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あの人が願っていたこと 41

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 望んでいた
自分に 嘘をつかないことを

両親は 共働き
祖母に 育てられてきた
言う事を聞かないと 動けなかった

自然と 人に合わせる術を身につけた
いろんなことに 合わせられるようになった

 人に不快な気持ちを 与えてはいけない

 人の模範で あらねばならない

 挑戦することより 失敗しないことを

いつの間にか住み着いた 声に
行動と思考は 制限された

そうして 自分を見失った
言葉にならない もやもやが身体に残った

自分に 嘘をついていた報いだった

違和感を 抱えたまま暮らす中
あの人は 社会人での学びの過程で気づく

自分が 囚われていたことを

思い切って やってみた行動は
自分の輪郭が はっきりした気がした

 これで いいんだ
 私は 表現していいんだ

もやもやした霧が 少しだけ晴れ
本当の自分の姿が 見えてく

本当は どんな私なのだろうか
湧き上がる気持ちが 身体を動かしていく

もっと もっと 自分のことを知りたい

踊ったり 歌ったり 書いたり
表現こそが 自分のことを教えてくれる

ひょっとしたら 傷つくかもしれない
けれど それでも 大丈夫

傷ついても 失敗しても
その先には 本当の自分が 待っていてくれるから

この絵は 願いの絵
囚われた姿から 本来の自分に好奇心を向ける探求の絵

再生

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