MOA美術館に行ってきた。🍵@熱海
前回書いた箱根の成川美術館に続き、年末に熱海のMOA美術館に行ってまいりました。🖼
この美術館は、箱根美術館の創立者でもある岡田茂吉さんによって築かれたそうです。
2021年に箱根美術館を訪れた際に、熱海に「MOA美術館」があるということを知り、いつか行ってみたい!と思っていたので今回叶ってよかったです。
(ちなみに、MOAは「Mokichi Okada Association」の頭文字です。)
今回は、「吉田博木版画の100年」という展覧会が開催されていました。
お気に入りの作品たち↓
シアトルのレニヤ山(マウントレーニア)は実際に行ったことがあるので、なんだか懐かしい気持ちになりました。🗻
鮮やかな色とその奥にある深み。
吉田博さんの自然好きが伝わってきます。。。
これ大正時代に作られた作品?!と何度も驚いてしまいました。
こんなに生き生きとした絵を観るのは初めてかもしれません。
全体的に海外の山や自然を描いた作品が多かったですが、こちらは富士山です。
やっぱり富士山に対する表現法、描き方が他の山とは異なっているように感じます。
前回の成川美術館でも感じたことですが、日本の山は特徴的ですね。
今回の展覧会で海外の山と日本の山の描かれ方をはっきり見比べることができて、改めて面白いなと思いました。
(同じアジアでも、中国の山もまた日本と違っていて面白いです。ぜひ観てみてほしいです。山水画など!)
この作品は、96度摺りだそうです。すごい。。。
細かい部分まで技巧が凝らされているのがわかります。
(なんだかうまく言葉にできず、薄っぺらい感想に。。。)
展示を観終わったあと、竹林と茶室があるということで外を歩いてみました。
茶室でお抹茶とおしるこをいただきました。🍵
よいお天気で、とても素敵な時間を過ごすことができました☀️
最後になりましたが、この美術館の照明とガラス素材は今まで訪れた美術館の中で1番といっていいほど素晴らしいです。
絵や作品を観るとき、光や反射がまったく邪魔にならないのです。むしろガラスに気づかず頭をぶつける方がかなりいるらしいです(頭をぶつけないようにと注意書きがありました笑)。
私自身、学芸員実習に参加していて、照明のつけ方なども学んでいるのでとても勉強になりました。
MOA美術館、今回が初めての訪問でしたがとても楽しかったです!💟
熱海に来たら、また寄らせていただきたいと思います🐬🫧
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