【お悩み相談】 仕事に行けない自分にOKをだす
NY在住 何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ 平野さきです。
今日は ココロノマルシェ に寄せられた、ちはるさんのお悩みに回答します。
ご相談文はこちら⇩
ちはるさん
これまで20年近くの間、まるでご自分に鞭を入れるように、仕事に行きたくない気持ちと戦ってきたのですね。
本当に辛かったことと思います。
ひとりで頑張っていらっしゃったのかなぁ。
誰か、話を聞いてくれたり、心の支えになってくれる人はいたかなぁ。。
ちはるさん、もう自分に鞭を打つのはやめて、
ご自分をもっと大切にしてあげてみませんか?
それはちはるさんご自身も、わかっているのですよね。
それができないから、こうして相談されているのですよね。。
そんなちはるさんのお手伝いが少しでもできればと、
回答させていただきます。
1 自分には厳しい
職場の方に大きな負担をかけてしまった自分に対して、
ちはるさんは強い罪悪感を感じているのですね。
自分のせいで負担をかけてしまった、、、
自分がもっとしっかりしていれば、、、
そんな風に自分を責めてしまい、せっかくその日は仕事を休んでも心身共に回復できない、、、
という悪循環になってしまいますよね。
逆に、職場で誰かが体調不良で欠勤したとき、
ちはるさんはどのように感じますか?
休まれて迷惑だなぁ。
体調管理もできないなんて、社会人として失格だわ。
もしかしてズル休みかしら。
そんな風に感じますか?
そんな気持ちもない訳ではないかもしれませんが、
それよりも、
あぁ、体調崩してしまってかわいそう。
ゆっくり休んでくださいね。早く回復しますように。
そんな気持ちの方が、強くありませんか?
ちはるさんは、自分に対してとても厳しいところがあるのかも。
だからこそ、これまで一生懸命頑張ってこられたのですよね。
ちはるさん、完璧主義だったりしますか?
仕事を休むべきではない、職場の方に迷惑をかけるべきではない、
そんな、〜〜すべきではない、という制約を、
知らず知らずと、自分に課しているようです。。。
と言われても、ちはるさんにとってはそれが当たり前なので、ピンと来ないかもしれません。
自分を客観的にみることって、本当に難しいです(汗)。
2 自分を客観的にみること
まず、今のちはるさんにおすすめしたいことがあります。
自分を客観的にみること、です。
自分の中のもう一人の自分が、自分を冷静に見ているように感じた経験はないでしょうか。
そんな感じです。
難しい言葉を使うと、「メタ認知」です。
仕事に行きたくないと感じている自分、
それでも休んじゃ駄目なんだ、と自分に鞭を入れている自分、
それでも休んでしまい、自己嫌悪に陥っている自分、
まずはありのままに、そんな自分を認めてみましょう。
よくも悪くも、それが自分。
そんな自分を受け入れること、それが自己肯定感につながります。
自分を肯定できるようになると、自分を大切にすることができるようになります。他人を大切にするように、自分のことも大切にすることができるようになります。
実は、自分を大切にすることなしに、本当の意味で他人を大切にすることはできません。なぜなら、自分が持っていないものを、相手に与えることはできないからです。
よって、自分には厳しいけれど他人には優しい、と言うのは、
自己犠牲に過ぎません。
自己肯定感が上がり、自分を大切にできるようになると、
と感じている自分を認めて、そんな自分をいたわり、
罪悪感なく仕事を休むことができるようになるでしょう。
その結果、休んだ日はしっかりと心身共に休養することに集中できるでしょう。
3 自分に合った働き方
夏頃を目処に今の会社を退職される予定ということですね。
次のお仕事を探す際、ざひ考えてみて欲しいことがあります。
ちはるさんにより適した職場環境はどういうものか、ということです。
例えば、出社する人と在宅勤務のハイブリッドが可能な職場もそのひとつ。
今日は会社に行けない、という日でも、家から仕事ができれば、
そのハードルが少しは下がるかもしれません。
もしくは、仕事の内容について。
今の仕事がただ生活費を稼ぐためだけの仕事であれば、
ちはるさんが本当に興味のあることはどんな分野の仕事か、
ということをこの際よく考えてみることも良いでしょう。
ライフワークと言えるような、自分がより主体的に、
興味と意欲をもって働くことができる仕事。
そんな仕事ができれば、仕事に行きたくないと感じるよりも、
仕事の内容そのものにより集中できるかもしれません。
ご相談文からの限られた情報で回答させていただきました。
的はずれな部分がありましたら、申し訳ありません。
ちはるさんの今後の仕事に、少しでもお役にたてれば嬉しいです。
個人セッションでは、さまざまな視点からさらに深く問題をみて、
継続的に変化をサポートしていきます。
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心理カウンセラー・コーチ
平野さき
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