたくさん食べれば、とても簡単に「幸せ」状態になれるのではないでしょうか?( *゚A゚)


 

ちょっと単純すぎる発想ですが、もしそうだとしたらとても『効率的』ではありますよね笑


そこで調べてみると、この「セロトニン」は体内にアミノ酸の一種である、「トリプトファン」という栄養素を取り入れることで、


『体内で作りだされる物質』ということが分かりました!

1、トリプトファンが腸から取り込まれて、血液の中を循環する

2、腸や脳などに到達し、トリプトファン水酸化酵素という酵素をもった細胞と出会う

3、セロトニンが合成される


この流れにある通り、つまり「セロトニン」を作るためには、「トリプトファン」が必要不可欠ということがわかります🤔



なので、今度はこの「トリプトファンが多く含まれる食材」を挙げてみました。


豆腐や納豆、味噌、醤油などの大豆製品、チーズやヨーグルトなどの乳製品


そしてさらに果物の「バナナ」にも、トリプトファンが多く含まれていることが分かりました。


しかもそんなバナナには、セロトニンを生成するのに必要な炭水化物や、ビタミンB6もバランスよく含まれています。


手軽に食べられるし、日常的に買うこともできるから、とりあえずバナナを大量購入&大量摂取すれば大丈夫です!🍌


 

…と思いきや、実はトリプトファンはその他にも「あらゆる食材」に含まれており、


『偏食さえしなければ普段の食生活でも摂取できる』


という新事実があったのです…Σ(O_O;)


なのでそれほど、『意識をして摂取する必要はない』という…汗


 

つまり結局は家庭的な食べ物である味噌汁、ヨーグルト、牛乳などを、


「バランスよく摂取する」


これに尽きるということでした笑



ただしバナナは腹持ちも良く、時間の無い朝食のときにもサッと食べられるので、「健康という幸せ」のためにはとても効果的だと考えられます。


 

さて、私たちはどうすれば本当の「幸せ」になれるのでしょうか?


幸せはたくさん「落ちていた」

いきなり実も蓋もない結論になりますが、「幸せ」というのは冒頭の歌詞のように、「普段の生活の中」にありました。


えっ、今さらどういうこと…?




と思うかも知れません😅


 

しかし、なぜこんなことを言うのかというと、不安なときに人は、


「幸せなことが近くにあっても気づけない状態」


になっていることが多々あるからです。


 

なので結局、いくらあなた自身に「良いこと」があったとしても、


・このあと悪いことが起こるんじゃないか…
・どうせ自分なんてこれ以上は無理だ…



という具合に「考えが悪い方向」ばかりに流れてしまいます。


その考えは、自分に自信が持てなかったり、嫉妬や不安であったりと、

「様々な要因」が複雑に絡み合って生まれてしまいます。



そんな時に意識したいのは、


・他人と自分を「比較」しない
・「まだ起きていないこと」に悩まない



これらの考え方は非常に大切になってきます😊


 

そしてもうひとつ加えたい大事なことこそが、


身近な幸せなことに「気づくこと」です🍀


 

・あなたがいる今の『環境』
・自分の周りの人との『繋がり』
・自身の心身の『健康』



 

人間は当たり前に過ごしていると、今手にしているものの「有り難み」を忘れてしまいます。


そんなときに大事なのは、普段の生活の中にある「幸せのタネ」を探し、拾いに行く努力です。


 

そのタネを少しずつ大切に育てることで、幸せが大輪の花を咲かせる…🌱


なんて言うと、少し大袈裟ですよね(*´∀`)ノ笑


しかし失ってからその価値に気づいても、もうすでに遅く、取り返しがつかない…😱

そんな後悔は多々あるので、普段の生活の「有難み」は絶対に忘れないようにしましょう。



 

幸せを感じる方法の1つは「与えること」



「幸せ」はぼんやりとしていて、ハッキリと「何か」というのは目に見えません。


しかし「自分自身が幸せだと感じること」の1つに、「与えること(give)」があります🎁


 

とある研究所の心理実験で、


「ボランティアに参加した人」
「そのボランティアの方に支援された人」



この2名の「幸福度のホルモン数値を測る」という実験がありました。


この実験、どちらがより「幸福」を感じたでしょうか?


 

その実験結果は驚くことに、「ボランティアの方に支援された人」よりも、


「ボランティアに参加した人の幸福度数値が高かった」というのです!



てっきり「支援された人」が助けられたことに「幸福」を感じるのかと思いきや、

ボランティアとして参加した人の方が「幸せ」を感じていた。


なんだか少し不思議な話ではないですか?



 しかしこの実験結果から分かることは、


人間は自分が何かを【してあげたとき(give)】に、してもらった時よりも、『強い喜び』を示す
という事実でした。



ちなみにこの実験は驚くことに、「2歳未満の幼児」に試しても、同じような結果が出たというのです。


つまり、

「何かを与えることで幸福を感じるのは、【人間の生まれつきの性質】だった」

ということまで判明したのです(*゚ー^)


 

またハーバード大学の研究者による別の研究では、


「幸せはお金で買える。ただし、【他人のためにお金を使った場合】に限る」


という結論も出ているという面白い話がありました。


「情けは人のためならず」


この言葉の通り、幸せになりたいと思ったら、


「自分から周りに救いの手を差し伸べる」


ということも意識してみると、今の環境を変えるきっかけになります(*´∀`)ノ



しかしだからといって、もちろん自分を「犠牲」にする必要はありません。


ただ『自分ができる範囲で困っている人を助けること』が、実はあなたが「幸せになるための第一歩だった」ということです🤗




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