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味噌汁(映画「アイの歌を聴かせて」)

(劇場公開中につきネタバレ回避で書いてまいります)。

画像は豆腐の味噌汁。我が家では味噌汁を作ると具の豆腐率高く、たんぱく質の少なめな食事のときにはよく出てきます。どさくさまぎれに腹持ちをよくするには、なんといってもお豆腐なのです。汁物に味噌汁、寒い日に湯豆腐。主菜に麻婆豆腐。そして鍋物にも外せない脇役。お豆腐は変化自在のオールラウンダー食材として、今日もるりい家の食卓に君臨するのでした。

さて、味噌汁つながりの映画というと、今公開中の「アイの歌を聴かせて」というアニメ映画。主人公サトミちゃんが作る朝ごはんに、お味噌汁があったかもしれません。そのサトミちゃんが、転校生シオンちゃんというAIロボットと出会い、ストーリーが動き始めます。

今公開中ということで、ネタバレ回避といたしますゆえ、詳細な説明と考察は致しませぬ。映画館に見に行きました。

実は昨年「ヴァイオレットエバーガーデン」を見に行って以来の映画館鑑賞。あの時には、京都アニメーションでの惨事の後、よくもこうまでに美しい映画を、しかも戦火で傷を負った人々の心の再生をテーマとして、作り上げて下さったと、、もう序盤から見ていて泣きどおしでございまして、最後の感動シーンにもトドメを刺され、もうしばらく映画館行かない!となっておりました。

今回は息子に誘われていきました。名前も初めて伺い、下調べもせずに席に座り。結果としては、見て良かったです。絵、声、歌、ストーリーと、全てバランスよく良かったと感じました。

話としてはAIが人との交流の中で成長してゆくという、たまに見かけるあるある話なのですけれど、見せ方が上手いのだと思います。最初に引き込まれ、そのままぐいぐい、そして謎明かしから、結末へ。飽きさせない展開でした。

土屋太鳳氏の歌も、とても美しい歌声で聞き惚れてしまいます。アニメの展開と相まって、鳥肌の立つようなシーンもありました。

エンターテイメントとしても、見た後の考察もいろんなパターンが出てきそうな、深いメッセージも感じました。毎日、漠然とした重たい感じに囚われている方への、気分転換におすすめの映画です。

(小説)

(サウンドトラック)

(コミカライズ)



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