粉ふきいも(アニメ「攻殻機動隊」)
(少しだけネタバレ含みます)。
新じゃがや男爵イモを美味しく食べるには、ポテトサラダとか粉ふきいもとかがいいのかなと思いまして、粉ふきいもを久しぶりに作りました。そしてこの日はミートローフのお惣菜を購入。横に添えて、バッチグーな夕ご飯、、のつもりでおりました。
そしたら、なんとミートローフの上に乗っているのはチーズだけと思いきや、マッシュポテトも搭載されていまして、この日はいも地獄となったのです。水分を摂らないとぱさぱさで息切れてしまいそうな食事でしたけれど、おいも好きなのでがんがん食べました。
「おいも、美味しいよ」と奥様に声をかけられてハッとする男性、トグサ氏は攻殻機動隊の中に出てくる公安9課のメンバーの1人。義体と呼ばれるサイボーグ化したメンバーたちのなかで、生身度が高く、正義感あふれ、なおかつ家庭を持っていて、このストーリーの中で見る側の価値観に近いものを持っている主人公なのでした。登場人物の中で普通の料理を食べている貴重なシーンでもあります。
実はテレビアニメパート1、2を見る前に「イノセンス」や「ゴーストインザシェル」を見てしまったために、頭が混乱しまくりながら見ています。今パート2の途中でして、おいもエピソードはパート1で、出てきます。見ていると、集中して見ないと話を追えない難解な部分も出てきて、見進んでゆくうちにこの世界のことがだんだん分かってきたりで、慣れるとそんなに負担なく見られるのです。
移民、AI、義体(サイボーグ化)、高齢化問題、虐待、、いろんな社会問題が出てきて、近未来といえど、本当にこんな未来が待っているのではないかなあ?と思ってしまうような部分もあります。義体化の進んだ少佐、草薙元子氏やバトー氏の価値観には、ときどき付いていけなかったりもします。
そしてこの作品で考えるのは「正義とはなんだろう?」です。パート2では映画「タクシードライバー」のオマージュ作も出てきまして、この登場人物を少佐は「彼は何もできない」としています。最初数話見て辞めようか迷ったのですけれど、見ているうちにどんどん引き込まれてゆく作品なのでした。
(コミックの原作kindle版まとめ買い)
*アニメ、映画、コミックといろいろありすぎて、何を紹介したらよいか分からない状態でして、原点である士郎正宗氏のコミックをご紹介いたします。
*もうひとつ、攻殻機動隊とは関係ないです。
この「料理から想起されるエピソード」用に撮影しておいた料理写真の中で、未公開の写真を、ここで使わずkindle本として出版致しました。40枚の料理写真とつぶやきで構成されています。
サポート頂けましたら飛び上がって喜びます。活動への精進のために大切に使わせて頂きます。